第六話 久々の投稿ですがここで終わりのお知らせ
終わりよければすべてよしという言葉がある。
しかし、今回はその真逆をしようと思う。
俺は今、ペスカトーレ。可愛い桃色ロングヘアーの女の子だ。
とある女神に勝手な理由で憑依させられちまった。
まぁ正直今は満足している。
魔法学校は美しく楽しいし何より俺のグリシャンレインは……
この世界で唯一無二の力だったからだ。
何を言っている?と思ったそこのお前。
今説明しよう。この木毛様が……
いやまぁ今身体はペスカなんだけど。ややこしい!
コホン。では、説明しよう。
黒影先生の言ってたその図書館に行ったんだよ。
そしたら、なんか記録コンピューターに新属性の発見です!って表示されて……
どうやら俺はこの世界で超希少なオリジナル属性「流星属性」を持っていたらしい。
でも……俺は考える。
こういうのっていわゆる女神からの特典なんじゃないかって。
俺の場合、異世界の他人に憑依したから……つまり『憑依特典』ってやつになるのかな?
何かしらの特典補正が俺に掛かっててこの新属性「流星」もその補正の一つなんじゃないか?って考察。
あの骸骨達をやっつけた時だって謎の光が発生したけどあれもまさに『特典』だと思ってる。
まぁそれは置いといて……
そんな感じで新属性発見ってことでこの世界は大騒ぎになってさ……
俺はそっから色々巻き込まれ……!ま、今そのいわゆるラスボス戦かな。
「グァァァァ……!」
小さく闇の息を吐く黒龍がペスカの……俺の眼前にいる。
その黒龍は次に大翼を翻してきた。
その風のせいで俺の相変わらず短いミニスカートがヒラヒラ揺れちゃって思わず中身が見えそうだぜ。
(ちっ……この黒龍め!ペスカのエロい姿を拝みやがって!羨ましいな)
って、じゃなかった!倒さねーと。こいつ倒さねーと世界が……ユキちゃんが!
ま、余裕なんだけどね……
END