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隠された能力「変身」でヒーロー覚醒  作者: 零侶
恋人たちの夏休み
31/48

無人島キャンプ7日目

無人島キャンプ最終日、とにかくやばい 身体中が痛い


「痛い痛い痛い痛い」

「マッサージしてるだけなんだけど」

「全身筋肉痛よりも痛いやつだから」


ハザードメモリーを使った反動で全身痛い、一応動けるけど時間が掛かる


「私だから普通にマッサージだけど、ヴェリアだとローションマッサージしてるはずだよ」

「ヴェリアはどこで覚えてくるんだよ」

「ネットだよ、私も色々と勉強してるけど」


なんか笑うしかできないやハッハハ


「迎えは」

「お昼頃だよ、大掃除して帰る準備だね」


俺は痛い身体を起こして、着替える


「えっと、ルナさん」

「私は影司くんの介護だよ」

「着替えるくらいはできるけど」

「ダーーメ」


太ももを触られた、痛くて悶えそうになる


「良いよね」


頷くしかなかった、俺に拒否権はないようだ 昨日の件は3人の生命を脅かすようなことになったからな 当分の間は言うことを聞こう

着替えが終わり、ゆっくりだが使った部屋の掃除をしていく


「HEY!、シャドー」

「どうした、なぜシロガネ?」

「使いこなすための練習ヨ」


『聖騎士』や『暗黒騎士』のような能力の鎧装は使えば使うほど持続時間が延びるらしい 俺の『変身』は無関係なのだが


「頑張れよ」

「Thanks」


使っていた寝室の掃除を終え、1階へ降りた 1階では絵里が能力を使って掃除をしている


「見事だな」

「兄さん、集中しているので話しかけないでください」


風を操作しながらゴミや埃を集めている。絵里の性格は大雑把で風の操作は精密差が必要なため絵里にとっては苦手な分野だ


「終わった〜」

「絵里にしては頑張ったんじゃないか」

「細かい作業が苦手なのに」

「集中しないといけないから、集中力を高める訓練だと思えばいいよ」


ルナもヴェリアも掃除は終わったようで集まって来た


「最後にみんなで温泉に入ろう」

「ルナ、ナイス」

「兄さんには見られなれてますのでいいですよ」

「ん、俺も?」


ルナとヴェリアは笑顔で頷いた


「兄さんもですよ」

「分かった」


渋々了承した、俺は先に温泉へ行き 湯に浸かって待っておく

全身筋肉痛で痛いが痛みには馴れた、温泉に浸かると痛みが徐々にひいていく


「影司くん、お待たせ」

「なんで3人はスマホを持っているんだ?」

「記念撮影です。」

「シャドーと2ショット」

「俺のは?」

「兄さんのはお預けです。」


3人はバスタオルを巻いた状態で記念撮影、温泉に浸かって記念撮影 自撮り棒も用意してあった


「兄さん、仕方が無いので写真を撮ってあげますね」

「絵里、今日はツンが強くないか」

「べ、べつに兄さんのことが嫌いじゃありませんから」

「ツンデレだ‼」

「兄さんでもツンデレは知っていたんですね」

「驚かれても」

「兄さんも大人の階段を登りましたし、そろそろ兄離れをしないといけないので」

「いつも通りの絵里の方がいいんだけど」


絵里と2ショットを撮る 兄妹の仲は良いけど温泉だからな距離は取っている


「シャドー、次はワタシ」

「お、おう」


ヴェリアは俺に抱きついて、まず1枚 俺がヴェリアを後ろから抱きしめるようにした感じで1枚 息子が大暴れして大変なのだが


「ヴェリア、交代」

「No もっとラブラブなのが」

「ダーメ」


次はルナと撮影 ルナを湯船の中でお姫様抱っこの状態でまず1枚


「ヴェリアもだけどルナも色々と出てるから見られると危ないだろ」

「別にいいよ、私は影司くんの彼女なんだし、他の人にとやかく言われたくないから」


ルナとの撮影は続き、途中でヴェリアが参戦


「兄さん、リアルハーレムですね」

「絵里も可愛いから逆ハーレムもいけると思うけど」

「私の彼になるならまずはヴェリアさんに勝ってから次に兄さんといい勝負に持ち込むくらいの人じゃないといけませんよ」


妹ながらハードルが高すぎる

温泉から上がり、着替える 温泉の効能のおかげなのか筋肉痛の痛みは完全にひいた


「この温泉凄いな」

「冬美家に伝わる秘湯だからね」


昼頃に荷物を持って海岸へ行くと遠くから船が来るのが見えた


「もしもし、お母さん」

「うん、やったよ 最後まで優しかった」

「ちゃんとしたよ」

「あ〜そうなんだ、うん 分かった」

「はーい」


多分、光さんだろう


「光さんは何って」

「もうすぐ着くって、それと家でもエッチしていいって」

「俺は大丈夫かな」

「影司くんがよくても私とヴェリアは我慢出来ないからね」


はぁ〜さいですか 初夜を過ごしたガチの感想は2人ともサキュバスなのか俺から吸い出すような感じで最初に上だったのにいつの間にか俺が下になっていたからな

次の日は肌艶がすごく良かったように見えたし


「シャドー、どうしたノ?」

「綺麗な彼女がいて幸せだな〜って」

「イギリスの弟妹にも紹介しないとネ」

「日本に呼んだらいいのに」

「そのうち、来るワ」


光さんとお祖父さんが乗った船が到着した


「影司くん、日焼けしたわね」

「2日目に日焼け止めを塗り忘れてしまったんで」

「それにしても、娘たちは日焼けしてないわね」

「毎日、日焼け止めを塗りあってたもん」


船に荷物と一緒に乗り込み、出港した。ルナからスマホを返してもらい久しぶりに電源を着けると絵里、ルナ、ヴェリアからのLINEと葉月からLINEが届いていた

3人からは温泉で撮った写真が送られて来ており、ルナとヴェリアの写真は夜のおかずに決定

葉月からは1日前に届いており、内容は暇な日に会いたいと書かれていた。

返事は帰ってからにするか


船は港へ到着し、光さんとルナはお祖父さんと話しており、俺たちは荷物を車に詰め込んでいた


「影司くん」


光さんに呼ばれて行くとお祖父さんに睨まれた、メンチ切られて怖いんだが


「影司」

「はい」

「ルナはわしの可愛い孫じゃ」 

「おっしゃる通りです」

「おぬしにルナを託すぞ、幸せにしてやってくれ」


親公認から祖父公認にもなった。お祖父さんにお礼を言って車で自宅へ向かった


「みんな、寝てるね」

「とても楽しかったですよ」

「で、どうだったルナとの初夜は?」

「絞り取られた感じでしたよ、ヴェリアも」

「ずっと影司くんのことが好きだったからね あの子」

「お祖父さんにも託されたので好きでいてもらえるように努力はしますよ」


車は自宅へ着き、久しぶりに帰って来た


「で、影司くん、葉月って誰?女の子かな?」

「ルナさん、怖いよ、葉月はクラスメイトだよ 女子だけど」

「ハヅキ?ああアオイね」


葉月葵って名前だったな、いまさらだよなハッハハ


「夏休み中に会う話になったんだけど」

「影司くん、私とヴェリアがいるのに浮気?」

「シャドー、既成事実」

「落ち着け、会って話して帰るだけ 何もない分かったな」

「じゃあ」

「3P」

「なんでそうなる、ルナもいいのかよ」


あ〜〜〜俺の負けだな


「コンドーム買ってきます」

「「 いってらっしゃーい 」」


そこだけハモルな ルナだけに






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