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進化する洗濯

 私は不老不死の人間。

 色々な時代を生きてきた私は『洗濯』という存在に驚かされている。

 昔はたらいと洗濯板を持って川で洗濯をしていた。一回の洗濯にかかる時間は数十分。ものが多いと一時間かかる時もある。それが時代を経て、洗濯機が登場したことで私が動く時間はほんの数分だけで、後は洗濯機が勝手に洗濯をしてくれる。これだけでも十分便利になったが、それからも別々だった洗濯と脱水が一緒になり、さらに今は乾燥まで洗濯機がしてくれるじゃないか。本当になんて便利になったのだろう。ここまで来たら、未来は洗濯物が一定量たまったら勝手に洗濯・脱水・乾燥をしてくれる洗濯機ができるかもしれない。

 今日の予報は雨、洗濯物は大量、でも問題はない。今の私にはハイテクな洗濯機があるのだから。洗濯物を入れてボタンを押す。

 しかし、いくらボタンを押しても洗濯機は動かなかった。


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