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隠された能力「変身」でヒーロー覚醒  作者: 零侶
恋人たちの夏休み
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文化祭の出し物

裏体育祭があった次の日、俺とヴェリアは遅刻して行った、クラス中の話題はグラウンドで5人が気絶していたことと文化祭についての2つだ


「カゲくん、気絶していたのはこの高校の上位能力者たちらしいよ」

「裏体育祭で他校の生徒からの襲撃にあって全滅したとかだろ」

「その可能性は高そうだね」


俺とヴェリアの方針はこの街と隣街の公立校の裏体育祭の襲撃のみだ、私立校は多いから流石に手が回らない

他校の体育祭の情報は簡単に手に入るし、2校の場合は手分けすればいい


「シャドー、明日撮影ヨ」

「なら今夜は俺だけで行くよ」

「Thanks」


こんな感じで各校の裏体育祭を襲撃した、理由はないがシュヴァルツとシロガネのアピール目的かな


中間テストが終わり、ホームルーム


「文化祭の出し物を決めようと思います。」


葉月が教壇に立ち、進行している


「食品関係は全クラスで2クラスのみなので抽選になります。それと各クラス3万円までが上限です。」


公立だしな、私立だと上限はもっと高いと思う


「質問」

「はい、福山くん」

「食品関連は調理する屋台みたいなのが2クラスでいいのか?カップ麺に湯を注ぐだけとかお茶を淹れて提供するのはどういう扱いになるんだ」

「調理するのが2クラスで間違いないですよ、カップラーメンみたいにお湯を注ぐだけなら大丈夫です。」


カップ麺は付け足しだが元々葉月と打ち合わせした通りに質問をした。


「視聴覚室は使えるのか?」

「映研が使いますのでダメですね」


部活動の方が使う教室を優先されるが映研と話し合えばなんとかなると思うのだが


「映画撮影もありだと思ったんだがよぅ」


野田が監督の映画とか誰得なんだよ


「メイド喫茶はどう?」


クラス名簿1番の確か葵永遠だったけ、葉月は黒板にメイド喫茶と書いていく


「メイド喫茶って料理でも提供するのか?」

「紅茶かコーヒーを提供、あとはお話するだけかな」

「男子はどうするんだ?」

「男子もメイド服着る?執事とかも良さそう」


俺の仕事は終わったな、と葉月を見ると目が合う はいはい案を出しますよ


「りんご飴とかき氷」


調理をしているから2枠を狙わないといけないのだが


「りんご飴は分かるけどかき氷もセットなんだい」


花田がいいタイミングでいい質問をしてくる。葉月とグルなのは俺と多分だが葵、花田お前もなのか


「りんご飴って色がついているだろ、あれはかき氷のシロップを使えば着色出来るんだよ、かき氷のシロップだけ余るのももったいないからかき氷なんだよ

かき氷なら氷を入れてかき氷機で削るだけだろ、誰でも出来る

りんご飴の方は練習が必要になるし、姫リンゴもキロ単位でネットで買えるぞ マシュマロを串で刺して飴を振り掛けるマシュマロ飴だって作れる」


他にも色々案が出た後、多数決になり

結果はメイド喫茶が1番多く、2番目にりんご飴だった


後日、文化祭実行委員の会合で各クラスの出し物を決めてから発表になるらしい


俺は俺で今夜も頑張りますか


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