表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
隠された能力「変身」でヒーロー覚醒  作者: 零侶
恋人たちの夏休み
27/48

無人島キャンプ3日目

目が覚めると柔らかい感触と汗で全身ビショビショで気持ち悪い、柔らかい感触はルナが抱きついているからだ


「おはよう、ダーリン」

「おはよう、温泉に入ろうか」

「昨夜は凄かったね あれ?あれれれ?硬くなってる」

「ただの生理現象だよ 絵里とヴェリアは寝ているみたいだから早く温泉に行こう」


俺とルナは着替えとタオルを持って温泉へ、着替えるのが面倒なため、2人とも裸のままログハウスから移動した。


「影司くん、裸で外を出歩くのってスリルがあるよね」

「ルナさん、変な性癖に覚醒めないでくれ」

「もぅ〜痴女にはならないよ」

「それならいいんだけど」

「今夜はヴェリアと?」

「腰が痛いからヴェリアには悪いけど明日してもらうように交渉かな」


予想だとヴェリアよりルナの方が性欲強そうなんだよな


「そろそろ、上がって朝食を作ろう」

「そうだな」


温泉から上がり、着替えてログハウスへ戻り朝食の準備を始める


「あと10分くらいで2人とも起きてくるよ」

「能力使った?」

「うん」

「『未来視』は2パターン見れるだろ」

「両方とも起きるけど、ヴェリアの下着の色が違うだけみたい ちなみにヴェリアは全裸で寝る派みたい」

「ルナ、彼氏が他の女と寝てるのどう思うよ」

「影司くん、私が他の男にネトラレたらどう思う?」

「殺す、確実にこの世から存在そのものを消す」

「そうなるよね、私はヴェリアと影司くんを共有するって契約したから 他の女の子に手を出さないでね」

「ルナとヴェリアがいれば他に何もいらないよ」


10分後、スープの匂いに誘われるようにヴェリアと絵里が起きてきた。


「おはようございます」

「GoodMorning」

「おはよう、2人とも」

「シャドー、昨日は激しかったようネ」


絵里はなんのことか分からないようだ


「ヴェリア、その話は後でね」

「OK」


朝食後、俺はお昼のお弁当を作り ルナとヴェリアはお話、絵里は温泉に行った。


「ヴェリア、影司くんが腰が痛いから明日の夜って言ってたよ」

「OK、ルナ、シャドーのあれはどうだったの?」

「どうだったって平均とか知らないけど、ヴェリアは」

「ワタシも知らない」


しばらくの沈黙


「ルナの喘ぎ声が凄かった」

「そんなことない、ヴェリアの方が性欲強そうだもん」

「明日が楽しみネ」


下からは影司と絵里の声が聞こえてくる


「兄さん、お弁当は」

「出来ているぞ、頭をちゃんと拭けよ」

「絵里ちゃん、おかえり」

「姉さん、ただいま」

「ヴェリア、弁当だ 絵里のこと頼んだぞ」

「OK、シャドー」


ヴェリアと絵里は能力の修行と食料採取をしに森の方へ向かい、俺とルナは海へ釣りに向かった。


「影司くん」

「どうした?」

「顔、すっごく焼けてるよ」

「今、言うの」



森の方では


「絵里、おさらいネ」

「うん」

「能力を使うと熟練度が上がる 絵里の能力は使う時のイメージが必要ネ」

「それは兄さんも言っていました。」

「ワタシの能力は進化したらシュヴァルツみたいになるらしい」

「え〜いいな〜」

「絵里を危険なことに巻き込まないためでもあるから」

「ヴェリアさんは兄さんみたいなことを」

「そうでもしないとシャドーの隣に居られないと思うから」

「兄さんはヴェリアさんが隣に居てくれだけで満足だと思いますよ やっぱりお母さんの事ですか」

「うん、あの時 ワタシにも力があればシャドーの手助けが出来たはずだし、マミーのことも」

「ヴェリアさん、一緒に強くなりましょう」


絵里とヴェリアの修行が始まった 絵里は様々な風を使った攻撃を繰り出し、ヴェリアは『騎士』の能力で身体強化で避けるか木の棒を能力で強化して絵里の風を迎撃する


「ヴェリアさん、休憩しましょう」

「そうネ」


昼食後は森で食べられる物を探してからまた修行を開始した。



海では


「影司くん、あ〜ん」

「あ〜ん」

「美味しい?」

「俺が作ったから美味しいだろ知らんけど」

「そうだったね あ、美味しい」


バカップルが釣りをしていた、影司は2匹、ルナは5匹釣っている


「夏休みが終われば体育祭と文化祭だね」

「文化祭は何をするんだろ 桜川と山上は別の日だから遊びに行けるけど」

「招待券は渡すよ」

「俺が行ってもいいのだろうか?」

「影司くんは私とヴェリアの彼氏なんだからしっかりしてよね」

「はい」


後ろからルナに抱きしめられる


「影司くん、今夜は一緒に寝るからね」

「え、」

「何もしないよ、添い寝するだけだから」

「それなら、って掛かってる」


釣り竿がしなっており、かなりの大物だと


「影司くん、頑張れ」

「これは持久戦になりそうだな、ルナ『未来視』」

「あ〜これは凄いよ」

「結果は」

「夜まで持久戦か私が支えて、シュヴァルツが直接捕まえるの2択」

「よし、分かった 『変身』」


シュヴァルツに変身した


「ルナ、釣り竿は任せるぞ」


シュヴァルツは海に飛び込み、海の中で暴れている魚を見つけた


「マグロかよ 時季的にいないだろ」


マグロにエレクトロフィンガーを使おうとしたが自分まで感電するため、力尽くで捕まえることにした

暴れるマグロを両腕でしっかりホールドして海面へ


「影司くん」

「捕ったど〜」


陸に上がり、『変身』を解除した。


「大物だね」

「釣ってないけどね」

「焼くの?」

「マグロは生だろ、マグロ丼にネギトロ丼、刺身」

「焼くとパサパサであんまり美味しくないもんね」


釣り道具を片付けて、ログハウスへ帰る


「解体して調理だね」

「解体の仕方はテレビでやってたのを覚えているよ」


2人で協力してマグロを解体していると


「兄さん、ただいま」

「シャド〜」


傷だらけのヴェリアが抱き着いてきたため、よしよししておく


「マグロですか」

「そうだよ、影司くんが釣ったんだよ」

「釣ったというか、シュヴァルツになって捕まえきた」

「ヴェリアさん、温泉に行きますよ 汗臭いと兄さんに嫌われますよ」

「行きまス、レッツゴー」


絵里とヴェリアが取ってきた食材の中にわさびっぽい食材があった


「これ山わさびだね」

「タイミングいいな」


調味料類は持って来ているがわさびは持って来ていなかったため、とても助かる


「ルナ、残りはわさび醤油漬けにしておこう」

「わさびの抗菌作用だね」


米はいつもより多めに炊き、絵里とヴェリアが帰って来たタイミングで夕食を食べる


「「「「 美味しい〜 」」」」


マグロよりもご飯の減りが早い、夕食後、残ったマグロもわさび醤油漬けにした


「ヴェリア、今日は影司くんと寝よ」

「3P」

「違う、添い寝」

「姉さん、私も兄さんと寝ます」


ルナと普通に温泉に入り、ログハウスへ帰る


「影司くん、4人で寝るからね」

「絵里がいればヴェリアも何もしないだろ」

「ヴェリアも絵里ちゃんを可愛がっているから」


狭いベッドで川の字になって眠った ヴェリアは自重して下着姿だったが見事なTバックを履いていた
















評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ