64/122
クズリライフ(プール編)
義文はクズである。前世は極悪な犯罪者だった。それにより死んでも天国にも地獄にも行けず、もう一度人生をやり直すこととなった。
今日は小学校初のプールの時間。義文はプールの時間をとても楽しみにしていた。プールが好きだからではない。女子の裸を見れるチャンスだからだ。前世の小学校は男女混同でお着替えをしていた。その時、チラッと見える女の裸に義文は興奮をしていたのだ。
もう一度だけ言っておく。義文はクズなのである。
放課を告げるチャイムが鳴り、いよいよプールの時間がやってきた。みんな各々着替えを持ってくる。義文は鼻息を荒くした。小学生だというのに、振る舞いはまるでおじさんのようだった。
「はい。では、女子は更衣室へ行ってください」
しかし、義文に災難が起こる。時代が進んで、今は小学校でも男女別々で着替えをするのだ。義文は顔面蒼白になった。『ざまあみろ』である。




