表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/27

海神のお告げ

「……何故こうなった?」

 海パン一丁で砂浜に座り込む魔緒。

「まおちんもこっち来たらー?」

 一方、仁奈は海に浸かっている。白いセパレートタイプの水着を着用し、浮き輪も完備。

「そんな情けない格好してると、運気が海に流れてくわよ」

 その隣には、七海の姿が。彼女のほうは黒の水着。仁奈のものとは色違いだ。

「泳ぐのはあまり好きじゃない」

「もしかして金槌?」

「そういうわけじゃないが……」

 どうも気が乗らないようだ。女の子二人と海に来たとは思えないほどのローテンションぶり。

「別に競泳しろなんて言わないから、早く来なさいよ」

「ほらほら、早く早く」

 双子姉妹に腕を引かれ、魔緒は渋々海に入る。

「……冷たい」

「こんなに暑いんだから、普通は気持ちいいとか言うものよ」

 それがどうしたと言わんばかり睨んでくる魔緒には構わず、彼を沖のほうへと引っ張っていく双子たち。

「そんなに行ったら危なくない?」

「大丈夫よ。この辺は遠浅だから」

「けど急に深くなることも……」

「きゃっ!」

 言ってる傍から、仁奈が躓いて、

「っととと」

 魔緒もそれに引っ張られ、

「えっ、ちょっと……!」

 ついでに七海も巻き込まれ、

「「わっ!」」

 三人一緒に、海へとダイブした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ