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「サメつりで勝負2」

GiftStone(Type Non-Fake)を入手する方法として、サメつりを選んだミスターの戦略は正しいのだろうか?倍々ゲームのように増えてゆく金額設定の中、軍資金内でお目当てのものをゲットできるのか?

「サメつりで勝負2」


 福利厚生とか、リフレッシュとかそういう有難い店じゃないみたい。さすがにGiftStone(TypeNF)を取り扱っていることもあり、妥当といえば妥当な料金設定なのかもしれない。でも現実を見ると軍資金は100万円と少々。何回目までにお目当てのものを引き当てなければいけないのか計算をしてみることにした。


1回目 1,000円

2回目 1,000,000円

3回目 資金不足


え?どういうこと? 2倍じゃないの?倍々は累乗ということか?なるほど、あの秀吉も慌てさせたという逸話もあるぐらいだからなぁー。そっかー 、たった2回しかチャレンジできないのかー。でもさ、裏を返せば2回で当てればいいっていうことでオッケーだよね?


 それにしても、お目当ての物をたった2回で引き当てるなんて無謀といえば無謀なことだよね?さてさてさーて。どうするかな?とミスターを見ると、何かを考えているようだったのでそっとして置くとして、我が妹ショコラっちの方を見ると何か策がありそうな雰囲気を目いっぱい出してこちらを見てくる。そうか!何か良い案があるというサインだな。よしよし、何も内容については聞いていないけれど、兄ちゃんは、その案にアグリーメントだ!


 とはいえ、一応聞いてみることにした。「ショコラさん今の状況で何か良い作戦があるのでしょうか?兄ちゃんは、全くのお手上げなんだけど。」と伝えると、待ってましたと言わんばかりに「思うんだけどね、きっと光を放っているサメさんが必ずいると。その中で一番強く光っているのをゲットすればいいのよ。不可能なことではないはず、だって私たちはギフトを扱う専門家のギフタルトなのよ!]と自身の案を説明した。「兄ちゃんも賛同したい気持ちは、あるんだけど、さすがに今回のサメは道具ではない、つまりGiftではないと思うんだ。」と珍しくショコラの案に否定的だった。それを聞いたショコラは、もう少し、兄に優しく説明をすることにした。「お兄ちゃん、Giftartの心構えを思い出して欲しいの。」と言うと「心構えって、たしかギフトはなんちゃらっていうやつか。」と新が返すと「そうね、この『Giftは、物を愛する人より生まれ、大切にする人のために働き、生かす人に集ま る。』という心構えさえ心にとめてギフトに接すれば、必ずGiftはその思いに(コタ)えてくれるはず。」と力強く言った。そう言われた新は、早速に実践してみた。すると、光っているサメが何匹かいるのに気づいた。その事実に対しマジかよと思う新であった。

新着情報①秀吉をあわてさせた「ヤバい計算」『累乗は爆発的に増加する』

:秀吉はある日、新左衛門を褒めて褒美をとらせることにした。何がいいかと尋ねられた新左衛門は少し考えてから「初日は米1粒、2日目は2粒、3日目は4粒、4日目は8粒というふうに、1粒から始めて、1ヵ月間、前日の倍の数の米粒をください」と申し出た。これを聞いた秀吉は「なんだそんなものでよいのか」と安請け合いをする。ところが日を追うごとにとんでもない約束をしてしまったと秀吉は困り果てることになった。

 実は、新左衛門の申し出通りに米粒を与えると、2週間経ってもようやく8192粒で1合(約6500粒)を少し超える程度にしかならないが、1ヵ月後にはなんと5億3000万粒余りとなって、およそ200俵もの米を与えなくてはいけない。1俵は約60キログラムだから、200俵(12トン!)というのはとてつもない量だ。途中でこのことに気づいた秀吉は慌てて別の褒美に変えてもらったとか。

(参考サイト:ダイヤモンド・オンライン https://diamond.jp/articles/-/240078)


最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

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