生産職の戦闘チュートリアル
日計VRで67位になりました、ありがとうございます!
この調子で楽しんでいただく事ができるようにしっかり書いていきます
そこに居たのはスライムだった、
ぽよんぽよんのぷるんぷるんである、
「一応チュートリアルはスキップできますが、どうしますか?」
そんなの決まってる、公式サイトを見ただけだ、しっかりチュートリアルをやる
「もちろんやるよ、何もわからないからね」
「このスライムは戦闘が始まるまで動きませんので、それまでしっかり体を動かして慣れてください」
ではさっそくスライムさんの様子を見てみよう、スライムさんは、水の固まったものではなく、どちらかと言うと、片栗粉を溶かした感じだ、
ぷるぷるしているが、これに体当たりされたら、相当痛いだろう、物によっては弱酸や強酸のスライムがいるゲームもあるが、こちらは普通のぷるぷるスライムである、
戦闘にならない程度にスライムさんを触ってみると、いい肌触りである、押すといい感じで跳ね返してくる、低反発枕みたいだ、
プニプニ…ツンツン…グニュグニュ…
好き勝手にスライムさんで遊んでいると、みみが声を掛けた来た
「えっと、そろそろ始めますか?それともまだスライムで遊びますか?」
実はまだまだ触りたいが早めに終わらすとしよう、みみから注意を受けてしまったしな
「じゃあ、そろそろ始めてくれ」
そういうと、スライムさんが突然プルプルし出した、さっきまでは置物だったが、チュートリアルが始まったので動き出したみたいだ
スライムが体当たりしてくる、それを体を横にして避ける、その後何回か攻撃をかわして、回避に関しては大丈夫かな?と思ったところでわざと受けてみる、
ッドン!
「うっ…!」
案外痛い、これ鳩尾や金的に決まったら相当辛い、だが、鳩尾や急所をしっかり守っていれば大丈夫だろう、バレーボールでドッチボールしてる感じのいたみだ、
何回か受けて、自分の残りHPを確認、
[130/150]
3回くらい受けているので、大体ダメージが7位か、VITを上げているから、少しは軽減してくれているのかな?
次はこっちから攻撃してみよう、
鎌を手にして、スライムの体当たりに対して、持っている柄で防ぎ、スライムが地面に着地した瞬間に刃の部分をスライムに突き立てる、この段階でスライムのHPが2割ほど削れた、そこで終わるのではなく、突き立てた刃を自身の方へ引き、スライムを切るようにする、
スライムに切れ目が入り、残りHPが3割まで減った、
本来であれば、突き立てたら刃を横にしてスライムを上下に引き裂きたかったが、それをしたら終わってしまうと思ったので、引き出した
スライムはまた体当たりをしてくるので、今度はそれを受け止め、抱き抱える、
腕の中でスライムがプルプルしている、可愛い
スライムを放り投げ、またキャッチ、リリース、キャッチ、を繰り返していく
わかったことは、受け止めるより、キャッチした方がダメージが少ない、これはキャッチがガード判定になっているのかな?
そんな事をしていたら、残りHPが100を切ったのでスライムにとどめをさす、
鎌を横に倒して、スライムが体当たりしてきたタイミングで、鎌の刃をスライムに突き刺す、その後はスライムが千切れないように、ある程度深く刺さったら、その手を捻り刃を地面に向けて振り抜く!
スライムと刃が地面に刺さりスライムは倒れ、スライムの水溜まりが出来た
「お見事です、最初は何をしてたか気になりましたが、攻撃に冠しては問題ないですね、
魔物の死体は近くに行き、手を翳すことでドロップアイテムを入手できます、それか、死体をドロップアイテムにしないで、自分で解体もすることができます、これは[解体]のスキルがないとできません」
なるほど、ドロップアイテムはレアアイテムとか入手できるが、解体はレアアイテムをもらえない代わりに素材は死体分手に入るのかな?
解体欲しいなー
「それで、なぜスキルを使わなかったのですか?」
え?
「え?だって使い方わからないし?」
「………」
ん?みみが黙りになった
「みみ?どうした?」
「すみません、使い方を教えるの忘れていました…」
おい!?大事なこと忘れてないか!?
「すみませんすみませんすみません!
変わりに今教えます!幸いに、戦闘で使うスキルが付与魔法ですし!今教えても大丈夫です!戦闘前にやればいいだけですし!」
えぇー…まぁいいけどさー
本当であれば、戦闘チュートリアルをする前に説明があるはずだが、その時には既にスライムをプルプルグニュグニュしていたので、仕方ない、うん、仕方ないな
「スキルにはそれぞれアーツがあります、そのアーツの名前を言えば発動します」
なるほど、アーツは発言しないといけないのかな?一回一回言うと疲れるし、もしPVPや決闘、闘技場などがあれば、使うアーツが分かれば対処しやすいから、出来れば発言しないで使いたいな
「アーツは発言しないで発動させることができますが、これはしっかりとイメージしていないと出来ません、戦闘中にやるとなると、相当難しいので、発言する人が殆どです」
なるほど、当分は発言して、慣れたら無詠唱してみよう、無詠唱なのかな?これ
「では一度使った見ましょう、Lv1で使える[付与魔法]のアーツは[エンチャントアタック]です」
[エンチャントアタック]…指定した物の攻撃力を高める、
そのままだな、だけどこれはよく使うと思う、いいアーツだ
「[エンチャントアタック]!」
自身に赤いオーラが現れ、体を包み込むと、その赤いオーラが体の中に溶け込んでいく、
赤いオーラが現れた時に、腹より少しした辺りに少し違和感を感じる、
オーラが体の中に溶け込んでくると、体全身を膜に包まれた感じがする、これが[付与魔法]か、面白い!
「いい感じですね、スキルLvが上がれば使えるアーツが増えるので、しっかりあげてください、Lvが10を越える度にSPが1貰えます」
使えば使うだけ新しいことが出来るようだ、早く鍛冶や木工とかで楽しみたい
「アーツはMPを使うので、しっかり管理しないと、すぐ枯渇してしまいます、枯渇すると、動けなくなり、ステータスが低下するので気を付けてください」
むやみやたらに使えない…因みに一回で使うMPは15だった
残りMP[85/100]
「戦闘チュートリアルが終わったので、ステータスに新しい情報を追加します」
え?新しい情報?
次の更新は不定期です、ただ、エタらないので!
エタらないので!
大事なことなのでry