設定集 その3
久し振りにちょっとまとめました。
まだここまで読んでいない方には、ネタバレの可能性もあるので注意してください。
『従魔』
「ピポ」
種族:フェアリースライム【超希少種】
性別:女
容姿:きゅるるんとしたつぶらな瞳や桃色の体色をもち、小さな手に小さな足、身体で可愛らしい妖精と言った方がしっくりくる容姿である。羽はない。
一人称:「私」もしくは「ピポ」。口癖で「ピキ―ッツ」等、ただのスライム時代の名残がある。
他人を呼ぶとき:リューには「主」。
基本的な能力:発火、格闘技、物の収納能力(制限アリ)。
・ハクロの次にリューの従魔となった小さな妖精の様なスライム。
・元々はただのスライムの亜種扱いであったが、進化して今の姿となった。
・日々その小さな体は成長しており、能力的にもめきめきとレベルアップし、高速で動き回り、手足から火を出して飛行するなど、様々な方法で敵をかく乱し、仕留めることが出来る。ただし、その小ささゆえに攻撃力不足な面もあり、リューの魔法によって重さを増やすなどのサポートが必要。
・無邪気な幼子のような試行でもあるが、時と場合によっては真面目に考えるなどしっかりした面もある。‥‥‥というか、年相応の幼さがあるだけであり、成長したらもっとすごくなる可能性がある。
・リューの婚約者となっているヴィクトリアとは格闘術の面でライバル視しており、それ以外では皆とすぐに仲良くなる。
・なにげにこだわりが強く、一度極めたら徹底的にするようで、例としては護身術の不審者の急所に攻撃する際に、すばやく、なおかつもっとも激痛が出る方法を熟知している。
・昼寝好きでもあり、たまにリューの頭の上や、ハクロの胸元に潜り込んで寝ていることもある、一応、スライムボディでもあるので潰されても平気。
・炎を纏い、攻撃するのを得意としているが、たまに調理の際の火種として役にも立つ。得意料理はチャーハン。
「ファイ」
種族:スピリット・スキュラ【超希少種】
性別:女
容姿:水色の衣服をまとい、流れるかのようにつややかな翡翠色の長い髪で、目は緑で全体的に人肌に近い。妖艶な顔と身体つきで、豊満な胸は貝のようなもので隠されており、下半身はタコの触手のようだが赤色ではなく、艶のあるサファイヤみたいな宝石のような蒼い輝きを持っている。
一人称:「私」。口癖は「~カナ」。
他人を呼ぶとき:リューには「主殿」。
基本的な能力:魔法、薬の生成など
・クラウディア森林の中にある湖の第135代目の主をしていたが、サラマンダーの襲撃をきっかけにリューたちと出会い、なんとなく気に入って従魔になり、湖の主の座を降りた。
・当初は精霊と勘違いされたが少し惜しく、精霊に近い存在である希少なモンスターである。通常種や亜種のスキュラ以上に高く、条件次第では災害危険指定種に次ぐ能力を持っている。
・リューの従魔の中では、水の魔法や氷の魔法、風の魔法などを組み合わせて多種多様に戦い、いざとなればその足で近接戦闘も行えるため最も戦力としては高いのだが、本来は薬の調合などをする方が得意であった。
・実は乾燥を防ぐために全身がぬるっとした体液で覆われているのだが、陸上では人と触れ合う機会があるため、魔法でそのぬめりをごまかして不快の無いようにさらっとした触り心地にしている。
・手先はかなり起用だが、ハクロに比べるとやや劣る。だがしかし、同時に作業を行う能力では上回るためさほどたいした差とならない。
・調合した薬はどれも人間が作る以上の効能を発揮するので価値があり、中には金を出して求める人もいるが、きちんと対応して販売していたりもする。ちなみに、現在人気があるのは胃薬なのだが…‥‥ストレスをため込む人って案外多い様だ。
・案外涙もろい面もあり、人情にあつかったりもする。ただし、嫌な相手には容赦せず、手て知的に魔法を叩き込む。
・元々湖に在住してた時には海藻や貝などを体につける程度の服装であったが、ハクロの協力の下まともな衣服を着用。ただし、服の下の貝ははずさず、定期的に新しいのを購入していたりもする。
・力はあれども乾燥した地域では力は落ちるので、保湿用のクリームなどを開発していたりもする。
・湯上りにはなぜかいい匂いがして、つられて猫が寄ってきたりするので気を抜けない。
「ワゼ」
種族?:「The strongest mechanic madeの10番機」、通称「TSMM:10」【???】
性別:女
容姿:着ている服は常にメイド服だが、ゆったりとしているけど身体つきの良さがなんとなくうかがえる。手の造形は人のようだが、わずかながらに光沢を放ち、完全な人の皮膚ではない。顔を見ればこれまた美人とでもいうかもしれないし、髪は黒髪ロング。ただ、耳に当たる部分にはヘッドフォンのようなもので覆われており、よく見れば斜めにアクセントなのかアンテナのようなものが立っている。
一人称:「私」。語尾はカタカナ。
他人を呼ぶとき:リューには「ご主人様」。
基本的な能力:メイド。それ以外に何が言えようか?
・都市ブリテンの地下に眠っていた、かつて存在していた魔王の一人、「機械魔王ヴュリュヴャミビュ」の最高傑作にして、最後の作品でもある「The strongest mechanic madeの10番機」、通称「TSMM:10」。リューの魔力を認識し、従魔兼おつきのメイドとなる。
・一言で言うなれば「究極のメイド」。ただし、戦闘面でもとんでもないような内臓武器が多いので、「冥途送りのメイド」と実は陰で言われていたりもする。
・どう見ても外見以上に内蔵しているものの中には、彼女を小さくデフォルメした「ミニワゼ」たちが9体入っており、情報収集などに役立てている。…‥‥そのうち、新造ミニワゼも予定。
・常日頃自身の内部構造などを進化させており、リューたちと出会った初期に比べて性能が飛躍的に向上中。ただし、基本的な能力は家事に割いているのであり、戦闘にはやや不向き…‥‥といいたい。
・正確には、一斉せん滅、辺りを焦土化、某「焼き払え!!」や某戦艦の武器のようなもので浮遊大陸の消滅のような行為は可能であるので、本当に家事に能力が割けているのか不明。
・国王と密かに密約を結び、互いに協力関係にある。だがしかし、やっぱり一番重要視して優先するのは仕えている今の主のリューであり、危害を加えるモノの排除を計画している。
・後世、敵に回してはいけない者トップに立つのだが、それはまた別のお話。
「ラン」
種族:サキュバス・ファントム【幻獣種】
性別:女
容姿:金髪褐色肌、モデル体型。衣服を着用すると、踊り子が着るようないかがわしいようなものに強制的に変化する。翼は大きくなり、全身を包めるほどの蝙蝠のようなもので、尻尾がシャープで長く、そして頭のこめかみにはぐるりと巻かれた角が生えている。目の方は、前髪が長く伸びており片目しかわからないがアメジスト色である。どこがとは言わないが、Cほどはある。
一人称:「うち」。口癖は「~なのだよ。
他人を呼ぶとき:リューには「主様」。
基本的な能力:放電、催眠、幻術など。
・進化前の「サキュバス・フラット」のときにリューの従魔となり、魔力供給をきっかけに進化した。
・生まれたときから不幸が多く、苦労人。ゆえに、貧しい者の気持ちがよくわかる。
・サキュバスの分類だが、色欲は薄く、初心な面が多い。露出面での羞恥心はないが、サキュバス的な好意は真っ赤になってしまう。
・能力としては相手を眠りに誘ったり、見たい夢を見せたりと一見地味そうだが、記憶を取り出して周囲に見せることも可能であり、使い方次第では凶悪すぎるものである。
・サキュバスの能力に夢に潜り込むというか、電気信号で操る物があるせいか、進化した際に電撃の攻撃を可能にした。ただし、場合によっては自爆もあり得るので扱いは注意。
・実体をあやふやにすることが可能であるため、そう簡単に触れられないようにしたり、壁をすり抜けたりなどもできる。ただし、制限はある模様。
・着る物がなぜか淫猥なというか、露出が高いものに変化してしまい、まともな衣服を着用不可能になったことは悲しいが、元々そこまで着る物に執着はしていなかったので諦めの領域に達した。慣れれば恥ずかしくない。
・どこがとは言わないが、その部分が進化によって変化したことから、サキュバスらしさは何とか得たような気もする。
・実は料理が某餓鬼大将以上に下手過ぎるため、まともに作れないゆえに空腹になっていたりもした。たまに何か生まれていたりするが…‥‥それもまた別のお話にしたい。
『主人公以外の主要人物』
「ヴィクトリア・フォン・ザウター」
性別:女
一人称:「わたくし」など
容姿:髪の色が燃えるように赤くて、目の色が透き通るような青色をしているリューと同年代ほどの黙っていれば美少女。
・ザウター王国の第2王女であり、黙っていれば美少女、でも行動に移せばお転婆な少女。
・夢追い人育成学園へ向かう途中にリューに出会い、一目惚れのようなものをしたが、出来るだけ平然と接していた。後に、父親の国王に見ぬかれて晴れて正当なリューの婚約者となった。
・初期の頃は鉄パイプを愛用武器にしていたが、最近では格闘術をメインにして己の拳を武器としている。似たような戦闘をするピポとはちょっとしたライバル関係。あの国王にしてこの子アリとまで言われたほどの強者でもある。
・出番が少ない?いや、一応これでもヒロインなんですよ。
・第3王子であった馬鹿な兄が投獄された話を聞いたときには、すんなりと納得しており、薄々そうなることは分かっていた。
・本人に自覚はない様だが、ややヤンデレ。ランがリューの従魔になり、紹介される際にはつい手が出てリリューを撃沈させた。後に平謝り。
・本来は王族が通う「ロイヤルード学園」に通う予定であったが、王位継承権が低く、それほど重要視もしておらず、アレン国王の企みも少々ありつつ、幸せになってほしい親心から夢追い人育成学園への入学を許可された。
・必殺技はシンプルに右ストレート。その拳はリューの肋骨を砕きかけたほどである。
「アレン・フォン・ザウター」
性別:男
一人称:特に細かいものはない。
容姿:髪の色は青く、目は右が青色、左が赤色とオッドアイで、渋いおじさん。威厳はあれども、普段の行動が半減させる。
・王妃、側室、愛人といるようだが、意外なことに子は余りおらず王子が3人、王女が2人。ただし、ある時点で除籍し、正式な王子は2人となった。
・有能な事は有能だが、王族専用の魔道具などでちょくちょく王城から脱走し、平民に混じって見たり、他の貴族の下へ隠れて訪問して不正をズバッと暴いて成敗したりなど、国民からは慕われるのだが、臣下の者たちの心労を増やしまくる。特に、宰相のカクスケが一番被害を被り、心労で最近辞職願いと後任推薦が出され始めた。
『その他登場人物』
「カクスケ」
性別:男
・ザウター王国の国王側近の宰相。ついたあだ名が「超苦労人」。
・国王の王城からの逃亡に毎度ストレスをため、血反吐を吐くようになってきた。
・そのうち辞職予定だが、次期宰相を探し中であり、後継者が見つかるまでは意地でも職務をやり遂げてやろうという強い意志を持っている。でも早く隠居したい。
「第1&2王子」
性別:男
容姿:とりあえず真面目イケメン。
・アレン国王の息子たちであり、兄弟仲は良好だが、王位継承権に関しては健全に争い、どちらが次期国王になろうとも支えてあげようという優しい心の持ち主。
・ロイヤルード学園の生徒会長や副生徒会長なども務めており、人望も分厚く、どちらが国王になってもおかしくはないとまで言われており、他国の王女から求婚されていたりする。
・末の弟であった第3王子の失態に関しては、最初はまだ間違いだと思いたかったが、どうしようもないほどダメになっていることが分かると切り捨てる決心をした。けれども、第3王子がどれほどの屑であったとしても兄弟愛というものはあり、密かに涙を流していたとも言われている。
・名前に関しては、また別のお話。
「元第1王女」
性別:女
容姿:不明
・ザウター王国の第1王女であった人物。現在は他国の王妃となり、甘い生活を送っている模様。ヴィクトリアとは仲はいいが、やはりあの親にしてこの子ありという人物らしい。
「ボーンブリッド・フォン・ザウター」
性別:男
容姿:ちょっと小太り気味だった、やや常識と頭が足り無さそうな感じ。
・『元』ザウター王国第3王子。いろいろとやらかしまくった大馬鹿野郎。
・時代錯誤な考え方、素行の不良など様々な点で屑すぎて、最終的に王位継承権剥奪、王籍削除及び平民落ち、加えて他国の諜報員への情報流出やその他の罪で牢獄に入れられ、処分された。
・処分されたというが、死刑になったのかどうかまでは微妙なところ。もしかしたら今後再登場…‥‥はありえないかも。
・どこかで道を間違えたのか、それとも生まれつきこうであったのだろうか。反面教師というところもあり、親が優秀でもその子までがそうとは限らない例としても出されるようになった。
・これでも一応アレン国王の血は引いており、れっきとした実子で不貞の子ではない。なのにどうしてこうなったのかは、後世の研究者たちも首をかしげるほどである。
「ドーラ・フォン・モーン」
性別:男
・種族はハイエルフの渋めのイケメン親父のような容姿。
・夢追い人育成学園の学園長であり、理想の女性はスキンヘッド。
・入学してきたリューの重大さについて心労を積み重ね、そのせいか最近ぎっくり腰にもなり始めた模様。
・他の学園の学園長たちとは仲が良く、互いに苦労を背負っているが故の一体感もある。
「ドッゾッウ」
・リューたちのクラスの担任で、常にハイテンション。
・真っ赤なカイゼルひげが自慢であり、そこから火を出すことが出来たりもする。
「ボンブラスト」
・魔物使い科目の担当講師であり、魔物使いで従魔が『ストーンゴーレム』の『ロックドン』。
・同僚のボルケーニン先生に恋慕していたが、最近他の人と付き合い始めた話を聞き、見事に失恋。
・魔物使いの腕としては微妙なところもあるが、それでも生徒たちには慕われるいい先生である。
「ボルケーニン」
・アマゾネスの女性教師。武術関連の授業を担当している。
・最近、ようやく理想の男性と付き合う事が出来て、近々婚約予定。その陰で、血涙を流して嘆いている人がいることを知らない。
『国家』
「神聖国エルモディア」
・あくまで自称神聖な国としており、一種の宗教国家。
・歴史にたまに現れる魔王を完全な「悪」と決めつけており、その詳細は不明。
・最近腐敗しており、他国に喧嘩を売ったり間者を出したりとやりたい放題で、しかも捕えられたとしても自国の者ではないと知らぬふりをする上に、逆に名誉棄損だといってくる面倒くさい国。
・十数年ほど前に、ヨルバァと呼ばれる預言者によって魔王の誕生を知り、その詳細を探し求めている。
・最近、経済面がゆっくりと悪化中。そのうち暴挙に出るかもしれないと、周辺諸国は警戒している。
・この国を例えるのであれば、某ガキ大将から優しさや男らしさ、仲間思いなところなど、良いところを抜き取った屑国家。
・なにやら重大な犯罪を犯している可能性も浮上してきており、国家崩壊カウントダウン開始。
王子や王女の名前に関しては、また後日・・・・
スリーサイズ等は設定記述しません。ご想像にお任せいたします。
【といいつつも、サイズ比はなんとなく出ていますよね】
【約一名はやや明確にカナ】
【それを言わないでほしいのだよ!!】
「‥‥‥裏切り者ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」