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02 されたい、したい

「ねえ、どうしよう、景虎、私、幸せに、なっちゃってる」


 吐息のかかる距離のまま、エリスが呟いた。ランタンのぼんやりした灯りでもはっきりとわかる上気した頬が、かすかに動き、艶めく唇が上下に動くのはまるで、夜の妖精が人知れず森の中で踊っているかのように見えた。見惚れていたせいか、言葉の意味があまり、入ってこなかった。それにエリスの口調はまるで……まるで、ズボンに穴が開いていることに、一日の終わりに気付いたような声と顔だった。景虎はしばらく、ぽかん、としてしまう。穏やかな夜の風が二人の、わずかな間を過ぎ去り、体をくすぐる。そうしているとやがて言葉の意味が体に染みこんで……少し、笑いそうになった。実際、頬は緩んでしまった。




 女の子とどうにかいろいろなことができたら、こんな自分でもきっといろいろな何かがわかって、人生のいろいろなことがもっといろいろ、うまく行って、クソの俺でも、きっと、人間になれる。




 心のどこかに染みついていたそんな思いが、ぱきんっ、と砕け散って、夜の風に乗ってどこかに行ってしまったのが、はっきりわかった。


 エリスの唇の感触がどれだけすばらしくても、柔らかさと暖かさに泣きそうになってしまっても、自分は相変わらず、自分のままだ。世界の真理がわかることはなかったし、人生の真実をつかめることもなかったし、ファーストキスの味は無味で、ぷにっ、とした唇の感触だけがあって、それ以上でも、それ以下でもなくて。キモオタ陰キャくんの黒丸景虎は相変わらず、心の中でブツクサ、キモい独り言を早口で並べ立てている。


 けれど、それが嬉しかった。


 クソみたいな俺が、クソみたいな俺のまま、誰かを、幸せにしている。そう思うと、心が軽かった。風に乗ってどこかに行けそうなほど軽かった。二十四時間、三百六十五日、常に景虎の中に満ちていて、もはや空気のようにないものとして扱っていた不安も、恐怖も、今は晴れていた。きっとまた、すぐにでも黒い雲が心を覆っていくのだろうけれど……すくなくとも、今、空の青さを知ることができた。そんなことを思う。けど、それさえも、もう、どうでもいい。


「じゃあ……もっと、しよう」


 もう、なにもかも、どうでもいい。

 俺のことはいいし、今のこともいい。

 ただエリスが、エリスのことだけが。

 今の、俺たちの間に、あるものだけが。


「ぅ……ぅんっ……!」


 するとエリスは少し笑い、ぱちんっ、と景虎の手を払った。


 どきりとする暇もなく、今度はエリスが景虎の顎をつまむ。二十センチの身長差がある上、そもそも景虎とエリスの目、視線は絡み合ったままだったから、くいっ、とやる必要もなかったけれど……彼女がなにをしたいかわかった景虎は軽く笑って、椅子に腰を下ろした。するとエリスはその膝に飛び乗り、彼を少しだけ、見下ろす体勢になる。


「ちょっ……あっ……」


 景虎がうろたえ、バランスをとる隙にエリスは、景虎の顎を上げさせ、歯がぶつかりそうなほど激しく、唇を合わせた。


「んっっ……!」


 抗議の声を上げようとしたけれど、エリスの唇がそれを許してくれなかった。いや、許してくれないどころか、調子に乗るな、とばかりに、もみくちゃにした。唇を()み、甘く噛み、貪られる。キスや口づけというよりもはや、食べられている、そんな言葉の方が合っていた。しかし息を漏らしながらも景虎はそれを受け入れる。膝の上に飛び乗ったエリスの背中に手を回し、薄いドレス越し、彼女の背中を撫でる。はっきりとわかる背骨に沿って撫で、腰の辺りをさする。時折肩に手を回して、ぽんぽん、と叩く。そうしてようやく、ボディランゲージというものの意味がわかる。同時に、キスの意味も。


 ああ。

 そうか。

 キスって。

 気持ちいいんだ。


 好きな子と、キスするのって、気持ちいいんだ。


 相手が自分を受け入れてくれて、自分が相手を受け入れて、だんだん、わかんなくなって、融けるみたいで、自我はあるのに、思考は続いているのに、それがどうでもよくなって。


 好きな相手と、言葉にならない気持ちを分け合うようにして唇を合わせ、こすり、互いの体温が互いの体温に染まるまで、自分をちぎって差し出すように、相手を底まで吸い尽くし貪るように、一つに溶け合うように、熱に浮かされる敏感な唇と唇を、ただただ、押しつけ、噛み。


 そうするたびに、自分の火がエリスを燃やし、燃やされたエリスの体から溢れこぼれる炎が自分を焦がし、それで、止まらなくなっていく。いつしか、自分と相手の唇の境目がわからなくなって。口づけの激しさの余り時折、かちゃかちゃと当たって音を立てる眼鏡の感触も気にならなくなって。互いの漏れる吐息が肌をくすぐるのも、エリスが自分を求める証拠で、それで、自分の息も同じように漏れてしまう。体の中に溢れた気持ちよさが、肺から意味深な吐息を絞り出してしまう。そうすると、吐息を感じたエリスがさらに激しく、強く、唇を押しつけてくる。激しいキスで揺らめく黒髪のかけらが少し、唇の間に入ってしまうけれど、それさえ今は、そんなになるまで自分たちが、お互いを求め合っている証拠なんだと思うと、体の中の火は燃えさかるばかりだった。


 融けていくようだった。

 体の境界も、心の輪郭も、なにもかも。


 十七年間、必死に守ってきた自我がゆらいで、互いのそれが重なり合って、どこまでが自分で、どこからが相手なのか、はっきりと見えなくなっていく。生まれて初めて味わう感覚に戸惑い、しかし、それがもたらす脳の芯が蕩けて流れていくような気持ちよさにただ、身を任せるしか、できない。


「ふっ……ぁ……景虎っ、景、虎ぁ……」


 ちゅぱっ……と大仰な音をたて、二人の唇が離れる。けれどエリスはますます息を荒げ、両手で景虎の頭をもみくちゃにする。髪をわしゃわしゃと撫で、頬を撫で、耳をつまみ、その形に添うように指を這わせ、唇をつまみ、そうかと思うとまた髪をくしゃくしゃにする。こんな状況でなければきっと、とうとうエリスが狂ってしまったと思ったことだろうけれど……きっと今は自分も狂っている。同じ速度で狂うならそれは、それはきっと……この世で一番、ロマンチックだ。


「やばぃ……これ、やばぃよぅ……」


 眼鏡越しの瞳が、うるうる、今にも泣き出しそうなほどに潤んでいた。激しい口づけで顔に触れてしまったのか、少し、レンズが虹色に光っている。けれどそれさえ今のエリスの美しさを形作る一要素にしか、なっていなかった。かわいらしさのパーツにしかならなかった。愛おしさをかき立てるものでしかなかった。


 こんな。

 こんなかわいい子が。

 俺と。キスして。

 こんな、こんなに。


 いつでも理知的な、時に行き過ぎ冷笑を宿しているような、眼鏡の奥の瞳が、濡れ、燃えている。ランタンに照らされる(はしばみ)色の瞳は、まるで魔法を帯びた不思議の宝石。そうでなければ……なければ……ああ……くそ、生まれて初めて、自分がオタクじゃなければ、なんて思う。目にハートマークが浮かんでる、以上の表現が浮かぶ人間に、一度でいいからなってみたい。


「はっ……発情、してるぞ、オマエ……っ」


 今にもはじけ飛びそうなほど興奮しているエリスを見て、逆に少し冷静になって、からかうように言った。背中に回した手で、彼女の背中を撫でる。撫でるたび、ぴくんっ、ぴくっ、と敏感に返ってくる反応が、ただただ、嬉しい。くすぐったいのだろうか、とも思うけれど……吐息は悩ましげで、それが肌に当たるたび、もっと聞きたくなってしまう。切なげにくねる背骨のラインをドレス越しに触れるのは、頑丈そうなブラジャーのワイヤーを超えてたどるのは、頭も下半身も爆発してしまいそうなほど興奮した。それまで画像ファイルでしか、動画ファイルでしか、俺とは関係のない存在だ、という諦念ごしにしか感じたことのない、女の体、女体、女性の輪郭、好きな女の子の体のライン。それをたどるのは……これを薄い本で再現できたらきっと一時代を築くな、などと、わけのわからないことまで思ってしまうほど。手のひらで肩甲骨のでっぱりを感じ、数本の指先で、つつつ、と、翼の名残じみたその縁をたどって、背骨に行き着く。ドレスのジッパーの背後、うっすらとまだ残る柔らかな肉と、なめらかな肌。その向こうにたしかにある、彼女の骨。やがて腰にたどり着くと少し脇にそれ、ほっそりしたくびれを少しだけ、掴む。ワイングラスの持ち手のように繊細なそこを、思うままに揉んでみたかったけれど……できなかった。今はただ薄い、濡れたような感触の薄いドレスの上から、そのくびれをたどるだけ。それだけでも狂ってしまうと思った。きっともう狂っているだろうけれど、さらに。いや、狂いたい。そうすれば……そうすれば。腰のくびれを形作る、意外にどっしりした腰骨のでっぱりから、そのさらに下に手を伸ばせる、そう思った。自分の腿の上にちょこん、と座っているそこは、いったい、いったい……熱い。軽やかな熱さが、スラックス越し、ドレス越し、確実に伝わってくる。まるでお湯を流されているかのように熱い。ほっそりとしていながらも、ふにゅ、むに、ぷるんっ、と、景虎の膝の上でエリスの太ももと尻が、身じろぎするたびわずかにだけ震えて、形を変えて、熱さが伝わる。熱さだけではない感触がくっきり、薄いドレス越しにわかる。そこに指を沈み込ませたら、どんな感触がするのだろう、ドレスをたくし上げて、指をはわせたらエリスは、どんな声を出すのだろう、そんなことを思うけれど……けれど今は、また肩にむけ手を遡らせるしかなかった。それだけでも、ぴくっ、ひくんっ、とエリスは体を少しはねさせ、もぞもぞと尻を動かし、景虎を刺激する。遠回しにズボンの中で窮屈にしている股間も刺激される。ますます体が熱くなって手に力がこもる。すると小動物じみたエリスの体がはね、切なげな吐息が漏れる。濡れた唇が、つやり、光る。少々がさついた自分の唇とはまるで別物に見えるそこ、好きな子の唇を、さっきまで貪るようにしていた、なんてもう、信じられなくなっている。今まさにその子が、はぁはぁと切なげに息を漏らし、眉根を寄せ、泣きそうな顔で自分を見ているのに。


「わっ……わかんなぃっ……わかんないけどっ……」


 ふるふる、首を小さく、斜めに振りながら……また、エリスの顔が近づいてくる。かと思うと、指数本分の距離で、止まった。


「…………ん…………」


 唇から、ちょろり、ほんのわずか。

 薄桃色の舌がはみ出て、景虎を見つめた。


 それだけで、たったそれだけで理性のネジというネジが、ぼォんっ、と爆発してはじけ飛ぶのがわかった。下半身から、みぢィ、と言う音まで聞こえた気がして、さっきからしている少し濡れた、わずかに冷たい感触が強くなってしまったような……けれど……けど。少し、泣きたいような気持ちにも、なってしまった。


 ……ど……どうするのが、正解、なんだ……?


 分数の割り算がどうしても納得できなかった小学生のような気持ちになってしまった。ディープキスというものがあるのは知っているし、それがどういうものなのかもわかるし、なんなら、フレンチキスという単語は唇を合わせるだけのものか、ディープキスのことか、日本だと意味が揺れている、なんて豆知識まで知っているけれど……けれど、けど、けど……?


 わからなさすぎて、エリスのマネで、おずおず、景虎も舌を出した。


 するとエリスが目を閉じ、わずかに、舌を突き出させた。


 恐る恐る、同じように目を閉じ、舌を突き出し。


 先端でかするように、彼女の舌に触れた。




「ひゃんっっ!」

「ふぉっ……!」




 瞬間、本当に電流が流れたかのような感触がして思わず声が漏れた。その声が重なって目を開けると、同じように目を開けたエリスが、目を丸くしてこちらを見ていた。


「やっ……やばぁ……っ……なに……これ……」


 唇を覆うように手で覆ったエリスはまるで、幽霊でも見たかのような顔だった。


「なっ……なにこれっ……なにっ、まじっ……えっ……あっ……」


 だがそれは景虎も、同じだった。


「うっ……うそ、だろ……っ……」


 舌先がエリスの舌先に触れた瞬間、二人の間で雷でも起こったかのような、ぴりぴりとした甘い痺れが体中に走った。生まれてから一度も味わったことのない感触に、ただ驚いてしまった。


 舌先がふれあった瞬間。


 頭の中に、ぱちぱち、しゅわしゅわ、炭酸水を注ぎ込まれたようだった。ドラッグなんてやったことがないけれどきっと、こんな感じがするに違いない、そんなことを思ってしまう感触。


「な……なぁ……」


 今度は景虎が舌を突き出した。先ほどよりも長く。


 ほしい。たしかめたい。さっきの感触が、思い違いや、思い込みじゃないことを、はっきり、わかりたい。そしてもしそれが本当なら。


 ひょっとしたら本当に、狂ってしまえるのかもしれない。


 十七年間、ずっと、ずっと持て余してきたこの自意識を、理性を、融かしつくしてしまえるのかもしれない。


 エリスは震える体を押さえ、荒ぐ鼻息も押さえ、突き出されたその舌を、大きく、舐めた。


「ひんっ!」

「ぉっ……!」


 今度は、はっきりわかった。


「ぁ……やぁ……やばぃ……これ、あ……やばい、やばぃよぅ、景虎ぁ……」


 どろり。

 エリスの顔が、(とろ)けた。


 口調まで熱に浮かされたようになって、荒い息が漏れている。だらしなく口が半開きになって、垂れかけた涎が唇の端できらきら、ランタンの灯りに輝いている。


「ん……こっ……こんなっ……ぁ……」


 腰砕けになりそうなほど、気持ちよかった。

 本当に、泣いてしまいたくなるぐらい。


 こんなに気持ちいいことがこの世の中にあるのなら、どうして今まで誰も教えてくれなかったんだ、と意味もなく誰かを責めたくなったけれど、自分の顔しか思い浮かばなかったのですぐにやめた。景虎も、エリスも。


 舌と舌、粘膜と粘膜がふれあう感触。互いに互いを許し、認め、体の中の弱く、敏感な部分を、ふれあわせる。蝶が一瞬だけ花弁に止まった程度のふれあいなのに、十七年間生きてきた中で、一番、気持ちがよかった。きっとこの先は、この感触を追い求める人生になってしまう、なんて思うほどに。


「ど……どうしよ、ぁ、やばぃ……やばい、ねえ、景虎ぁ……」

「や……やばい、な……あ……エリス……あぁ……」


 言葉とは裏腹。

 二人は互いの背中にしっかりと腕を回し、再び唇を合わせる。




 ……ぁむ……ちゅぴ……。




 水音がするキスは、もう、なにも考えられなくなった。


 触れてみたらどれだけ柔らかいんだろう、そう思っていたエリスの唇を、唇で食みながら、舌を這わせる。少しリップの、フルーツの味がして頬が緩む。けれどそんなことで心を緩めているとすぐさま、景虎の舌をエリスの舌が絡め取る。表面のざらついた場所を、堅くした舌先がなぞるとそれだけで、脳の表面を直接舐められたように背筋がぞくぞくした。あひゅんっ、みたいな情けない声も漏れた気がする。それを聞いたエリスが、むふーっ、むふーっ、と鼻息を荒くした。こいつ欲求がなんかオトコっぽいんだよな前から……なんてこともちらり、思う。だがそんなことを思っていると、舌をつたってエリスの唾液が口の中に流れ込んでくる。まるで彼女に実際に食べられ消化されているような気分になって、もっとぞくぞくした。そんな気持ちも感覚も生まれて初めてで、彼女にそれを知ってほしくて、今度は自分ので彼女の舌を包んだ。びくんっ、と体が大げさに震えて、ぎゅう、背中に回されたエリスの手が、シャツを掴んだのがわかる。かり、かり、と指先が背中をかいている。その仕草が愛しくて、愛しすぎて、潰れそうなほど彼女を抱きしめて、口の中に舌を突き入れる。歯の形を確認するかのようにたどって、その根元をくすぐるようにつついて、舌を絡ませ、つついて、なぞって、口の端からこぼれそうになる唾液を、はしたなくすすって、すればするほど、もっとしたくなって。自分だけがこんなことを思っているなら切なすぎる、とちらりと思った瞬間、あふっ、ひっ、ひゅんっ……と奇妙な声を漏らしたエリスが、勢いよく自分の口の中に舌を突き入れてくる。ひとかけらの遠慮もなく、堅くした舌が、唇をめくりあがらせるかのように激しく。その勢いが嬉しくて、彼女の舌を包むよう、唇に力を入れる。そうするとエリスの熱く激しい息が、んむふーーーっっ、と当たるのがわかる。かと思えば、じゅぶっ、じゅぶぶっ、と音が立つほどに激しく、舌が前後する。まるで口の中を犯されているような激しさに、胸が熱くなって、なんだか少し、泣きそうになった。エリスが自分を求めている、自分がエリスを求めている、お互いに、求めることを許し合っている。そう思うと、ますます泣きそうになった。世界中の誰にも許されなかったことが、どんな人間に求めてもかなえられなかったことが、与えられている、求められている、許されている、認められている。そう思うとどうしてか、ますます涙が出そうになる。それでも、深く激しいキスは止まらなかったし、熱は増す一方だった。唇の端から銀色の糸が垂れ、瀟洒なドレスと高価なシャツに少したれていたけれど、もう二人とも、まるで気にならなかった。

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