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第二日 朝 迅速
目覚めよ、理性。
「..飛鳥さん?」
「..あ、姫。何かご用件が..?」
「えぇ。ちょっと話したいことがあるの。このあと、ちょっと遊びに出かけない?」
「というと?」
「例えば~..外で自然を見に行くとか..あとは単純に遊んだりとか?」
「いいですね、午後にそうしましょうか。」
「は~い」
..私の名前は鈴木紬。この世界から脱出しようとしているの。片方のヒロインは攻略できたから、あとはこの飛鳥っていうヒロインを攻略しなきゃいけないんだけど..
「..お前、なかなかやるな。」
「ん?なにかあったの?」
あ、でこれはヒント。自分にしか見えないシステムなの。
「いや、いつもお前どうしようかなどうしようかなって考えてるくせに、いまは普通にしれっとデートみたいなことするんだから、驚いちまってな。」
「はははっ、まぁ三度目の正直ってやつよ。」
「前もいってなかったか?」
循環に抜け道はある。




