関西スクリーム壊滅1
期末テストが終わったーーーー!!
ということで土日を使って関西スクリームをぶっ殺す ルナには約束通り俺に『未来視』を使わないように言っておいた。
朝イチ心斎橋に着き、カメラの死角で『ハイド&シーク』と『変身』を使う
エレクトロフィンガーで監視カメラをハッキングし、調べていく能力『嵐の王』を持ったやつが関西スクリームの頭だ
20分後、時間を遡りながら調べていきようやく見つけた
時間は11時、カチコミに行くか 関西スクリームの拠点へ向かう
関西スクリームの拠点周辺には構成員と思われる人間は多数いる 俺の目的は壊滅であり、暗殺ではない
『ハイド&シーク』を解除してシュヴァルツの姿を現せた
「我が名はシュヴァルツ、目的は言わなくても分かるよな」
姿を現せた瞬間、関西スクリームの連中は臨戦態勢に入っている 30人くらいか あれを使うか
メモリーを取り出し、ベルトにセットする
「AxelMode、Standby!!」
黒と銀のシュヴァルツのカラーリングが銀と黒に変わり、各装甲がシャープに変化する
「COMPLETE」
腕時計のスイッチを押すと10秒間、世界最速のヒーローになれる DCコミックにいたな
「野郎ども、かかれ‼」
関西スクリームの構成員は一斉に動き出した、俺はスイッチを押した
「READY・・・・GO!!」
俺の世界が一瞬で変わった、全ての物が止まっているかのように見える 全員、顎を拳で打ち砕くように顎狙いで殴った
時間の余裕を残して全員倒し終えた 時間が切れたため、シュヴァルツは元のカラーリングに戻り、アクセルメモリーをベルトから外した アクセルメモリーには60と数字が表示されており、次に使えるのは1時間後みたいだ
「頭潰しに行くか」
拠点だと思われる廃ビルに『ハイド&シーク』を使い潜入開始した。
1階はほぼ喫煙所、敵の気配はない 腕時計の索敵範囲を広げると2階に5人、3階に2人 お山の大将は3階だな
2階へ向かう
「外が静かだな」
「いつもと一緒だろ」
「難聴か」
「お前、喧嘩売ってんのか!」
「あんたたち、喧嘩しない」
「うっせーアバズレ」
「おい、表出ろやクソガキ」
こいつは無視でいいな、3階へ上がり、部屋の中へ
「ボス、お客様よ」
「そろそろ来ると思っぜ」
バレているのか
「出て来いよ、コスプレ野郎」
とっさに回避行動をとった、俺がいた場所の壁は切り裂かれており、シュヴァルツのスーツの耐刃性能もどこまで持つか怪しい 『ハイド&シーク』を解除
「お前らを潰しに来た」
「やってみろやコスプレ」
疾風を使い、攻めに動くが、風のバリアに阻まれる
「相性が悪いようだな」
風のバリアで顔までは見えないが声からして余裕ぶっこいていやがる
今の手持ちはハザードメモリーとリミットブレイク、ポイントで交換してもいいが検証が実戦だからな
「HAZARDMODE ON」
シュヴァルツのカラーリングが黒よりも濃い黒に変わり、目は血のような真紅に変わった
「ガァアアアアアアア」
俺の意識は飲まれた