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ひきこもりのダンジョン生活  作者: 夢乃美淑
3/6

状況把握

さてとようやくゲームを始められるようだ!と思っていたら目の前にErrorという文字が出てくると同時に私は意識を失った



◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆



私が目を覚ましたとき、私は地面の上に寝かされていた


「・・・・・何があったの?意識を失う直前何か起こったみたいだけど…」


とりあえず周りを見渡そうと起き上がろうとした私は手のひらに感じた感触に違和感を抱いた

あまりにも手のひらに感じる土の感触がリアルだったのだ


「何これ…、いくらなんでもこんなリアルな感触をVRMMOで感じるなんて…」


土の感触に疑問を抱きながら立ち上がり周りを見渡すとどうやら今いる場所は3m四方の部屋の真ん中で端っこにはテーブルが置いてありその上には一枚の手紙らしきものが置いてあった

何が起こるかわからないため用心しながらその手紙を手に取り開いてみると中には一枚の紙と粘土らしきものが入っていた

私はとりあえず何かわからない粘土は後回しにして紙を読むことにした

その紙にはこのような事が書いてあった


『どうもー神ですー

今回は私のゲームのためにあなた方を呼ばせていただきましたー

いやー人間も侮れないですねー

まさか神をも魅了する物を作るとは思っていませんでしたよー

とりあえずここはあなた方がプレイするはずだったゲームの世界をもとにして作った世界です

ではあなた方に殺し合いのゲームをしてもらおうと思います

勇者側はダンジョンをすべて攻略すれば勝ちです

魔王側は襲ってきた勇者をすべて殺せば勝ちです

なおこれには期間を設定させていただきます

今から1年とさせていただきます

この期間中に勇者ならダンジョン攻略数、魔王なら殺した勇者の数が一人を超えていない方は死ぬことになります

なお勇者と魔王の人数比が7:3となっていますので勇者側に限りダンジョンを攻略した勇者を殺せばその攻略数を奪うことが出来るというようにさせていただきます

なお何か質問があれば勇者側は教会で神官に頼めばいつでも可能です

ただしちゃんとした神殿でさらにちゃんとした神官でないとダメです

魔王側は一週間に一回質問を書くことができる手紙を送りますのでその手紙に質問を書いて頂ければそれについてお教えします

なお初回サービスとして勇者側には特別な武器と防具を、魔王側にはユニークスキルと3つ質問する権利を差し上げます

ただしこの権利については手紙を読んでから1時間経つと消失しますのでご注意を

なおこの世界での死は現実の死と同じですのでご注意を

それではご武運を』


私はこの紙を読んで初めて思ったことは(…ゲームかぁ、この神は性格悪いけど駒のことも考えてるんだなぁ)というようなことだった

このルールは割と魔王側を贔屓して作られています


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