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私たちだけの文化祭(その二)


 十一月が迫り、文化祭まで残り半月ほどとなった頃。僕はクラスの調理担当という立場と、学校全体の実行委員という立場の二つに板挟みにされ、目が回るほどに忙しい日々を送っていた。


 実際、経験したことのない量の人との関わり、委員会の仕事、調理の指揮、忙殺の限りを尽くされ───


 ──倒れた。


 ……


 目が覚めた時には、知らない天井は夕日に染まり、仰向けでベットの上に寝ていた。倒れてしまった後、心優しい誰かが運んでくれたらしく、僕は保健室にいるようだ。


 倒れる直前の記憶が曖昧だけど、おそらく喫茶店で出すメニューを決め、試作をしていた時に倒れた気がする。


 体を起こしてみても、特に痛む箇所もなく問題はなさそうだ。ただ、これほどまでに体が貧弱だったのかと、不甲斐ない気持ちでいっぱいではある。肉体へのダメージより精神へのダメージの方が大きい。


 そんな自身の非力さを自覚していると、静かに扉の開く音が聞こえる。


「あ、起きてた。大丈夫?具合悪くない?どっか痛いとことかは?あと、これ。水買ってきたから飲んで」

「あ、ありがとう」


 捲し立てるように心配の言葉を投げ掛けてくれるのは、僕と同じくらいの仕事量があるはずの小野(おの)さんだった。


「で、大丈夫?意識ははっきりしてる?」

「大丈夫かな。倒れたんだよね。ごめん、迷惑かけて」

「それは謝らなくていい。実際、大崎(おおさき)に仕事は偏ってたから。調理担当のリーダー任せたけど、ほとんど一人でやってたでしょ?そりゃあ、倒れちゃうよ」


 確かに僕一人に仕事が偏っていたかもしれない。でも、それは僕の責任だ。実行委員だからじゃない。僕の性格のせいだ。


「僕が誰にも頼ろうとしなかったからね」

「ダメだよ~?一人でやったら文化祭の意味がないじゃない。今年の文化祭のスローガン忘れた?」

「スローガン?」


 そんなものがあったとは。作業に没頭しすぎて知らなかったか、あまりの関心のなさから聞き流していたか。


「あー…そっか。たぶん、倒れてる時に校内放送が流れてたのかも。そりゃ知らないよね。ちなみに、スローガンは『みんなで頑張ろう!一致団結!イッチ!ニィ!サン!』だってさ」


 どちらでもなかったものの、直接聞かなくてよかったと思う。そのセンスのなさに、流石に倒れた僕も絶句してしまう。もう一度意識を失ってしまいそうだ。せっかく教えてくれても、これじゃあ返す言葉も出てこない。


「センス以前の問題だよね。これ、実行委員長が決めたんだってさ。しかも独断で」


 どうやら、小野さんも同じ気持ちだったらしい。これが校内放送で流れた時は、さぞ空気が冷えたことだろう。秋の寒さにも負けなかったのではないだろうか。もしくは、少し早い冬の寒さを届けたか。


「じゃあ、大崎も起きたことだし、私は帰るね。クラスの方も解散してるから、動けるようになったら帰っていいよ。また明日ね~」

「わかった。ありがとう」


 僕の改めてのお礼は聞こえたのか、後ろ手に手を振る小野さんの姿だけが見えた。


「なんだか、意外な一面を見た気がする」


 僕の抱いていた小野さんの印象とは少し違った。もう少し大雑把な人かと思っていた。意外と…と言うと失礼かもしれないけど、他人のことを気遣える人らしい。


「ねぇ~?なーんか優しい気がする~」

「!?」


 僕の独り言に誰かが反応する。僕の隣のベット、引かれたカーテンの向こう側に誰かいる。


「もしかして、美月(みつき)って大崎くんのことが気になってたり……?」


 カーテンを捲った先にいたのは、ベットの上に座る神原(かんばら)さんだった。


「いつからそこに?」

「大崎くんが起きる少し前かな。倒れたって聞いたから、様子を見に来たの」

「じゃあ、どうして隠れてたわけ?」

「それはほら~…、なんか気まずいっていうか?」


 そう思うなら、どうして様子なんて見に来たのか。そもそも、誰に対して気まずさを感じているのか。僕か、それとも小野さんか、はたまた他の誰かか。


「なんでもいいけど、僕はこの通り回復したから帰るよ」

「ちょっと待って!私が荷物持ってきてあげる。教室に置いてあるんでしょ?ここでもう少し休んでていいよー!」

「いや、そんな…必要ないのに」


 それくらいは自分で出来る。そう言う暇もなく、彼女は保健室を出ていった。元気に廊下を駆ける彼女は、それから五分もしないうちに戻って来た。


 でも、彼女が持ってきた荷物は僕のではなかったので、結局もう一度教室に行く羽目になった。


 最初から、自分で行けばよかったと思う。こうなることは予想できたはずなのだから。


 ……


 翌日。登校してすぐに、廊下ですれ違ったクラスメートの何人かに心配された。けど、まさか声をかけられるとは思っていなかった僕は、たどたどしく回復した節を伝えるので精いっぱいだった。これでは本当に回復したのか怪しまれそうだ。


 実行委員という立場になってしまったからなのだろう。それ故に、クラスメートに声をかけられるという本来なかったはずのことが起きた。


 何かのきっかけが出来たことを良いと捉えるべきなのか。それとも、まともな返事を出来なかったこと悪く思うべきなのか。


 どちらでもいいことに頭を悩ませながら教室に入ると、いの一番に聞き慣れ始めた声が聞こえる。


「おはよ、大崎。よかった、元気そうで。あれからどうだった?」

「どうって、普通に帰ったよ。体調の方は問題なかったから」

「いやいや、そうじゃなくってさ。春留(はる)とどうだったかって」

「気づいてたんだ?」

「そりゃあね。私の方からは丸見えだったから」


 それもそうか。いくらカーテンを閉めていても、影までは隠せない。僕にそんな意識はなかったから気づけなかったけど、正面から見ていた小野さんにははっきりと映っていたらしい。滑稽にも隠れようとしている彼女の姿が目に浮かぶ。


「じゃあ、どうしてそれを指摘してくれなかったの?神原さんって分かってたんだよね?」

「大した理由はないけど…私から隠れたいってことは、あんたと二人で話でもあるのかなって」

「そう」

「何かあった?」

「小野さんの考えるようなことはなかったよ」

「なぁ~んだ。一緒に帰ったりしなかったの?」

「学校を出てすぐに別れた」


 ありのままを伝える僕に、小野さんは心底呆れるようなため息を漏らす。


 僕の取った行動は何かマズかったのだろうか。いや、至って健全で変哲のないことだ。何もマズイことなんてない、はず。


「じゃあ、僕は調理班の方を見てくるよ」

「あー、はいはい。よろしくねー」

「……」


 爛々と輝いていた彼女の目は、今や適当に返事をするほどに光を失っている。本当に何が気に入らなかったのだろうか、僕にはわからない。


 ……


 文化祭の準備。というのは、授業を受けない免罪符にはならない。いつもより早く登校して準備に勤しもうとも、授業はいつも通りに行われる。


 授業が始まる度に、教室中に文句が吹き荒れても何も変わらない。


 授業は変わらない。そう、授業は。


 でも、僕の休日は変わった。バイト先で休憩しているところに、一本の着信が入る。


『もしもーし。大崎くん、今なにしてる?暇?暇だよね?きっと暇だよね?』

「神原さん、休日まで一体何の用?僕は今、バイトで忙しいんだけど」

『ああ、そっか。休日はバイトって言ってたっけ。じゃあ、ちょっと代わるね。私は特に用ないから』

「え、代わるって誰に?ちょっと神原さん?」

『ざーんねん。春留はもういないよ』

「その声、小野さん?」

『あたり!意外と分かるもんだね』


 休日にこの二人が一緒にいる。僕への電話といい、あまりいい予感はしない。もしかすると、また僕は連れ回されるかもしれない。


「それで、僕に用があるのって小野さん?」

『そそ。ていうか、大崎。あんた、クラスのグループメッセージ見た?なんで一人だけ来てないのさ?』

「グループメッセージ?」


 はて、何のことやら。全く心当たりがない。スマホの通知は、この着信が今日初めてだ。それ以外には一つたりとも、このスマホが何かを知らせたことはないはず。


『やっぱり見てないんだ。ちゃんと確認してくれなきゃ困るよ。大崎も、実行委員なんだから』

「小野さん」

『なに?言い訳があるなら聞くよ』

「たぶん、僕ってそのグループにいないと思う」

『………え?』


 これには小野さんも驚きで言葉が続かない様子。聞こえてくるのは電話越しの大きな笑い声だけ。さて、一体誰がこんなにも笑っているのだろうか。さてさて、一体何がそんなにも面白いのだろうか。


『と、とにかく!大崎がいないと進まないこともあるから、今から学校に来れない?』

「いや、今すぐっていうのは……あ」


 顔を上げると、そこには漢気溢れる顔をした店長が親指で外を指していた。


 ……


「調理くん、この試作メニューなんだけど──」

「調理ー、これの作り方って──」


 学校に着くや否や、調理担当の班員から何度も呼ばれる。


 確かに、料理が出来るとは言った。調理担当のリーダーでもある。でも、僕の他にも料理出来る人はいるだろう。僕にばかり頼らなくても。この調子では、また倒れてしまうぞ。ていうか、調理くんって誰だ。僕のことなのか。一体、誰がそんな呼び方を始めたんだ。


 という文句の一つも言えないので、その全てを受け入れる。あれもこれも、こうなってしまったのは神原さんの所為だろう。彼女になら、少しくらいは言える気がする。


 バイトの疲れはさほど無いものの、休日にわざわざ学校に来て、着いた途端にあれやこれやと言われて、僕は早くも疲れ伏していた。


「ねぇ、大崎くん」

「大崎くんって、普段から料理するの?」


 そんなところに、クラスメートの女子二人が何やら用があるのか、話しかけてくる。実行委員でもなければ、こんなことはなかったのだろうなと、聞かれていることにそぐわない考えが過る。


「まぁ、一人暮らしだから」

「一人暮らし!?すごい!ねぇ?」

「だから、こんなに料理上手なんだ!」


 なんだか褒められているけど、どうにも耳に入ってこない。もはや、背筋を伸ばしてもいられなくなり、机に突っ伏す。


「ちょ、大丈夫?」

「まさか、また倒れちゃう?」


 少し休もうと思い、机に伏しただけで心配の声が飛び出す。どうやら、僕はクラス内で貧弱キャラになっているらしい。それもそうだろう。事実として、一度派手に倒れているのだから。


「いや、大丈夫。それより──」


 僕の体調なんかより、今は他にすることがある。メニューに関しては、大体の方向性が決まったものの、種類やら量といった細かい部分までは決まっていない。


 とはいえ、この辺は小野さんとも相談しつつ試行錯誤をしていくしかない気がする。


 ……


「大崎くん、大崎くんってば。大丈夫?」

「これが大丈夫に見えるなら、今すぐ保健室で休んだ方がいいよ」

「そうするべきなのは、そっちだと思うけど」


 昼前から夕方まで半日程度かけて準備を進めた結果、僕の体は疲労困憊で動けなくなった。半日でこれとなると、朝からいたらどうなっていたことやら。それを思うと、また自身の非力さを痛感して気が滅入る。


「神原さん。僕はこのままもう少し休んでから帰るから、先に帰っていいよ」

「いや~、それは出来ないかな。この前みたいに倒れられたら、今度は誰にも気づいてもらえないだろうし」


 それは、否定できない。秋の短い日は容赦なく過ぎ去り、既に校舎を赤く染めつつある。学校中に満ちていた人の気配も、今はほとんど感じられないほどに薄くなっている。


「それはそうかもしれないけど、そもそも僕を待つ必要ってあった?小野さんもいただろうから、一緒に帰ればよかったのに」

「だから、また倒れたら大変って言ったじゃん」

「それは僕が休むの待つ理由であって、最初から帰らなかった理由じゃない」

「もぅ~、大崎くんは細かいな~。一体、いつからそんなにお喋りになったの?あ、でもでも、それって仲良くなってきた証拠かな?」

「……」


 言われて気づく。確かに、僕は彼女に感化されたのか、言葉数が多くなった気がする。いや、元よりこういう人間という可能性もある。誰とも関わろうとしないから、表に出なかっただけで。


「帰ろう。これ以上遅くなる前に」

「そうだね~」


 まだ本調子とはいかないが、彼女が帰りそうにない以上仕方ない。ここは、僕も帰って家で休むとしよう。


 明日もまた、文化祭の準備で集まることだし。


 ……


 文化祭の準備は、概ね順調に進んでいる。


 小野さんに任せた衣装の方も、どこからかしっかりと人数分を用意していた。その出所を聞いたところ、「これは演劇部の借り物」と言っていた。恐るべき交友関係の広さである。


 衣装の用意も完璧で、料理の方も形になっている。


 ほとんどの準備が最終段階に入った頃、文化祭まで残り一週間となった。


 ここまで来れば、今まで行われていた授業は中断され、学校に来る目的が一つだけとなる。


 各クラスの催し物は自分たちの教室か、決められた場所でしか開けない。そのため、どのみち授業は出来ない。教室が使えないのだから。


 限られた期間とはいえ、授業から解放された生徒たちはこれまで以上の気合に満ちると同時に、ほとんどのクラスで作業が佳境に入ったこともあり、校内はいつも以上に騒々しく人が入り乱れていた。


 そんな中、各々が用意した催し物とは別に、それぞれが様々な特色を表していた。慌ただしく動き回るクラスもあれば、余裕綽々と談笑しているクラスもある。


 十人十色、様々だが、僕たちのクラスはどうなのかといえば───


「ちょっとそこぉ!飾りがずれてる!ちゃんと真っ直ぐして!」

「このままじゃ、テーブル入んないでしょうがぁ!もっと考えて置きなさいよ!」

「男子ぃ!サボってないでキビキビ動く!どうせ、あんたらなんて力くらいしか取り柄がないんだから!」


 と、こちらも活気づいた女子たちの怒号に近い指示が教室を飛び交っていた。一部、貶しているような声が聞こえる気がするけど気のせいだろう。


 そんな奮闘の甲斐あってか、準備は思いのほか早く終わった。馬車馬のごとく働かされた男子たちは、空気が抜けた風船のように倒れていたけど。


 そのため、文化祭の前日は余裕を持って不備がないかを確認できた。


「いよいよ明日だね。準備期間って意外と短かく感じなかった?」

「そうだね。最初はどうなることかと思ったけど」


 今、思い返してみても驚きしかない。突然の実行委員への指名、そこから目も眩むような怒涛の準備。本当に目は眩んだけど。


「それに関しては春留に言ってよ?私の所為じゃないからさ」

「わかってるよ。神原さんの思い付きだってことは聞いてる」

「そう、わかってるならいいけど。じゃあ、最後の確認はこのくらいにして…後は春留に任せようかな」

「え?」


 手招きする小野さんの視線を追って、教室の入口を見れば、こちらを見る神原さんの姿があった。


「春留。私、先に帰るから。あとよろしくね」

「え?」


 状況についていけていない僕を置いて、小野さんは教室を出ていく。そして、入れ替わるように神原さんが入ってくる。


「大崎くん」

「はい」

「ちょっと付き合って」

「はい?」


 ……


 あまりに唐突に、そして強引に連れてこられたのは、学校近くのショッピングモール。


 普段の終業より早い時間とはいえ、常に人の多い施設の人波に僕は流されかけている。


「いい加減、ここに来た目的を聞いていいかな?」


 建物の中に入って十分近く歩いているが、一向に目的地に着く気配がない。このままでは、ただ疲れるだけ。明日の文化祭の運営に響いてしまう。


「ちょっと欲しいものがあって」

「……その欲しいものについて聞いたつもりだったんだけど」


 どうにも今日の彼女の様子はおかしい。言動がはっきりとしていないように感じる。彼女も実行委員の一人だ。日頃の疲れが出始めたのだろうか。


「シュシュとか、欲しいなって…思って」

「シュシュ…」

「髪を束ねるやつね」

「それは分かるよ」


 そのくらいは使わないけど知っている。ただ、どうして今なのだろうか。文化祭で使う予定があるのか、それとも単純に彼女の長い黒髪を纏めるためか。


「どれがいいと思う?」


 店に着くなり、いきなり判断を僕に委ねてきた。店の一角に設けられたスペースには、色とりどりのシュシュが並んでいる。


「少しは自分で選ぶべきじゃないかな。あとで後悔することになるよ」

「ならないよ。最初から、このつもりだったから」


 最初から、とは一体どういう意味で言っているのか。


「じゃあ、好きな色とかはある?」


 それを考えたところで分かるわけないと諦めて、僕は彼女に従うことにした。こういう時は必要以上に問答はしない、これまでの彼女との会話で学んだことだ。


「好きな色はね~…大崎くんは何色が好き?」

「今は神原さんのを聞いてるんだけど」

「いいから。ね、何色?」


 必要以上に問答はしない。そう、しない。


「そうだね…。どちらかといえば、寒色系かな」

「カンショク?」

「青色とか、水色とか。あと、白なんかもいいと思う」

「おお!白、いいね!白色のやつないかな~」


 どうやら、本気で僕の意見で決めるらしい。これでは、彼女が選んだものも僕が是非を判断することになりそうだ。


「あ!これとか良くない?雪の結晶。雪景色みたいでいいよね?あ~でもでも、こっちもいいなぁ。ほら、ピンクっぽくて花びらの柄。春って感じ」


 春…か。声には出さなかったけど、やっぱり僕は意識してしまう。どうしても、その柄は受け入れられそうにない。彼女の名前に相応しいとは思うけど。


「ねぇ、どっちがいいと思う?雪かな?それとも花?」

「雪の方が僕は好きかな。まぁ、神原さんが決めることだけど」

「う~ん、そうだねぇ…。じゃあ、どっちも買う!」


 どちらか、ではなく両方を選んだ。両手に持って、レジへと向かって行った。


 どちらも買うのであれば、僕の意見は必要だったのだろうか。最初の色こそ意味はあっても、最後の柄に関しては僕の意見は関係なかった。


 なんでもいいか。会計を済ませた彼女が満足そうに見せびらかしているから。そうして笑っているのなら、僕の意見が多少蔑ろにされたところで気にもならない。


 ……


 そして、いよいよ文化祭当日。僕にとって、強烈で苛烈な文化祭が幕を開ける。


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