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隠された能力「変身」でヒーロー覚醒  作者: 零侶
恋人たちの夏休み
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波乱の桜川高校文化祭2

俺とルナが文化祭を楽しでいる最中、外野は


桜川高校1年男子


「冬美さんが男連れだと」

「おい、見たか 伝説のあ〜んだぞ」

「あれ、なんで目から汗が流れているんだ」

「お前、同中だろ 誰か分かるか?」

「あんなやつ知らん」


冬美月光は桜川高校の男子間では高嶺の花のような存在であり、近づきたくても近寄り難い存在である



桜川高校1年女子A


「ねぇ、見た?」

「何を?」

「1組の冬美月光、趣味の悪い男と仲良く歩いていたわ」

「あ、見たかも 普通だったね」



桜川高校1年女子B


「冬美さん、彼氏いたんだ」

「凄っく仲が良さそう、あんな彼氏欲しい」

「でもどこかで見たことあるんだよね」

「そういえば、冬美さんと同中だったのよね」

「そうだけど、う〜ん」


桜川高校2年女子


「あの金髪イケメン格好いい」

「残りの2人も身長高くてモデルみたい」

「あの仲良くしてる黒髪の子、邪魔じゃない?」

「あれ、あの子 ルナエリのエリじゃない」

「そういえばそんな気がするけど」


影司とルナがいない間に絵里とヴェリアはモデルだと気づかれ女子生徒に追いかけられることになり、レオンとレオナは2人を庇いながら逃げることになった


「なんか、騒がしいな」

「文化祭だからこんな感じだよ」

「文化祭だもんな」


中学校も文化祭という行事はあったがよくわからん


俺とルナのスマホが鳴り、俺には絵里からでルナにはヴェリアからSOSのLINEが届いていた。


「影司くん、助けに行ってあげて」

「分かった、落ち合う場所は」

「さっきの教室で」

「分かった」


俺は『ハイド&シーク』を使い絵里たちを探しに向かう


一方、逃げている絵里たちは


「ヴェリアさん、LINEは?」

「送った」

「レオンくん、レオナちゃん巻き込んでごめんね」

「逃げるのも楽しいよ」

「エリを護れるなら本望だ」

「レオンはエリちゃんが好きね」

「ふっ」


絵里は普段から影司と走ったりしているため体力はあり、ヴェリア、レオン、レオナは騎士の家系で幼少から体力作りをしているため、持久力はある


「姉さん、奇襲だ」


ヴェリアより前へレオンは行き、見えない敵に拳をぶつけるが受け止められ、姿を現した


「おい、レオン」

「ちっ シャドーか」


今の拳、敵意が籠もっていたぞ


「兄さん、早かったですね」

「さっきの教室に行くぞ、全員俺の体のどこかを触れ」


右腕にヴェリア、左腕にレオナが占領し、絵里とレオンは後ろから俺の肩を掴んだ

『ハイド&シーク』を発動し姿を隠した状態で教室を目指す


「お兄ちゃんの能力ってよく知らないんだけど」

「姿を消すというより隠す能力だな、俺のステータスだけなら隠せるぞ」


デュアルだと知られないためのスキルらしいけど


「シャドー、手を離せばどうなる?」

「俺の能力外になるから姿が見えるぞ」


姿を消してルナが待っている教室へ辿り着いた


「お疲れ様」

「戦う前にいい準備運動になったよ」

「シャドー、作戦はどうスル?」

「いつも通りでいいんじゃない」

「シャドー、俺も戦いたい」

「お兄ちゃん、私も」


レオンとレオナは『騎士』で近距離戦闘向き、絵里なら援護を頼めるけど


「今回は見学、ヴェリアの『聖騎士』でも見てろと言いたいがルナと絵里の護衛頼んだぞ」

「そういうことなら」

「エリは護るから任せろ」


俺とヴェリアはシュヴァルツとシロガネになり、『ハイド&シーク』で姿を隠して襲撃者を待つ

ルナからの作戦実行のLINEが届き、校門の外に黒いワンボックスカーが停まり 中から4人の能力者が桜川高校に入って来た。


「我が名はシュヴァルツ、悪党共よ 待っていたぞ」

「パートナーのシロガネよ 楽しませてね」








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