無人島キャンプ4日目
無人島キャンプ生活4日目
今日は俺とヴェリア、ルナと絵里で分かれて行動することになっていた
ルナの方は絵里に料理を教えるらしい
「シャドー、修行よ」
「それはいいけど、女の子なんだから肌を大切にしないと」
「今夜は傷物にされるのだけれど」
「言い方」
俺とヴェリアの修行が始まった
ヴェリアは能力を進化させたいみたいだが焦りを感じる
「シャドー、シュヴァルツになりなさい」
「ヴェリア、何を焦っているんだ」
「焦ってなんかない」
ヴェリアの攻撃は単調過ぎるため、全て受け流した
「ヴェリア、休憩しよう」
「はぁ〜OK」
ヴェリアは汗をかいており、俺とは少し離れた場所で休憩している
「ヴェリア、『騎士』の能力についてもう一度よく考えよう」
「なんで?」
「能力について把握しないと今のままだと全くもって無駄な時間を過ごしていることになるぞ それと今夜はお預けかな」
「分かったワ、シャドーも手伝って」
ヴェリアは能力について説明していく、身体強化がされる。剣や槍、盾の使い方が上手くなる。馬に懐かれたり、乗馬が出来るようになる
最後に騎士道精神、貴族のノブレスオブリージュみたいなものが追加される
「騎士道精神のせいで絵里とはまともな殴り合いが出来なかったんだろ」
「絵里を殴るなんてしないワ、絵里の風を避けたり、受け流したり、迎撃したりしていたの」
「俺の見解だと騎士道精神によるかな、能力発動中に騎士道精神に反することを続ければ『暗黒騎士』なると思う」
「『聖騎士』になるなら騎士道精神に順従になればいいの?」
「そういうことになると思うけど」
「今日から能力をずっと使い続ければいいのネ」
「そろそろ再開するけど、さっきみたいな戦い方は雑すぎるから」
「早く、『聖騎士』になってシュヴァルツの相棒になりたいから」
ヴェリア、そのポジションは2号ライダーだぞ
休憩後、俺はシュヴァルツになり ヴェリアの修行に付き合った
「セイ、ハッ、トウ」
「いい動きをしているではないか」
ヴェリアは木の棒を拾い、槍のように突いてくるがシュヴァルツは全ての攻撃を見切り、最小限の動きで避ける
「ヴェリア、雑になってきているぞ 当たらないからって焦るな」
ヴェリアの集中力が切れてしまったようなので足払いで後ろに倒れる寸前で受け止めて、お姫様抱っこ
「シャドー、汗臭いョ」
「臭くないぞ、後で温泉に入るんだし」
昼食を摂るため再び休憩を挟む
「ヴェリアの弱点は集中力だな、切れると雑で大雑把な動きになる」
「うん」
「集中力を延ばす訓練の方がいいんじゃないか?」
「シャドーと一緒なら集中デキル、今夜は集中スル」
「なんだかな〜」
昼食後、森の中で食料の採取をする 一応キノコや野草を採取できた。
「ヴェリア、帰るか」
「OK」
ログハウスへ帰るとたくさん料理が生産されている
「ルナ、これは」
「私と絵里が作った料理」
「兄さん、今夜のご飯ですよ」
「俺とヴェリアは温泉に入ってくるから」
逃げるようにヴェリアと温泉に向かった。
ルナと絵里が作った料理は数が多いのだが焦げている方は絵里が作った物なんだろう
「シャドー、裸の付き合いネ」
「そうだね〜」
デカい、ルナのを見たし揉んだけど圧倒的にヴェリアの方がデカい
「シャドー、反応してル 95あるヨ」
ルナが86くらいだろ、圧倒的ヴェリア感 イギリスの女の子はデカいのか?ヴェリアが特別なんだろうけど
「シャドー、マミーの代わりになってあげようカ?」
「ヴェリアママは赤ちゃんプレイが好きなのか?」
ジョークを言い合い、温泉から上がりログハウスへ帰り夕食を食べる
「絵里、美味しいぞ」
「それでも兄さんの味には負けますしお母さんの味には遠く及びません」
「絵里ちゃん、影司くんがおかしいだけだからね」
夕食を食べ終え、俺とヴェリアは後片付け、絵里とルナは温泉へ入浴
「シャドー、待てない」
「俺の寝室で待っているか?」
「寂しくて寝そう」
「我慢だな」
絵里とルナが帰ってきた。
「影司くん、明日は海で泳ぐ予定だからね」
6泊7日のキャンプ、今日が終われば後2日しかない 楽しまないとな
今日は早めに休むことになり、俺とヴェリアは
「シャドー、早く」
「ヴェリア、優しくするように頑張るから」
4日目が終わった