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アナタと私  作者: 猫夢(にゃむ)
3/8

新たな出会い。

少しずつ過去が明らかに・・・!?みたいな展開ですな~。



よろしくお願い致します。

学校 放課後


神埼「立花さーん♪一緒に帰りましょ♪」


立花「あっ・・・えっと、今日は無理、ごめん・・・じゃ」


神埼「あらーそうなの~ふふっ、また明日ね」


帰り道 夕方


神埼雅は立花優に一緒に帰宅するのを断られ

トボトボと一人で帰って行った。

そんな時、公園から女の子の泣き声が聞こえて来た。

女の子「ひっぐ・・・どうしよう・・・」



神埼「あら?・・・ねぇ、そこのアナタ!どうしたの?」


女の子「・・・えっと、その、お姉ちゃんにあげる髪飾り壊しちゃって・・・うぅ」


神埼「見せてくれる?・・・これならすぐ直せるわ」


女の子「本当?」


神埼「少し借りてもいいかしら」


女の子「・・・うん!」


数分後


神埼「はい、出来たわよ」


女の子「ありがとう・・・お姉ちゃん・・?」


神埼「残念ながらアタシは"男"なのよ、アタシは神埼雅って言うの。」


翼「ほぇー色んな人が居るんだね~私は立花翼って言います!小学6年生です」


そう言って立ち上がる。

神埼雅は唖然とした。

自分より身長の高い小学生だったとは。


翼「あ、あの・・・良かったらお礼に夕飯食べませんか?家近くなんです!」


雅「知り合ったばかりの人にそう言ったことすぐに教えちゃ駄目よ?・・・うーん、そうね。お言葉に甘えさせて頂こうかしら?ふふっ」


翼「はーい、気をつけます・・・へへ。じゃこっちです!」


とある家 立花家


翼「ただいま~!」


雅「お邪魔します・・・」


真っ暗でとても静かな3LDKの一軒屋

リビングだけ明かりが点いている

何処か寂しさを感じる


翼「じゃそこのソファーに座ってて!」


雅「何かお手伝いすることあるかしら?」


翼「お兄さんはお客さんなんだから大人しくしててなの」


雅「んー・・・はぁい」


翼「お茶です」


コトンとテーブルにお茶を注いだコップを置かれる

小学生ながらも気がきく子だな、と関心した雅であった。


ガチャ


雅(お家の方がご帰宅なされたのね。)



優「ただいまー翼?誰か来ているん???・・・え」


雅「え・・・お帰りなさい」



翼「優お姉ちゃんお帰り~」



優「なんで神埼さんがここに・・・妹にまで手を・・・」


雅「違うわよ!?!誤解しないで頂戴???私は立花・・・優ちゃん一筋よ!!!」


優「し、し・・・・下の名ッ」微照


一応ここは立花家であるのもあってのこと、と理解は出来るが

やはり家族以外の人から言われるのはちょっと・・・・嫌かも。

でも、神埼くんはあの人たちとは違う人・・・・。

馴れるのには時間かかるけど少しはいいかな


刹那「ただいま~~~」


ガチャ


刹那「んぁ??誰だお前ー!!!」


刹那「あーんー。おっ、優のセ×レか!どうだ?当たって・・・」


優「なーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!」


雅「きょ・・・強烈ね~・・・」


優「恐縮です・・・」



翼「お姉ちゃん、セ×レって何???」


優「知らなくていいことダヨーさぁ、料理の続きしようねー」


翼「えー気になるよ~。」



雅「・・・」


刹那「・・・・で?お前誰だ」


雅「アタシは神埼雅って言います。優ちゃんにぞっこん中です☆」


刹那「まーじかー・・・でも一度は振られてんだろ?」


雅「うぐっ・・・・確かに振られたけれど、まずはお友達からってことで・・・」


刹那「そっか、あの子にはアンタみたいなタイプが合うのかもね。」


雅「・・・え?」


刹那「あの子の口から過去のこと聞けたら恋愛エンド迎えられるかもな、がんば。」


雅「過去のこと・・・?」


刹那「・・・・さぁーてビールビール♪」



数分後


優「改めて、左が妹の立花翼で右が姉の立花刹那です。」


立花翼

優と刹那の妹、小学6年生

身長168cmほど胸より身長に栄養行くタイプ

しっかりしているけどちゃんと小学生さもたまに出る

二人が大好き


立花刹那

優と翼の姉 成人済

大企業に勤めている。一応仕事はちゃんとする真面目な性格

仕事の人以外の人間には無口

お酒をたくさん飲む。妹たちが大好き


テーブルにはロールキャベツが入った器が並び始めていた

神埼家では夕飯係は自分がやっていたこともあり癖で手伝いしたい欲が高まり

そわそわし出していた。


優「神埼くん・・・?」


雅「あの・・・やっぱりお手伝いさせてほしいんだけども・・・駄目かしら?」


優「・・・いいよ。じゃこっち来て手洗ってからお皿とか運んでほしいな」


雅「優ちゃんやっぱり、好きだわ・・・」


優「!?!・・・・手動かして・・・・!」


雅「はぁい♪」


和気藹藹とした雰囲気で夕食を済まし

気づけば20時を回っていた。


神埼「まぁ!もうこんな時間~~ごめんなさい、今日は御暇させて頂くわね?」


優「・・・神埼くん、今日はありがとね。」


翼「えぇ~~~もう帰っちゃうんですか?!」


神埼「楽しかったけどお肌の手入れしないといけなくて、アタシもまだ居たいけど・・・ゴメンなさいね」


翼「じゃ!今度はお休みの日にでも来て下さい!お菓子食べながらお話したいです」


神埼「お菓子作り!いいわね。アタシ得意よ♪じゃ、また」


バタンッ


さっきまでの賑やかさはなくなり

いつもの立花家の賑やかさに戻る。

少し・・・寂しいような。そんな・・・。


刹那「優、もし今後恋愛的な発展したいなら過去にあったことちゃんと話すんだぞ?」


優「からかわないでよ・・・・!でも、いつか、きっと・・・」


刹那「・・・無理しない程度に、がんば」


まだ話せないことはあるけど、いつかきっと・・・・。

乗り越えないといけないこと沢山ある・・・。


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