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(信州編6)精霊の導き


 夜中、ひなたは何かの気配を感じて目が覚めた。

「誰かいるの?」

 ひなたは実家の部屋の周囲を見渡す。すると部屋の片隅からモヤのようなものが集合すると人型になって、ひなたの目の前に現れた。

「フフフフフ……怯えなくてもいい。私はただの精霊だ」

「精霊? 精霊が私に何の用なのですか?」

 ひなたは現れた精霊を問いただした。

「私はシノビレンジャーに有益な情報を伝えるべくここに現れた」

「有益な情報?」

「キミたちは妖魔の仕業による不審火を調べているのだろう?」

「……その通りなのです」

「不審火騒ぎを起こしている妖魔は古戦場跡に眠っていた怨念が酒呑童子が何かをして生まれた妖魔……怨念を浄化しなければ封印もままならない」

「怨念を浄化するにはどうすればいいのです?」

 ひなたは精霊に怨念を浄化する方法は何かを尋ねた!

「キミの持つ巫女の力を使えばいいのさ……巫女の力で妖魔コセンジョウビの怨念を浄化するのだ」

「……なるほど、責任重大なのです」

「私としても怨念で生まれた妖魔が地元をウロチョロしてるのは気分が良くないからね……こうして有益な情報を伝えたというわけだ」

「……精霊さん、情報提供ありがとうございます」

 ひなたは精霊の情報提供に感謝した!

「お礼などいい……私はここから立ち去るとしよう」

 そう言うと、精霊はその場から姿を消した!

「巫女の力で怨念を浄化する……」

 ひなたは精霊から伝えられた妖魔コセンジョウビの対策を心の中で反芻した!

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