第2日 夕方 作業
塵も積もれば山となる。
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・人物紹介
鈴木紬(30)
独身で、あまり趣味とかそういうのがない社畜。ゲームの世界に転生して主人公となった。
・飛鳥涼介
主人公の執事...いや、幼馴染。
鈴木「はぁ...仕事を夕方までしても好感度イベントは1回しか来なかった...これじゃぁ100年たっても無理だよ~...」
ヒント「そりゃ、自分から突っ込まずにずっと受け身なんだからそうなるんじゃないか?この世界のお前はゲームみたいな操り人形じゃなくて人間自身なんだぞ?告白だって同じだ。相手が両想いとかじゃなきゃ告白されることなんてないだろ?」
鈴木「ち、ちょっとオーバーキルすぎるかな...」
私の名前は鈴木紬。異世界転生して2日目、なんだか地味な作業が続いています。まるで現実みたいで...
コンコンッ
ヒント「お、だれかがきたぞ。」
鈴木「あ、入っていいですよ~!」
飛鳥「失礼します。」
鈴木「あら、今日はどういう要件で?」
飛鳥「実は...正直どうでもいい話ではあると思うのですが...」
鈴木「うんうん...」
飛鳥「恋愛とかってどうすれば、いいんですかね?」
ヒント「好感度イベントキタ━━(゜∀゜)━━!!!!」
なんでそっちが喜んでるんです?
ヒント「いや、これ10%くらいだもん。」
あー、それは...
ヒント「というか、早く答えないと時間切れだよ、なんかいって!」
あー、えーと...
鈴木「恋愛って、友達作りみたいなものじゃない?いくら自分が好きだって思っても、それを言わなきゃ話は進まないじゃない?」
飛鳥「そうですね...」
鈴木「だから、自分からどんどん好きってこと言って言ったらいいんじゃない?」
飛鳥「...わかりました、頑張ってみます!」
好感度がかなり上がった!
...なんか恥ずかしがってたけどもしかして私にいうつもり?
ヒント「そりゃそうだろ。というかお前、俺のセリフパクりやがったな?」
しーらね...ふんふふん...
塵も積もれば身を崩す。




