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9話 武芸大会、魔法編

 武芸大会の魔法の部が始まる。

 倭の国に魔法を使える者が少ないらしく、40人しか参加していない。

 1回戦目、俺の対戦相手は試合が始まると何か呪文を唱え始め集中している。

 俺はもう始まっているのか不安になる。

 とりあえず、力を抑えて柏手を打つ。

 対戦相手は、脳震盪(のうしんとう)を起こし倒れる。

 俺は他の試合を見てみるが、みんな呪文を唱え集中している。

 これでは実戦に使えないと感じる。

 俺は話に聞いている常盤法然の試合を見る

 彼は両手を組み腹の横に持っていくと力を手に集中させ前に打ち出すと力の球が打ち出される。

 俺は彼の格好がかめはめ波の様で思わず笑ってしまう。

 力の球は必死に集中している対戦相手にぶつかり、相手を跳ね飛ばす。

 そして、対戦相手の死亡が確認される。

 法然は試合中、俺が笑ってみていたのに気づいたようで、試合後、俺に会いに来る。

 法然は俺に

 「笑っていられるのは今のうちだぞ。殺すから震えていろ。」

と言って立ち去る。

 2回戦目は20人になる。

 俺の対戦者は両手を俺に向けてかざし集中している。

 俺は待ってやるわけにはいかないので、力を抑えて柏手を打つ。

 対戦相手は脳震盪を起こし倒れる。

 常盤法然は力の球を対戦相手にぶつけ、殺して勝っている。

 他の試合は相変わらず、何か呪文を唱えている。

 その中で俺と同じように柏手を打って相手を倒すものがいる。

 俺の相手になるのは、その者と法然だけのようである。

 九条正親は菊姫に言う

 「順調のようですが法然に勝てますか。」

 「つな様は力を抑えています。つな様の力はすごいですよ。」

 「そうですか。」

正親は柏手を打つだけの俺に不安を覚えているようである。

 3回戦目は10人になる。

 俺の対戦相手は紙の札を持っているそれに息を吹きかけると紙の札は鬼になる。

 俺は手刀に力をのせ刃の形にして鬼に投げつける。

 鬼は力の刃に切られ紙に戻る。

 対戦相手は2枚目の札を出す。

 俺は力を抑えて柏手を打つ。

 対戦相手は脳震盪を起こして倒れる。

 法然は力の球で対戦相手を撃ち殺して勝つ。

 4回戦目は5人になる。

 対戦相手のいない法然は5回戦に進むことになる。

 俺の対戦相手は両手をかざし、力の球を撃ってくる。

 俺は力の球をかわし、力を抑えて柏手を打つ。

 対戦相手は脳震盪を起こし倒れる。

 5回戦目は3人になる。

 対戦相手のいない法然は決勝戦に進むことになる。

 俺は対戦表に不公平を感じるが対戦相手が相手が殺されずに済むのでよしとする。

 俺の対戦相手は柏手を使う。

 そこで速攻で柏手を打つことにする。

 俺たちは試合が始まるとほぼ同時に柏手を打つ。

 対戦相手は脳震盪を起こして倒れる。

 俺も頭がくらくらしてふらつく。

 だが何とか耐えて立ち続ける。

 俺は決勝戦に進むことになる。

 決勝戦は法然とである。

 前の戦いのダメージは残っていたが十分戦える状態である。

 俺は速攻で力を抑えて柏手を打つ。

 法然は力の球を撃つことなく、脳震盪を起こし倒れる。

 俺は魔法の部の優勝を勝ち取る。

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