テヌート 【ハーモニクサーの鍛錬】 15
[カホラ]:「なら、私を含めて舞羽、聖奈美の三人で夕食の仕込みを回しましょう。これなら舞羽だけに負担が偏らないでしょ。で、吹雪と繭子先生に身の回りの家事をやってもらう。どうかしら? 悪くない案だと思うんだけど」
[聖奈美]:「確かに、三日に一回ならそこまで苦にもなりませんね。あたしは賛成です」
[カホラ]:「舞羽は? どう?」
[舞羽]:「うーん、いいのかな?」
[カホラ]:「いいに決まってるでしょ? みんなで生活を送るわけだし」
[舞羽]:「はい、なら私も賛成です」
[カホラ]:「吹雪と繭子先生は? いいかしら?」
[吹雪]:「はい、問題ありません」
[繭子]:「全然オーケーだよー」
[カホラ]:「じゃあ、これで決定ね」
俺とマユ姉が身の回りの家事ってことは、実質俺一人がそれを全てやるってことになるのか。
[繭子]:「よーし、ワタシ頑張るよ」
[吹雪]:「いや、マユ姉は何もしなくていい。ただ静観していてくれ」
[繭子]:「えー? どうしてー?」
[吹雪]:「それはマユ姉が一番知ってるだろうが」
[繭子]:「うーん。…………」
[吹雪]:「…………」
[繭子]:「よーし、頑張って静観するぞー」
[吹雪]:「うん、それでいい」
[繭子]:「あ、あははは……」
[カホラ]:「じゃあ、どうしましょうか? どうローテーションするのがいいかしら?」
[聖奈美]:「別にどう回してもリスクはないでしょうし、適当でいいんじゃないですか?」
[カホラ]:「そうね、じゃあ……私は三番目にするわ。二人で一番か二番を決めてちょうだい」
[聖奈美]:「須藤さん、どっちがいい?」
[舞羽]:「じゃあ、私が最初にするよ」
[聖奈美]:「分かったわ、じゃああたしは二番目ね」
[カホラ]:「ということになったわ、お母さん」
[セフィル]:「うむ、了解した。その日になったら、こちら側で食材費を出そう。遠慮なく言ってくれ」
[カホラ]:「ええ、分かったわ」
[繭子]:「なーんか、ちょっとわくわくしてきたよー」
[舞羽]:「うん、ちょっと楽しみかも」
15日からって言ってたな、覚えておかないと。




