設定集 その1
いったん落ち着いてここまでの整理をする設定集です。
今回は人物関係。
【登場人物】
『主人公』
「リュー・フォン・オーラ」
年齢:現時点で5歳
種族:人間
性別:男
容姿:黒目黒髪、ちょっと顔立ちは整っている方。
一人称:『俺』。相手が目上の人の場合は『私』など。
他人を呼ぶとき:従魔はフルネーム、兄たちは名前の後ろに「~兄上」、母は「母上」父は「お父さん」。
・今作の主人公であり、転生者。オーラ辺境伯爵家の4男でもある。
・前世が受験の時期や、親に言いなりだったこともあって自由がほとんどなかったことから、今世では自由を得ようと考える。
・基本的にのんびりとはしたいが、適度に体を動かしたり探検もしたいので、その手の事が出来る職業に就きたいとも考えている。
・一応前世の知識を活かせば内政チートや食文化発展なども可能なのだが、忙しくなるのは困るので時期を見て少しづつ活かしていく予定。
・麺類系料理好き。どうも転生者のような人は過去にもいたようで、地球の料理に似たものなどがあるのだが、麺類だけがなぜかないことに不満を抱いていたりする。うどん、ラーメン‥‥‥機会があれば、調理しようと企む。
・魔法の属性は現時点では不明だが、どうやら重力などの特殊な事象を操れることから異質なものであるのは間違いないようである。
・魔物使いの才能があるようで、ある程度の知能があるモンスターとなら会話が可能であり、今のところハクロを従魔にしている。
・従魔にした最初のモンスターがホーリアラクネと言う珍しいモンスターだったことから、将来的によりとんでもないものを従魔に出来てしまうのではないかと、父の胃痛の要因となっていたりするが本人は無自覚である。
『従魔』
「ハクロ」
年齢:森で数十年近く暮らしていたというが、正確な事は不明である。
種族:ホーリアラクネ【幻獣種】
性別:女
容姿:美しい銀髪を持ち、その顔は清楚な方での美女(街中なら10人中9人は確実に振り返る)。大体人でいうと臀部あたりから、ちょっとモフモフしたいような毛でおおわれていて、全体的に白い光沢を放っているような、蜘蛛の下半身を持つ。‥‥‥清楚なはずなのに、出るところは出て、引っ込むところは引っ込んでいて少し艶めかしい身体つきでもある。
一人称:「私」(【】のかっこでくくられているのは、モンスターとしての言葉であり、常人にはわからない発音である。一応人間の言葉も練習中)。
他人を呼ぶとき:リューには「リュー様」。
・元々は何処かの森に暮らしていたモンスターなのだが、謎の巨大な鷹のモンスターによって連れ去られ、リューがちょうど探検していた森に落下して出会った。
・出会った当初は感情の起伏が分かりにくかったが、すぐに感情豊かになった。ノリツッコミもボケもこなすほどである。
・リューが最初に使った魔法を見て、その威力や魔力に驚愕したが、なぜかぞくぞくっとしてリューの従魔になることを決意し、本契約を結んだ。助けられたことに恩を感じてもいるし、ちょっと自覚のないれない感情のような物も抱いている模様。
・従魔になった後は、リューの模擬戦相手になったり、ぎゅっと抱きしめたりするがそれが彼の理性をゴリゴリ攻撃していることは気が付いていない模様。まだリューの見た目が幼いから気軽にできているようである。
・見た目以上に強く、戦闘も軽々とこなして敵を一気に糸で縛ったり切り裂いたりと多彩な芸当を持つ。糸は手や蜘蛛の尻の部分から放出可能。部位によって使い分けもできる。
・編み物が趣味で、彼女自身が出す糸でマフラーや編みぐるみなどを作ることがある。ただし、ホーリアラクネの特性故か、その糸に癒しの力が宿るようで、衣服の場合は着ているだけで疲労回復する。
・魔法等はまだ使えないようだが、一応将来的な回復要員である。
・寝る時にはハンモックを作製し、そこで熟睡する。たまに蜘蛛の部分から糸を出して宙づりの体勢で寝ることもある。
・糸自体が高級品らしいが、ハクロは自分やリューの為なら惜しげもなくバンバン使用する。高級品として扱われるアラクネの糸のハクロの使用方法を見て、リューの父親の胃を痛める要因その2になっていたりもする。
『オーラ辺境伯爵家家族(リュー以外のメンバーで)』
「ディビット・フォン・オーラ」
種族:人間
性別:男
容姿:燃え盛るような赤い髪と青い瞳を持ち、熱血漢あふれる暑苦しい雰囲気を持つ。
一人称:「わたし」
他人を呼ぶとき:息子たち「愛しい息子」、妻「愛妻」「妻」「自分の生涯の伴侶」等。
・元々はとある騎士であった。妻との出会いによってとんとん拍子で進み、いつの間にかオーラ辺境伯爵となっていたのだが、実権はほとんど妻の手に握られている。文句はないが、尻に敷かれ気味と言う噂が立っている(99%真実)。
・騎士だったこともあり、領内の見回りを欠かさず行い、怪しい者が居ないか威圧するせいでモンスターがそうそう現れなくなっている原因である。
・熱血漢で暑苦しいが、人一倍家族の事を思いやる優しい心の持ち主。不正は絶対許さないので、領内にそんなことをする人は住みつかない。
・最近4男のリューの行動などによって胃痛気味。苦労性でもあるので胃薬が欠かせなくなった。
・かつては娼館に通っていたことがあるらしいが、妻によって何かしらの事をされて以来本当に妻一筋となった。浮気は絶対しない夫になったので、社交界で結構評判はいい模様。
・貴族だけど元騎士であり平民でもあるのでそんなに態度を変えることなく、領内でも気軽に接するので良民からの評判も上々。ただし、「尻に敷かれている」「苦労が絶え無さそう」という思いも同時にあるようだ。
・入り婿であり、一応当主の相続権は子供たちにあって親族にはないらしいが、お構いなしの迷惑な親戚がいたそうで、害になる前に人知れず消されたらしい。気にも留めていないけど、一応聞かないほうが良いだろうなと察している。
「ミストラル・フォン・オーラ」
種族:人間
性別:女
容姿:美しい金色に近い黄色の長髪で、見た目も4児も生んだとは思えない程スタイルが良い
一人称:「私」「わたくし」等
他人を呼ぶとき:息子たち「我が子」、夫「愛しいあなた」「あなた」「自慢の夫」
・ある時舞踏会で疲れて休んでいたところに、どこかの子爵家の子息が絡んできて困ってきたところ、その時会場の護衛をしていて、さっそうと表れて助けてくれたディビットに一目惚れして結婚を申し込み、様座生な策略を練って、ゴールイン。伯爵家の当主にして、その妻の座に収まった。
・実権を握っているのは、一応問題ごとを夫が起こさないようにしているのが理由である。策略家でもあり、様々な陰謀を嗅ぎつけては利用したり、潰したりと裏の当主的存在。
・浮気は絶対許さず、かつて娼館に入っていたディビットを取り押さえて、口には出せないようなお仕置きをしてそれ以降は夫の愛情をきちんともらっている。
・出番は少なめだが、それでも子供たちにかける愛情は大きい。
・本当は娘が欲しいけど、なぜか連続で男児なのが残念だったので、リューの従魔になったハクロに対しては娘のように接している。
「ドスパラ・フォン・オーラ」
年齢:9歳
種族:人間
性別:男
容姿:赤目赤髪整った顔立ち。
一人称:弟に対しては「兄」
他人を呼ぶとき:弟に対しては名前の方を、両親に対しては「父上」「母上」
・オーラ辺境伯爵家の長男。
・やればできる子であるのだが、勉強嫌い。父親の影響か少々熱血な性格。
・次期当主候補でもあるので実はすでに縁談話が他の貴族家から来てはいるが、ブラコンの気があり少々ためらってまだ受けてはいない。
・中二病発症予備軍。兄弟で一番の剣術上手(リューとの対戦記録がないが)。
「エレクト・フォン・オーラ」
年齢:8歳
種族:人間
性別:男
容姿:青目青髪ちょっと釣り目気味。
一人称:弟に対しては「兄」
他人を呼ぶとき:弟に対しては単に「弟」と言うだけ、両親に対しては「父上」「母上」
・オーラ辺境伯爵家の次男。
・結構冷静な性格だが、やはり勉強嫌い。
・弟は大切にするのだが、兄にはやや辛辣なところがある。
・当主?兄がやればいいんですよと言った具合に当主の座には興味がなく、せいぜい補佐の立場でいればいいかなと考えている。
・兄弟で一番落ち着いている性格なのだが、弟が絡むと暴走気味。
「コングマン・フォン・オーラ」
年齢:7歳
種族:人間
性別:男
容姿:茶色の目に茶髪(濃い感じ)。
一人称:弟に対しては「兄」
他人を呼ぶとき:弟に対しては「弟よ」を、両親に対しては「父上」「母上」
・オーラ辺境伯爵家の3男。
・兄弟一番の怪力なのだが、ハクロと腕相撲勝負をさせてもらったところ一瞬で敗北したので、己の弱さを認めて鍛え直し中。ただし勝てるかは不明。
・穏やかな性格で、兄弟仲で唯一リューと快適なお昼寝場所の話交換できる相手である。
・のんびりとしているところはあるのだが、やる気を出せばせかせかと素早く動ける。
・実は兄弟仲でリューを除くと1番モテていたりする。どうやら時代はのんびり系男子のようだ。
【制作裏話】
・熱血、冷静と来たら次はカレー好きというイメージがあったので、本来コングマンは黄色の髪と目の予定があった。ただそれだとカレーがこの世界にある事前提にして、現段階では不明なのでちょっと変更したのである。
・本来、リューの父ディビットは鼻息荒い熱血漢にする予定だったのだが、なぜか熱血漢の苦労性で尻に敷かれる人物になってしまった。どうしてこうなった?
・ハクロとの腕相撲?漫画とかであるような、勢いそのままに投げ飛ばされる感じになりますよ。
・両親の年齢が記入されていないのは、その詳細な設定基準が難しかったためである。そのうち決める予定だけど、母の方からちょっとやばい目線が‥‥‥女性に年齢を聞くのはタブーなようだ。