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異世界生活(仮)  作者: 海苔巻き王
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朝と勉強の意義

能力を確認してから数日が経った。


ベットで寝転がっている俺は、数日前に切った指を何度も何度も確かめるように動かしたり、曲げてみたりとしていた。


(しかし、何度みても綺麗に治ってるな)


俺は自己再生の能力をあんまり実感を強く感じれていない。

時間がたてばたつほど、今見ている指が実感をけしていく


「再生したときは、すごい実感したんだけどな」


「何か言った?ルイ」


突然、ドアが開き誰かが声をかけてきて驚いき、声の方を向くと、そこに母さんがたっていた。


「どうしたのですか?お母様」


「あら、どうしたの?突然呼び方変えて」


「いえ、アレク兄さんがそう呼んでいたから、僕も呼んでみようと思っただけですよ」


「そうなの、けど、アレクのことはいつもどうりなのね」


「そうだけど、何かあるの」


「呼び方変えるから、他も変えた方がいいんじゃない?」


「そうかもしれないけど、ちょっと恥ずかしいじゃん」


俺が照れるように答えると、母さんは吹き出し笑った。

笑い終えると、俺の頭にてを起き撫でながら嬉しそう笑顔で言った。


「そうなの、ならちゃんと見習うのよ」


「はーい、てか、どうしてここに来たのですか?」


「忘れてたわ、ルイが変なこと言うから」


「変なこととはなんですか」


「あら、ごめんなさい」


「まぁいいや、それで何の用で来たのですか?」


「朝食の準備が出来たからって言うため」


「それだけですか?」


「ええ、それだけよ」


「なら、使用人に頼めばよかったんじゃないですか」


「そうだけど、たまには自分でいってみたいなって」


「なら、せめてドアノックしてよ!」


「ノックしたけど、ルイが反応しなかったよ」


「え、そうなの?」


「そうよ、ルイ だからルイ何か悩みでもあるの?」


「いや、特にはないよ」


「そうなの、けどもし何か悩んでいるならちゃんと言ってね」


「わかったから、母さん行きましょ」


「あれ?、戻すの?」


「うん、やっぱり違和感があって言いにくい」


「そうなの、ざんねんだな」


「全然そんな風には見えないけどな」


「あら、ばれちゃった」


そんな風に言う母さんの手をとって、移動した。



食事が終わると、父さんに訓練をしようと誘われ

たから、運動場にやって来た。


「父さん、今日は?」


「そうだな、まずはいつもやっている基礎訓練からな」


「はーい!」


そう言われ、俺は準備体操をし終えたら 庭を走った。


「はぁ、はぁ 父さん終わったよ」


「そうか、なら少し休憩しようか」


そう言われ、端っこの方に行って座った。

向こうでは、アレク兄さんを父さんが真剣を使って教えていた。


(俺も使って練習したいな)


そんな風に思って見ていると、レオ兄さんがやって来て、隣に座った。


「ルイ、羨ましそうにみてるな、そんなに真剣が使いたいのか?」


「うん! 使えるとすごいし、父さんと一緒に魔物退治に行けるからね」


「へー、そう、剣よりはこっちの方が大事だと俺は思うけど」


そう言って人指し指で頭を指した。


「なんか、レオ兄さんは大人びてるね」


「そう? そんな自覚はないが」


「僕から見たら、そんな感じ」


「そうか… ところでルイ、最近勉強をおろそかにしてないか?」


「どうして、そんなこと言うの?」


「ルイの部屋に本を取るときに、テストがみえたから」


「見たの、僕のテスト」


「あぁ、見たよ、結果あれはひどいんじゃないか」


「いや、それは、」


「まぁ、いい それは過去だからな けど、これからは頑張れよ、さっきも言ったが、俺は頭が良くなければいけないと思う」


「それは何で?」


「頭がいいことは、それだけ知識があるってことだ、知識があるってことは知識を使って緊急時に対応できる 対応が出来れば解決出来る 解決出来れば、信頼を得ることが得る 信頼を得ればその信頼が力となる」


「力?」


「そう力だ ここで例えると領民だ」


「領民が力になる?」


「そう俺たち貴族は領民の信頼を得ている、これによって俺たちに領民が税を納めたり、兵士として働いてくれる これが力となる しかし、少し見方を変えると、俺たちは領民が居なければ、これらの力はない」


「そうだね」


「だからな、領主である父さんは力が強いだけではなく、頭もいい」


「そうだね!」


そう返すと、俺の頭をナデナデしながら俺に言った。


「そうだから、アレク兄さんも頭が良くないけど、努力して克服しようとしている、だから、ルイも頑張りなさい」


「はーい 頑張ります」


元気よく返すと、ちょうど父さんから呼ばれた。


「ルイ、休憩は終わりだ、続きやるよ!」


「はーい、今行きます!」


「レオ兄さん行ってきます」


俺は立ち上がって、走っていこうとするとレオ兄さんが、こっちに言った。


「怪我をしないように気を付けろよ」


俺は、それに返すように大きく手を振った。


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