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第一日 夜 晩餐
嘆いては前に進めない。
ガヤガヤガヤ
「このパスタおいしいわね~」
「全く..俺も食ってみたいわ..」
「ずっと食べていたいなぁ~..」
..あ、私の名前は鈴木紬。この世界から脱出しようとしているの。まぁ、今はあれだけど..
「失礼します。」
「あ、飛鳥さん。どうぞ隣に座ってください」
「えぇ。しかし、姫のメニューは健康的..っておっと、フォークを落としてしまいました..」
「いいのいいの。こっちが返却しておくわ。」
そう言うと鈴木はその飛鳥が落としたフォークを拾い出した。
「え、別にいいですよ..?なぜ姫が?」
「別にいいじゃない?それに、そっちは楽しい食事を楽しんでもらいたいしね」
「あ、ありがとうございます..」
コッコッコッ
「まぁ、よくやったな。」
「三度目の正直ってやつよ。」
一筋の光では外へたどり着けない。




