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アナタと私  作者: 猫夢(にゃむ)
8/8

湊琴葉の事情

お待たせいたしました^^

お父様のお仕事の都合でとある町へ引っ越すことになった

もちろん前に居た地方の家は実家としてそのままで引っ越した家は第3の別荘となる

正直、家など実家だけでも十分というのに


私の気持ちなど知らずにお父様は

『こういう大きくて洋風な家、琴葉好きだろ。』

そう言い勝手に決められたのです。


土地のことなどお構いなく買ったことから

学校は市民と一緒の学校行くことになった。仕方ない

将来の為ということで高校に行っている


なんも楽しくない無の半日

私が湊家のものだからそんな理由でみんなが周りにいる


そんな時、校舎の窓から見えた屋上にひっそりといる女性がいた

なんか胸が暖かくなった

これは・・・?


湊「・・・あの方は」


生徒「あー・・・あの人は立花優っていう人で何かお金盗んだらしくぼっちですよ」


生徒「ホント最低だよね。湊さんは関わらない方がいいですよ」


湊「そう・・・」


立花優さん・・・・お話してみたいですわ

どんなお方なんでしょうか


ある日、湊は付きまとう生徒を追っ払い

人気ない校舎へ移動した。

すると校舎の裏側でご飯食べていた。


優「・・・ッ!?」


湊「ごきげんよう?いつもここで食事なさっているのかしら」


優「だ、誰ですか・・・」


湊「失礼致しました。わたくし湊 琴葉と申し上げます。」


優「知らない人・・・わた、しは」


湊「立花 優さん。ですよね?」


優「名前、知って・・・じゃあのことも・・・?」


湊「あのこと?・・・もしやお金を盗んだとかいう?」


優「・・・・ぅん」


そう小さく頷きながら目を逸らしていく

嫌という態度が自然に出てしまうほど酷いことをされて来たんだろう

何か可愛く思えてしまった


湊「またここでわたくしとお話、して頂けませんか?」


優「なんで・・・」


湊「あなたのこともっと知りたい。そう思ったからです。宜しいでしょうか」


優「・・・周りの目には、気をつけて・・・」


湊「勿論ですとも!」


無の時間が少しずつ楽しみが増した。

彼女・・・優さんだけならもっと楽しいのに


毎週金曜のお昼休みだけはいつものところでほんの数分話す関係になった

声の音も響きもなにもかもが心地よい



湊「・・・というのが優さんとの出会い【第1章】なのですわッ!!」キリッ


優「あー・・・それって湊さんだったんだ今気づいた・・・へへ」


神埼「あんた・・・優ちゃんの記憶にすらなかったようよ」


湊「な、なんという事」


神埼「どんまい」



湊「・・・まぁいいですわ。結論から述べれば優さんのご友人が通っている学校へ推薦を頂いていたのですが、お父様たちの意見を覆し今この学校に居るのです!」


神埼「ストーカーしてきたってことでしょ・・・あ~ん!アタシも優ちゃんと同じ中学に居たかった」


優「え」


湊「・・・変態は置いておいて、」  神埼「なっ」


湊「その学校の理事長や学園長はお父様のご友人でして、情報が流れて来るんですの」


優「栞のことも・・・?」


湊「えぇ、もちろんですわ」



湊さんからいわれたことは

・栞は家柄を偽っている

・補助金や学費免除などを上手く使い学校生活を送っている

・今は生徒会長をしている


とのことらしい。昔の性格を知っている私からすると

とても意外だったりする

偽ってまでもしたいことがあるのだろうか


優「土曜日、行いこう」


神埼「わかったわ!ついていくわ」


湊「・・・では紹介状を製作致しますわね。」


優「ありがとう」

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