表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/19

3

「飯だ 飯だ!」

岳はいつもかよっているレストランにいった。

ここのレストランは特別だ。なぜなら安いのにおいしいからだ。

しかも隠れたところ、いや人が少ないところにあるので客が少ない。

なので、すぐに中に入り、カウンターのいすに腰掛けられた。

岳はメニューブックをとり、ペラペラとページをめくった。

そして注文する物が決まり、店員を呼んだ。

「ご注文はお決まりましたか?」

「はい、えーとじゃあハンバーグ定食で」

「以上ですか?」

「はい」

「それではしばらくお待ちください。」

岳はとたんに暇になった。

このレストランにはひとつだけ欠点がある。

それは時間がかかることである。

まあおいしく作るために時間をかけていると思うのだが。

30〜40分は暇になるだろう。

その間岳はケータイを取り出しゲームで遊びだした。

今ハマっているケータイゲームは(モンスターハンター)である。

ケータイ版なので多少PSPプレイステーションポータブルやPS2(プレイステーション2)より画質は落ちるがそれでもこの時間の暇つぶしになった。

岳はゲームに熱中しているといつの間にか時間が20分過ぎていた。

「お客様、お待たせいたしました。ハンバーグ定食です。」

その声で岳は料理が来たのに気づきケータイを閉じ、しまった。

そして肉をかぶりつきその後、飯を頬張る。

あっという間に平らげた。やはり、おいしい。

岳はレジで会計を済ませ外にでた。

「あーあもう8時か・・・」

岳は家に帰ることにした。

正確にいうと7時57分なのだがまあそういうことは誰もいないのでどうでもいい。

夜道をとぼとぼと歩いていた。すると真上に少しの違和感を感じた。

街灯の明かりはあるのだが、月や星の光が感じていない気がするのだ。

なんだ?なにか上にいる?

そんな気がした。

耳をすます。すると、かすかに飛んでいる音が聞こえてきた。

…ブーーン

岳はなんだか胸騒ぎをした。

心臓の鼓動が早まっていく。

そして恐る恐る上を見上げる。




・・・・・・・・。

見上げた瞬間岳は硬直した。

正直見上げなければよかったかもしれない。

円盤型の飛行物体がじょじょに近づいてきているのだ。

「に、にげろーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

岳は思いっきり走った。

すると、円盤型の飛行物体も確実にこちらにむかってくる。

円盤型の飛行物体―――つまりUFOだ。

まさか本当に実在するとは思わなかった。

ありえない、ありえない、ありえない!!!!!

いったいどうなっているのか。

どうして俺ばかり狙ってくるのか、岳にはさっぱりわからなかった。

さらわれる!そう思った。

UFOの下の部分が開き光が発射された。

それが岳にあたる。

すると岳の身体がふわりとかってに確実に浮かび上がってきた。

これじゃあまるで映画のなかじゃあないか!!

「たすけてくれ〜〜!!!!!!」

そして岳はUFOに吸い込まれていった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ