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隠された能力「変身」でヒーロー覚醒  作者: 零侶
恋人たちの夏休み
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波乱の桜川高校文化祭3

シュヴァルツ、シロガネと4人の乱入者が相対した時、放送が流れる


ピンポンパーンポーン


「緊急速報です。当校の文化祭に乱入しようと4人が警備員を倒して乗り込んで来ましたがそこになんとあの有名な謎のコスプレイヤーシュヴァルツと最近頭角を現したシロガネが立ちはだかった‼ 観戦するなら出来るだけ離れてください、怪我しても自己責任ですよ 」


俺はルナがいる方を睨むとルナからLINEが届き、時計で内容を確認する。


「ごめんね、こっちの方が盛り上がると思って」


ため息を吐きつつ、相手の能力を調べる 『グラップラー』『ボマー』『槍使い』『魔法(土)』

『喧嘩屋』や『格闘家』が1次ジョブとすると『グラップラー』は2次ジョブでヴェリアの『聖騎士』には珍しさと強さでは負けるがそこそこの能力だ

1番危険なのが『ボマー』テロリストの多くがこの能力を持っている 名前からして中国人だな


「シロガネ、『ボマー』は俺がやるから『グラップラー』は任せる」

「OK、後の2人は?」

「そこまで危険な能力ではないからな、逃げ出したらレオンかレオナでも十分対処できるぞ」

「レオンとレオナは見学かな 今日は暴れたい気分だから」


シュヴァルツは首に巻いているマフラーを鞭のようにし、『ボマー』の腕に巻き付けて引き寄せ『グラップラー』と引き離した。


「ヘイ」


シロガネは『グラップラー』にラリアットをし、シュヴァルツの行動に目を取られていたため、シロガネの攻撃に反応できず クリーンヒットした。


「お〜い、もう終わりなの?」


シロガネは拾った木の棒で気絶している『グラップラー』を突いている


「この野郎」


魔法で作られた石の矢をシロガネに向けて放たれるがシロガネは持っている木の棒で叩き落した。


「お〜っとストーンアローと思われる攻撃魔法をただの木の棒で叩き落とした。あれはただの木の棒なのか?」


アナウンスはこの戦闘を実況しており、学校中で賑やか声が聞こえている


「これで終わりね」


シロガネは木の棒を『魔法(土)』に投げつけた、棒はまっすぐ飛び『魔法』(土)は避けたが木の棒は服を貫通しそのまま校舎の壁に突き刺さった


「おーーお、ただの木の棒が校舎の壁に突き刺さった、これはすごい」


シロガネは『魔法(土)』に接近し捕まえ、そのまま絞め技で絞め落とした。



その頃、シュヴァルツは


マフラーを鞭にして『ボマー』の引き寄せに成功し、『槍使い』が『ボマー』を守るために接近してくる


「死ね、コスプレ野郎」

「おい、危ねーだろ」


槍が『ボマー』に当たりそうになっていた、シュヴァルツには槍が届くことはなかった


当初の目的である分断に成功したため、巻き付けたマフラーを回収し首に自動的に巻き直される

そしてシュヴァルツは


「一瞬で終わらせる」


アクセルメモリーをベルトにセットした。


「AxelMode、Standby!!」


シュヴァルツのカラーリングが黒と銀から銀と黒に変わり、マフラーの色は紅くなった。


「COMPLETE」

「READY・・・・GO」


時計のスイッチを押し、10秒間だけの最速形態になる


『槍使い』と『ボマー』を一瞬で倒したが『ボマー』が持っていた爆弾が起動されてしまい、爆発するまであと5秒


シュヴァルツは校舎の壁を垂直に走り屋上に着き、上空に向かって渾身の力で爆弾を投げた

屋上でイチャイチャしたカップルが弄りながらキスまでしていたが今はどうでもいい


上空に投げた爆弾は3・・・2・・・1 大爆発が起きた


「あーーー疲れた」


アクセルモードは終了し、もとのシュヴァルツに戻り 休憩する暇はなく屋上から飛び降り着地


「シロガネ、そっちは」

「ラリアットと絞め技で終わりよ」

「こっちは爆弾の処理だよ、疲れた〜」

「お疲れ様、帰ったらマッサージいる?」

「そろそろ馴れて来たはずだから大丈夫だと思う」


4人をロープで捕獲して俺とシロガネはこの場から『ハイド&シーク』を使い消えた


その後、ルナたちと合流したが文化祭は中止になり帰ることになった。


帰宅後、3姉弟妹は


「姉さん、あの木の棒は何?」

「あれは落ちて物よ」

「お姉ちゃん、魔法を叩き落としていたけど」

「『聖騎士』にはそれぞれ個性みたいなのがあって、剣や槍、盾を作りだす能力は共通しているのは知っているよね」

「それは知っているよ」

「共通能力と個別能力のような感じね、私の個別能力は強化よ 手に持った物を強化する感じね」

「お姉ちゃん、噛み合ってて強くない?」

「それでもシャドーは強いわ」


今の目標はシャドーのハザードを止めれることなんだけどね























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