アンブリアメンテ 【選ばれたピアニスト】 15
[カホラ]:「…………」
……………………。
…………。
……。
[カホラ]:「きた……」
光が右手から放たれる。
[セフィル]:「うん、これで全員の役割が決まったな」
[カホラ]:「はあ、安心した」
[セフィル]:「手を開いてみるんだ」
[カホラ]:「うん。……何だか、みんなとは違う色をしてるわね」
[繭子]:「えー? どれどれ?」
[舞羽]:「あ、ホントだ。何だかまだらみたいな模様してる」
[聖奈美]:「確かに、あたしたちの色合いとは違うわね」
[カホラ]:「お母さん、これは何ていうの?」
[セフィル]:「それは、オビキュラージャスパーだな」
[カホラ]:「オビキュラー?」
[セフィル]:「うむ、おそらくは雪みたいなのを現しているんだと思う」
[繭子]:「そうなんだー。そう言われてみるとそんな感じがするかもー」
[セフィル]:「まあ、何にしても、全員立派な宝玉に変化してよかった」
[舞羽]:「そうですね、全員四季のピアノに認めてもらえたわけですし」
[セフィル]:「うむ、そういうことだ。これで、遠慮なく特訓に望むことができるな」
[舞羽]:「頑張らなくちゃ」
[繭子]:「そうだね」
全員、やる気を表に出していて、モチベーションが高まっているようだ。俺も、頑張らないといけないな。ホーリーカルム、絶対に取得しなければ。
[セフィル]:「さて、今日は終わりだ。疲れただろう、ゆっくり休むといい」
俺たちは神殿を後にした……。




