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18話 ふもとの村の村長

 俺と清音は案内人に連れられ山のふもとの村に行く。

 着いたときは、もう夕方なので村長の家に泊まることになる。

 ここでも清音は忌み人として差別される。

 村長は清音を家の中に入れないので、俺と清音は納屋で寝る。

 村長の家には、案内人が泊まった。

 案内人は朝になると領主の館に帰っていく。

 すると村長は俺たちを家に中に招き入れる。

 村長は言う

 「昨晩はすみませんでした。」

 「気にしていませんよ。」

 「案内人がいたため仕方がなかったのです。」

 「どういうことですか。」

 「領主は、忌み人を嫌っています。」

 「そちらの方を家に上げたと知れれば、お叱りを受けます。」

清音が言う

 「私は外にいたほうがよさそうね。」

 「いいえ、いてください、これから私たちのために戦ってくれる人にそのようなことはできません。」

 「分かりました、さっそく青鬼のことを教えてください。」

 「青鬼は山にいます。」

 「時折、山を出て家畜を襲っていたのですが、2週間前村の娘がさらわれました。」

 「もっと早く依頼できなかったのですか。」

 「領主様に訴えたのですがなかなか取り合ってくれなかったのです。」

 「では、今から山へ行きます。」

清音の言葉に村長が止める

 「いけません、山は化け物が多くいます。」

 「私とつななら大丈夫です。」

 「青鬼だけではありません、一つ目も多くいます。」

 「一つ目も狩ります。」

こうして俺と清音は山に入る。

 俺は清音に言う

 「ずいぶん積極的だけどどうしたの。」

 「村長さん、私を家に上げてくれたわ、珍しい人よ。」

 「だから積極的なの。」

 「そうよ、早く安心させてあげたいわ。」

 「そうか。」

俺は納得する。

 しばらくすると一つ目が木の陰で寝ている。

 俺は丹田に力を籠め、柏手を打つ。

 一つ目は血を吐いて呼吸を止める。

 さらに進むと一つ目と出くわす。

 清音は、一つ目に迫り、両足を切り落とす。

 一つ目は

 「ぎやああぁ」

と叫び仲間を呼ぶ。

 俺たちは20匹の一つ目に囲まれる。

 俺は丹田に力を籠め、その力を刀に乗せるそして刀身を伸ばすと横に振り回す。

 刀を避けれなかった15匹が胴を切られ倒れる。

 残った5匹が襲ってくる。

 清音は1匹目の一つ目をすれ違いざま首を落とし、2匹目を袈裟切りにする。

 3匹目が飛び上がり向かってくるが清音は避けて、着地を狙い横一閃にする。

 俺は刀に乗せた力を刀を振って飛ばし1匹目を切り殺す。

 さらに2匹目を突きを避けながら、心臓を刺し仕留める。

 俺たち2人は山に入ってすぐ22匹の一つ目を狩る。

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