表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
祓い屋の俺は異世界で魔法剣士となって金髪碧眼美少女と旅をしながら無双する  作者: ぽとりひょん
4章 弥次郎と千代音、仲間になる
65/244

2話 遅かった到着

 翌朝、俺たちは朝早くから出発する。

 青鬼が家畜を食べつくせば人に被害が及ぶ。

 俺たちはその前に村に着かなければならない。

 村には夕方になる前に着くことが出来る。

 村の男衆が出てきて、俺たちに言う

 「忌み人が何の用だ。」

俺は男衆に言う

 「菊姫の命を受けてきた。」

俺と清音は鉄製の札を出す。

 それを見た男衆は平伏する。

 次に弥次郎が言う

 「俺たちは依頼を受けてきた。」

弥次郎と千代音は木札を出す。

 男衆は、木札を見て言う

 「魔法剣士でしたか。村長の所に案内します。」

俺たちが村長の家に着くと村長が出迎える。

 村長に家の中に招かれるが、男衆は弥次郎と千代音に

 「お前たちはこっちだ。」

と納屋の方へ連れて行こうとする。

 俺と清音もそちらへ向かうと

 「あなた方は屋敷の中でくつろいでください。」

 「その2人は俺の連れです。納屋に連れて行くのなら俺たちも納屋に行きます。」

男衆は、俺の言葉に困った顔をする。

 村長が言う

 「忌み人を家に中に入れることはできません。」

 「清音も忌み人ですよ。」

 「忌み人の前に菊姫様の使いで貴族です。」

 「忌み人を家に入れるか、貴族を納屋に泊まらせるか決めてください。」

村長は弥次郎たちを家に入れることにする。

 弥次郎が俺に言う

 「つなさん、俺たちのことは放っておいてよいのですよ。」

 「俺の気持ちが収まりません。」

 「つなは、いつもこうよ。」

清音が弥次郎と千代音に言う。

 俺たちは、広間に招かれ村長と話す

 「家畜はまだ残っているのか。」

弥次郎が村長に聞く

 「今夜、青鬼に襲われればいなくなります。」

俺は間に合ったと思って

 「人は襲われていないのですね。」

 「いや、子供が2人、昨夜さらわれた。」

村長は涙を流し始める。

 部屋の空気が重くなる。

 俺たちは間に合わなかったのだ。

 千代音が村長に言う

 「今夜、青鬼を退治します。」

 「相手は8匹はいるんだぞ、4人でどうするのだ。」

 「私たちならすべて退治できます。」

村長の慟哭(どうこく)に千代音は答える。

 俺たちは夕食を済ませると風呂に入る。

 俺と清音は一緒に風呂に入る。

 金髪碧眼美少女との風呂は天国である。

 弥次郎と千代音は別々に風呂に入る。

 俺は夫婦ではないかと思ったが違うかもしれない。

 弥次郎は風呂から出ると仮面をつけていない。

 青い瞳の美男子がいる。

 うん、(ねた)ましい。

 千代音も風呂から出ると仮面をつけていない。

 妙齢の金髪碧眼の美女である。

 俺は千代音を見て惚れてしまいそうだなと思う。

 清音が俺の足をつねる。

 俺が清音を見ると、怖い目をして俺を見ている。

 俺たちは、村の中を手分けして配置につくことにする。

 そして、青鬼を待ち構えることになる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ