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(特別編)ニンカイザー


 江坂。

 その住宅街の一角にシノビレンジャーの秘密基地があった。

 秘密基地の地上部分にある和風カフェ。千鶴が和風カフェを訪れる客をもてなしていた!

「ふぅ……今日は忙しくて千客万来だわ」

 狭山茶を静かに啜りながら休憩中の千鶴!

「千鶴さん……ちょっと話をしてもいいかな?」

 そこに作務衣の上に白衣を羽織った志原博士が声をかけてきた!

「志原博士……何か用かしら?」

「実は困ったことが起きてしまってね……」

 そう言って志原博士はタブレットからある画像を見せた!

「この画像は……何の変哲もない日常の光景を切り取った画像に見えるわね」

「確かにそう見えるかもしれないけど……これはどうだろう」

 志原博士はタブレットをスワイプして、もう一つの画像を見せた!

「これを見てくれ……画像の片隅に色付きの風が見える」

「まさか、忍者が疾走している瞬間を偶然とらえている画像なの!?」

「つまり……そういうことさ」

 志原博士は苦笑いした!

「まさか……忍者戦士の激闘の様子が激写されるとは思わなかったよ……画像はすぐに削除されたけどね」

「その画像に写っていた忍者戦士は何者なのかしら?」

「それを調べるのがシノビレンジャーの仕事さ」

 志原博士は笑った!


◆◆◆◆◆


 忍者らしき色付きの風が撮影された現場にやってきた千鶴!

「妖力も感じないし、どう見てもただの公園にしか見えないわ……」

 千鶴の目には平穏な日常が繰り広げられているようにしかみえなかった!

 千鶴は公園のベンチに座り、脱力した!

「忍者と妖魔が本当にこの公園で戦っていたのかしら」

 志原博士の見せた画像を訝しむ千鶴!


「まさかインターネットに色付きの風が写った画像がアップされるとは……」

 千鶴が静かに振り向くとそこにはニンカイザーが立っていた。

「ニンカイザー……あなたの仕業だったのね」

 千鶴は突如現れたニンカイザーにも動じない!

「この公園周辺で俺は魑魅魍魎と死闘を繰り広げていたのだ……」

「ニンカイザーが戦っている魑魅魍魎とは何者なの?」

「フフッ……俺は謎の多い男。多くを語ることはできない」

「……志原博士にはそう伝えておくわ」

 千鶴がそう呟くと、つむじ風が吹き抜けてニンカイザーの姿が見えなくなった!

「ニンカイザー……相変わらず目的が不明だわ」

 ニンカイザーという奇妙な男の謎はわからないままだった!

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