詩 二篇(あの太陽の光が~)
掲載日:2026/08/05
○
あの太陽の光が
針金のように細長くなって
私の内蔵に次々と突き刺さっていく
その傷口から溢れる黒い膿が流れ出るとき
一緒に様々な言葉が聞こえてくる
私の失敗をあげつらい
厳しい評価で私を叱責する
お腹にある大きなできものを絞るとしたたる
黒褐色の汁の一滴一滴がはじけるとき
終わった、終わったよ、と言い続ける
私は何も聞こえないふりをして
痛みをアニメの主題歌で
誤魔化している
(20190903)
○
あなたが大切だから
あなたの裸は
想像できない
裸なのはいつも
ディスプレイの中にいる彼女たち
足を広げて
一番大切な場所を見せてくれて
笑いながら
そこにあれを入れていく ただ
それはいつも
僕のものじゃない
快感を得られず突っ立ったまま
それでも十分な涎が出てくる
あなたのかすんだ姿が美しい
(20190903)




