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第七話 密書

暴力表現・流血描写注意。


 血は力だ。どんなに偉大な者も必ず忘れられる。形をなくし、消えていく。血は、生まれ続ければ残っていく。指先に、髪の先に、確かに残っていく。花が花の形をするように、鳥が鳥の形をするように、人が人の形をするように、きっと残る。

 肋骨の君になれば、自分の肉から新しい命が得られる。それは命を紡いでくれる。

 皇子はオウビに生きろと言ってくれた。

 オウビは、何も残すことができない自分は、皇子のために死にたいといった。ロサ家がいつか皇子のためにならないなら、殺して欲しい。反乱組織を集めるための旗になるなら死刑になったほうがいい。

 オウビはその時、彼がどんな顔をしていたか見なかった。頭を床につけていた。どれほど悲しげな顔で見つめられていたか知らなかった。オウビにとって、自分は生きていないほうがいいのならそれを望む。

「お前が生きてくれるなら、なんでもする。」

 皇子がどうしてそこまで自分を生かそうとしてくれたのか、オウビは分からなかった。だから、オウビは言った。

「私に、肋骨をいただけますか? 」

 怒り、見放して欲しかった。自分の命はもう意味がないのだと、知って欲しかった。他の大人たちと同じように、何の役にも立たない命だと思って欲しかった。

 皇子は悲しそうに目を伏せた後、まっすぐオウビを見た。

「お前が私のために生き抜いたら、叶えよう。」

 それは慈悲だった。幼いオウビにも分かるほど慈悲だった。

 オウビは頭を深く下げた。

 自分なんかに、そこまで慈悲を向けてくれた。

 肋骨の君ほど、大それたものになるつもりはなかった。

 山の民と親交を深め、皇子から肋骨を授かった時には彼らに娘を育ててもらうつもりだった。

 調べるにつれにつれ、そんなことは不可能だと感じた。

 山の民の中でも、肋骨の君を作り出すほどの源泉の周りに住む一族は、他の一族と交流をしない。彼らは源泉を守っている。泉が枯れてしまった今は、そこにしかないと聞いた。

 オウビが店をくぐった時、金色の髪が見えた。

 オウビより前からソウに仕えるアザは陽の民の者だ。髪は輝いて輪のような艶を放ち、顔立ちはそこらの娘よりも美しい。ソウにたいする態度は礼儀正しいが、オウビを見下しているフシがある。

 最も、女を見下さない男はいない。

 オウビは遠巻きにアザを見ていた。彼より先には浮遊石があった。浮遊石の扱いに長けた者をアザ以外にオウビは知らない。彼は浮遊石を爆発させるのがうまかった。オウビは浮遊石の遣い方が分からないので、いつも遠巻きに見ている。

 オウビはソウのいる地下に降りた。そこで人を上から吊るして拷問にかけているはずなのだが、今日は地下に降りる前に一階で彼はお茶を飲んでいた。

「これが最後の仕事だろうな。」

 オウビに地図を差し出した。

「カツキ皇子が帝になれば、お前は側女として仕える。」

 オウビは胸が痛んだ。

 帝の役に立つ仕事は、いずれ皇子のためになる。けれど、皇子は自分を危険に晒したくなかった。あまり無理はしないでくれ、友人を作ってくれ、恋人はできたか。皇子の言葉は、家族に向ける言葉ばかりだった。

 あの方はいつも妹のように、自分を可愛がってくれた。

「戴冠式の時に彼を暗殺する動きがある。今晩お前は、絞られた場所に行き反乱組織を消せ。」

 ソウの言葉にオウビはうなづいた。

「オウビ、首を出せ。」

 オウビは何のことかわからず、ソウが箱から何かを取り出すのを見た。大きな輝く宝石がついた銀の首飾りだった。石のことはよくわからないが、高価なもののように見えた。

「私にとってお前は娘のようなものだ。今日アザと供に行く時につけて行け。」

 ソウが首に丁寧に首飾りをつける。首にぴったりつきすぎて、少し苦しいくらいだった。

「私のように焼けた肌をした者には、不似合いですね。」

 オウビが言ったが、ソウは首を横に振った。

「よく似合う。皇女には相応しい。」

 ソウがそんな風に言うなんて、初めてだった。オウビは少し戸惑った。

  


 飛行艇の試作機を飛ばすという話をハルから聞いた時、ヘイジは子供のようにはしゃいでしまった。それまで重い悩みを抱えていたのは、まだ心に引っかかっているがそれでも好きなもののことにはいつも心踊る。

 走って行くとそこには人だかりが出来ていた。月の民だけでなく、陽の民もいる。ヘイジはこの時ばかりは、自分の背の高さに感謝した。人垣より頭一つ分大きいので、真ん中で説明している技術者がよく見えた。

 金色の髪をした、美しい顔立ちの男。あの日自分とオウビが川に流されるきっかけになった男、リツが真面目な顔をしているのが見えた。

「あまり運転に自信のない方にはオススメできませんが、コツを掴みなれれば今以上に早く進めます。質問はありますか? 」

 そう言ってリツが周りを見渡した時、ヘイジと眼があった。

 げっと言い出しそうな顔だった。

 リツはお茶の誘いを断り、飛行艇の裏に回った。そこではヘイジが新作の飛行艇の浮遊石を見ていた。透明で小さく、奇妙に色づいている。

「飛行艇の技師とはしりませんでした。」

 リツは少し得意げに言った。

「元々小型のは山を飛ぶために開発したんだ。何回も堕ちたし三回は爆発した。」

 ヘイジは思わず浮遊石から離れた。

「やり方が難しいんだけどな、石の削り方と大きさと振動のさせ方で吹き飛ぶ。けど、爆発するギリギリが一番早く飛ぶ。」

 リツは慣れたことのように言った。

「一番やばかったのは最初から金色の状態で使った時だな。段々速度が出て来て、十分くらい経ったら紅くなって爆発したんだよ。飛行艇粉々になったしな。」

「なんとかできなかったんですか? 」

 飛行艇は決して安いものではない。そう爆発しては困る。

「あの金色の状態以外はだいたい調節ができたんだよ。気づかなかったら死んでた。」

 リツが楽しそうに語るのを見て、ヘイジは神経を疑った。

「怖くなかったんですか? 」

「その時は怖かったけどな、あの爆発があったからシズクに会えたようなものだ。」

 リツは浮遊石を取り除いた。

 あの山の民の娘がよほど愛しいのだろう。リツが娘の名を口にする時、少年のような顔をする。

「言葉は全然わからなかったけど、散々怒られた。普段は何も喋らないのに、すごい剣幕で。俺より細くて小さいのに、細い眉を吊り上げて大きな眼で睨みつけて、つれて帰りたいくらい可愛かった。」

 天人が地人の娘相手にのろけている。ヘイジは力なく笑った。

「地人の娘は天人には媚びへつらうって聞いてたが、シズクは誇り高い。あの一族の最上巫女だからかもしれないが、天人の皇女と変わらない。美しく気高い。」

 貴族の中には変わり者がいる。

 地人を愛妾にする者もいる。彼らは皆どこか、地人を哀れだと思い、自分たちより下だと見下し、愛玩する。

 リツはそうではなく、彼女の存在を尊重している。

「うまくいくといいですね。」

 ヘイジは心からそう思った。

 リツはきょとんとしたが、次の瞬間噴出した。

「おもしろい奴だな。そんなことを言う天人は初めて見た。友達にもいいかげんにしろって怒られたのに。」

 その友人達の方が正しい。けれどヘイジは、リツには仲間意識を抱いた。

 相手は同じ一族だが、帝の寵愛を受ける娘。子供を孕むことのない最後のロサ家の皇女。父は知ったら激怒するだろう。ハルは青ざめるだろう。

「貴方と俺は似てるかもしれません。俺は初めてあの人を好きになったのは、とび蹴りしている姿を見たときでした。」

 明るい日差しの中、自由気ままに駆け回るオウビが眩しかった。

「月の民ってのは、もっと本心を隠して生きているもんだと思った。お前は不思議なやつだな。」

 ヘイジは苦笑いする。それはおそらく、オウビに会ったからだ。彼女という存在を知れば、規律や伝統は束縛以外の何物でもないように思えた。

「お前は俺の言うこと信じるか? 」

 ヘイジは首をかしげた。

「どういう意味ですか? 」

 リツは真面目な顔で手招きをした。

「今度帝になる皇子には気をつけろ。あいつ戦争起こす気だ。」

 顔を寄せてリツは言った。

「小型飛行艇なんて誰も見向きしなかった。荷物は大量に運べないし、浮遊石は爆発するかもしれない。危険の方がでかい。誰も出資しなかったのに、陽の民よりもあの皇子が大金を出した。」

「それが、何故戦争に結びつくんですか? 」

 突拍子もない言葉に、ヘイジは笑った。だが、どこかでそれを否定しない自分がいる。

「皇子が一番興味を持ったのは速度じゃなかった。山の中を狂わず飛行できるか。どのくらいのものを乗せられるのか、浮遊石はどの状態が一番爆発が大きいか。」

 リツは後頭部を掻いた。

「爆発の規模も詳しく知りたがっていた。飛行艇じゃなくて空飛ぶ爆弾に興味があるみたいだったな。」

「皇子と直接会ったんですか? 」

 ヘイジが言うと、リツは首を横に振った。

「皇子の遣いが密書を持ってきたんだよ。」

「それは今ありますか? 」

 リツは自分の荷物の中から出した。何故そんなところにあるのだろう。

「何かあった時使えるかと思って、一通は持ち歩いてる。」

 用意が言い。ヘイジは密書を見て固まった。

「これは、どなたが? 」

「名前は名乗らない。背の高い、銀髪の男だ。歳はいってるけど男前だったな。」

 ヘイジは震える手で、リツに戻した。

「ありがとうございます。けれど、皇子から出資されていることは内密なんじゃないですか? 」

リツは冗談っぽく笑った。

「お前みたいなおもしろい奴が政に巻き込まれて死ぬなんて勿体無いだろ。何かあった時は俺の国に逃げて来ればいい。小型飛行艇が成功したから金持ちだ。」

 浮遊石をしまいながら、リツは言った。

「その時は、お前のとび蹴りの上手い恋人を紹介してくれよ。」

「俺も、そう出来たら良いと思います。」

 ヘイジは苦笑いしてから、ふと浮遊石を見た。

「図々しい頼みなんですが、一つお願いしていいですか? 」

 リツはきょとんとして振り返った。


 空は晴れていた。オウビは首元が開いた正装で、庭を見ていた。アザは天人の貴族と話しているようだった。

 娑原で天人達が集まるのは珍しい。反乱組織が浮遊石を隠している場所を選んだのは偶然なのだろうか。疑い始めるときりがない。地人の給仕が奇妙な料理を運んでくる。魚や肉が生の状態だ。羅倶汰では鮮度をたもつのが難しいものばかりだ。

 ふと、視線を感じた。オウビは相手に悟られないように、視線の先を探した。廊下から出て行く者の姿が見え、オウビは追いかけた。赤い髪が見える。

 オウビは立ち止まり、周りを見た。広い廊下の中に、紐を張られた階段がある。紐がわずかに揺れている。

 オウビは階段を昇った。人は誰もいない。階段を昇りきった場所に、血溜まりができている。オウビは振り返るより先に避けた。袖が切り落とされた。二人の男、一人は赤毛、もう一人は黒髪、どちらもただのならず者ではなかった。立ち止まる暇など与えない剣筋が長いオウビの裾を貫き、床に打ち止めた。

 赤毛の男がオウビの腹を蹴り飛ばした。胃酸が込み上げ、脇腹が痛んだ。布が裂ける音がし、オウビは床に転がった。髪を掴み上げられ、喉元に刃が当たる。

「殺すな。」

 地人の言葉だが、山の民に近い訛りで、黒髪の男が言った。

「こいつに吐かせよう。何を企んでいるか。」

「この娘は吐かない。眼を見ろ、武人の目つきをしている。」

 オウビは不思議に思った。

「何が知りたいの? 」

 アテルイ族の口ぶりを真似て、オウビが言った。二人は驚いたように見る。

「貴方達は、反乱組織ではないの? 」

 男の手に力がこもり、オウビは思わず呻いた。

「反乱? なんのことだ。お前たちこそ何故同胞を惨たらしく殺した。」

 赤毛の男が刃をオウビの眼に近づけた。

「眼を焼き首をはね、どぶ川に捨てた。違うのか? お前も同じように捨ててやる。」

 オウビは男を睨んだ。ただの脅しではなく、この男はやるだろう。

「私の帝に刃を向けるなら、首だけになっても喉笛を食いちぎってやる。」

 黒髪の男が赤毛の男の肩を叩いた。あごで何かを指す。赤毛の男は立ち上がり、オウビを後ろ手で縛り歩かせる。

「俺達は娑原の民だ。お前たちに媚びへつらう男が来る前から、ここに住んでいた全うな民だ。」

別の階段を二人は降りていく。脇腹がひどく痛んだが、オウビは黙ってついて行った。

「ある日、人足に呼ばれた者達が次々いなくなった。どれも宿無しばかりで仕事ほしさに貴族の所に集まったんだ。貴浮遊石を削りに行かされ、それを町に運ばされた。」

 階段を降りた先には、大きな箱がいくつも置かれていた。

「この中に浮遊石が入っている。嫌な物だ。これのそばは頭が痛くなる。」

黒髪の男は舌打ちした。

 オウビはまじまじと男の横顔を見た。

「貴方は、アテルイ族? 」

 オウビが言うと、黒髪の男は驚いたような顔をした。

「おかしな天人だな。地人の顔の区別がつくのか? 」

 オウビはゆっくりと周りを見渡した。部屋はとても広い。ここにある箱全部が浮遊石だとしたら、一財産だ。

「天人が運びこんだことに間違いないの? 」

「地人が浮遊石なんか持っていても扱えない。月だの、陽だの、なんて区別はつかないがな。」

 赤毛の男が言った。オウビは唇を噛み締めた。

 彼らは反乱組織ではなかった。では、誰がこんなにたくさんの浮遊石を運び込んだというのだ。

 別の組織があるのだ。ただ、地人はそれにかかわってはいない。天人の企みに利用されただけだ。赤毛の男がオウビの肩を掴んだ。

「今度はお前の番だろ。何故俺たちを襲った。娑原の争いに、お前たちには関係ないだろう。」

「私は、末端でしかない。何も聞かされていない。」

 赤毛の男が肩を掴む。脇腹がズキズキ痛んだ。

「ふざけるな、何人も殺しておいて。」

 言いかけた瞬間、男の背が何かに射られた。部屋の中に矢を持ったアザが駆け寄る。オウビはよろけて倒れた。

 黒髪の男は剣を抜いたが、短剣が額に刺さり倒れた。

 オウビが呆然と倒れていると、アザが無表情に寄ってきた。

「なんだ、生きてたのか。」

 オウビは脇腹の痛みをこらえて立ち上がる。

「何故、殺したの? 彼らは反乱組織じゃないのに……。」

「うっとおしいだろ、こそこそ嗅ぎまわって。たかが土非人どひとが死んだくらいで。」

 アザは最も侮蔑的な言い方をした。

「どういう意味、この浮遊石は、誰が集めたの? 」

 オウビが問うと、アザは赤毛の男を蹴り、生きていないかどうか確かめた。

「反乱組織は、どこにいるの? 」

 アザは浮遊石を見渡して言った。

「お前の言ってるのは、皇子に対して仇なす者だろ? 」

 アザは箱の一つを無理やり開け、中身を見た。中に浮遊石が詰まっている。次に別の箱を開けると、浮遊石ではなく塩が詰まっていた。

「誰が一番皇子を殺したがっていると思ってんだ? 」

 馬鹿にしたようにアザは言った。

「第一皇子に決まってるだろ。賢い弟に帝の座を持っていかれて、穏やかに過ごせるか? 」 

 アザは持って来ていた眼鏡で石を確かめるように見る。

「俺たちは月帝に仕える。今はまだカツキ皇子は帝じゃない。俺はお師匠様について行くけど、お前はどうする? 」

 オウビは膝から崩れ落ちた。涙が眼からこぼれる。

 帝が兄弟に殺される。家族に、殺されてしまう。遠く離れている自分には止めようがない。

 オウビはアザを見上げた。彼は冷たく見下ろしていた。

「お師匠様は、お前みたいな厄介な女を拾ったんだ。恩を忘れるなよ。」

 自分を娘のようだと言ってくれた師。生きる術を与えてくれた。彼の教えは全てにおいて役に立った。

 オウビは深く頭を垂れ、駆け出した。黒髪の男の腰から太刀を抜く。

 アザはオウビの行動を予測していたように、短剣を投げつけた。オウビは避けもせずアザにまっすぐに進んでいった。

 アザの短剣はオウビの肩や腕に深く刺さり、頬を掠めた。オウビの握った太刀はアザの腹を貫いた。

 アザの口から、真っ赤な血が溢れた。

「やっぱりな、お前は最初から仲間じゃなかった。」

 息を切らしてアザは言った。オウビはまっすぐにアザを睨んだ。

「お師匠様に命をかけられないクセに、忍者を気取るな。」

 オウビは太刀に力を込め、アザの腹を真横に切り裂いた。

「私は最初から、カツキ様にしか仕えていない。」

 オウビの足や膝にアザの血と腸がかかった。短剣を無理やり引き抜くと、オウビは太刀を引きずり、よろよろと出て行った。

 早く上に行かなくてはいけない。皇子が殺される前に、彼の兄を殺さなくてはならない。痛みがオウビの殺意をいっそう駆り立てた。

 

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