表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ソプラノ【完全版】  作者: バゴ・デュークオブマーマレード
23/300

モルト 【突然の宣戦布告!?】 2

 [場所:教室]


教室に入った瞬間だった――。

[翔]:「吹雪~!」

[吹雪]:「おわあっ!?」

突然デカ物に胸に飛び込まれた。

[吹雪]:「な、何だよ突然、気持ち悪いから離れろ!」

[翔]:「オレ、頑張ったんだぜ? 今までにないくらい全力でテストに挑んだんだぜ、それなのに……それなのに……くう……」

ああ、なるほど。こいつの反応から察するにまたダメだったんだろう。これで掲示板の後ろからトップの座を6回防衛成功か。

とりあえずだ……。

[吹雪]:「いい加減離れろ、白い目で見られちまうだろ」

[翔]:「もう少し、このままでいさせて……」

[吹雪]:「やめんか! お前は女子か!」

無理やり引っぺがした。

[翔]:「くそ、何でだよ……何がダメだったって言うんだよ」

[吹雪]:「勉強しないで遊んでたからに決まってんだろ」

[翔]:「そんなことはない、前よりも大幅に勉強時間は増やしたはずだ」

[吹雪]:「何分したんだよ、一体」

[翔]:「1時間」

[吹雪]:「少ないんだよ、それじゃあ」

[翔]:「そんなことは、いつもの60倍勉強したんだぞ?」

[吹雪]:「全然足りねぇんだよ」

つうか60倍って、今まで1分しかしてないってことか? 宿題すらできねぇぞそれじゃあ。

[吹雪]:「そんなんじゃあ当たり前だよ、お前がビリなのは必然だ」

[翔]:「でも、全部埋めたんだぞ? 一つ残らず埋めたんだぜ?」

[吹雪]:「埋め方に問題があったとしか言いようがない。関係ないことでも書いてたんじゃないのか?」

[翔]:「……くそ、悔しいぜ」

[吹雪]:「勉強時間をもっと増やせ、それしか方法はねぇよ」

[翔]:「それじゃあナンパができないじゃないか!?」

[吹雪]:「それを削れって言ってんだよ! 一番いらねぇ時間だろそれが」

[翔]:「生きがいなんだよ、吹雪はオレに死ねって言ってるの!?」

[吹雪]:「そんなことしなくても人間生きていけるって何度も言ってるだろうが。いい加減目を覚ませ」

[翔]:「覚めてるからこうなってるんだよ」

[吹雪]:「アホかお前は!」

[翔]:「うわあああ、吹雪~」

[吹雪]:「だから、抱きつくな! 顔が近い! 乳首を触るなー!」

[クラスメイト]:「……大変だよな、大久保も」

いやいやクラスメイトたちよ、静観してないで少しは手伝ってくれよ!

俺と翔の戦いはしばらく続いた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ