表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

思い出の森

作者: 如月ふたば
掲載日:2026/06/01

 リス君は、自分の住む山でたくさん大好きなどんぐりを拾いました。

 このリス君も他のリスさん同様

「食べきれない分は、今度だべるんだ」とお家の近くに埋めます。


 リス君は毎日毎日たくさんどんぐりを拾っていました。

 たくさん拾いすぎていつも食べきれません。


 だからたくさんたくさん自分のお家の近くに、たまにお散歩先にも埋めました。


 ある日、リス君は少しだけ遠くに住む妹リスさんに会いに行くことに。

 甥っ子リスくんが生まれたと聞いたからです。


 お土産は妹リスさんも大好きなどんぐりに決めました。


「ずっと、どんぐり集めすぎちゃってたからあんまり落ちてないや」

 困ったリス君。

 ふと思い出します。


「そうだ、お家の近くにたくさん埋めたんだ」

 ここだったかな、違うな。

 じゃあ、あっちかな。あれ、ここでもない。

 困ったな。どんぐり見つけられないよ。


 しょんぼりとしたリス君。

 それでも甥っ子リスくんにも、頑張って産んでくれた妹リスさんにも会いたかったんです。


「ごめんね、お土産ないんだ。

 お家の近くに埋めていたどんぐり、持ってこようとしたんだけど」

 妹リスさんに素直に伝えたリス君。


「気にしないでよ、そんなこと。それよりお兄ちゃんの甥っ子に会っていって」

 優しく迎えて貰ったリス君。


 甥っ子リスくんを含めた3匹で楽しいひと時を過ごしました。

「じゃあ、そろそろボクおうちに帰るね」

 そう2匹に告げて、来た道をテクテクテク。


 その日から、少し時間が過ぎ甥っ子リスくんは大人になりました。

「あ、叔父さんのお家の近くにどんぐりの森がある」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ