第一日 昼 歪
狂気には狂気ではなく、無を。
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・人物紹介
鈴木紬(30)
独身で、あまり趣味とかそういうのがない社畜。ゲームの世界に転生して主人公となった。現在ループ2回目。
・飛鳥涼介
主人公の執事兼幼馴染。
「姫、そんなところで倒れてどうしましたか..?」
「あ、飛鳥さん..?」
「えぇ、私は飛鳥ですが、何か問題でも..?」
..そういえば、最初のころもこんな感じでまずは飛鳥が来てくれていたなぁ..
「い、いえ、なんでもないわ..」
「そんなことより、今日からこちらの家に疎開ですよ。新しい部屋を見に行きましょうか。」
これも最初の日から同じ..!やっぱりループしているんだ..
「いや、それくらいわかるだろ。」
口はさまないでよ..あ、私の名前は鈴木紬。で、こっちがヒント。話し相手になってくれているの。というか、最初のヒントってなんかお淑やかな感じだった気がするんだけど..
「本性がバレたって考えてくれ。」
自分から言うのあまりないのよ。はぁ..
「姫、こちらにこられないのですか?何か問題でも?」
「あ、あぁ!今から行きますわ!」
..結局何からなにまで同じ感じだったわね..身支度とか、そこらへんもぜーんぶ一緒..
「まぁ、前回のループは教訓と考えればどうだ?」
はぁ..せめて死んだあと現実に転生したかったなぁ..
永遠など、存在し得ぬ。




