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あやしい 雰囲気だね?

さてと ぴくぴくと痙攣してる でっかい犬をスキルで作った土の檻に閉じ込めておく(便利だね!)


「あんたたち あの犬の体のどこかに通信機の類があるんだって? それを探すよ、」


「うーん、あんな奴たたき起こして 奴自身に聞いたほうがいいと思うんだが?」


「まーそうだけど ありゃー当分起きないんじゃないかね?」


あたし達は檻にいる犬を見てこんなこと言っていると

外から人の気配がする、 この犬の関係者だろう、

仕方がない あたしは犬を入れてる檻を消して この場所から立ち去ることにする、


従者「おーい、 どこだ〜 ・・・ はぁ ・・・伸びてるよ まぁしかし 相手はたかがネズミだろ、 どうやって倒したんだ?

・・・そう言えば 逃げ帰ったあの猫 ネズミが火の玉を出したって言ってたな? まさか スキル持ちなのか?」



国王「ほう! スキルを持つネズミか・・・ しかし スキルを持つネズミなど 聞いた事が無い、」


従者「私も存じません、それにそのネズミがスキルを使う知能が有るのか?と・・・

それに たとえ知能が高くても 火の玉など 動物が本能的に恐れるものを 下等なネズミが出せるとは思えません、」


国王「ふむ! 面白いじゃないか、使い用では戦力になるか、」


従者「そうですね.... 戦場などでは 小さなネズミなど見かけたとしても 殆ど無視する筈、 何も無い場所からスキルで攻撃されたら敵はパニックになるでしょう、」


国王「まぁ それも そのネズミを捕らえてからの話だろう、」


従者「そう言えば 奴らは召喚した娘の部屋で猫を攻撃したとの事、 もしかして娘と一緒にこちらの世界に来てスキルを持ったのかもしれませんね、」


国王「 ふむ、 事を荒げるのも得策では無いな、まず

娘から奴らの説得も考えてみるか、」



朝の食事を済ませた後 食事係のメイドさんから 「国王様から お話しをしたい事があり 一度こちらに来て貰えないかと 仰っておりますが?」


何だろう? もしかしてあの子達のことだろうか?


しばらくして迎えの方が来た、 あまり広くない部屋に入ると、そこには豪華なテーブルの奥に国王らしい人、その隣に私のスキルを鑑定したおばあさん、それ以外には何人かの地位の高そうな人が居る、


国王「体調の方はどうかね、しばらくはこちらに慣れるために 無理をしないようにしてくれたまえ、

それで 今日君を呼んだのは 君の持つスキルが判った」


老婆「昨日の水晶でのスキルを調べた結果、貴方様のスキルは(光の聖女)と言うものですじゃ、

これは光の加護を持ち病気や怪我などを癒したり治療する事が出来るスキルですな、」


国王「さすが異世界から召還されただけの事は有りますな勇者殿!、このスキルを理解して伸ばす為に

神殿から有能な使者を派遣してもらい 力を伸ばしてもらいましょうか、」


「わかりました・・・・ では退出してもよろしいでしょうか?」


国王「あとひとつ! 勇者殿はネズミに知り合いが、おりますかな?」


「・・どういう意味でしょうか?」


国王「昨日、勇者殿の部屋に侵入した ネズミ・・・知っておられるのでは?」


「いえ! 知りません」(あの子達、あの後誰かに見つかったの! 危ない目に有ってなきゃいいんだけど・・・)


国王「フフフ まぁ 勇者殿が彼らを庇おうとする気持ちも わかる、 しかしすでに彼らはわが城内で色々としでかしておる、 城の者達に見つけられたら もしかして殺される可能性も有る、」


国王「後は、これを見てもらえますかな、」


私の近くに立っていた従者がテーブルの上に何か小さい物を置いた、 土塊のネズミ?


国王「配下の使役動物がこの土塊を捕まえましたな、

これが 動いていたとの事、多分ゴーレムの類いでしょうな、」


老婆「これは普通のゴーレムではないと 土塊のネズミを見た魔術師が言っておりましてな、 その違いが体内に身体を動かすはずの魔石の反応が無いらしいのですじゃ、」


国王「もし、これを勇者殿の知り合いかもしれん ネズミがこれを作り上げたら、素晴らしいスキルを持っているのだ!」


「あの・・・ 少し考えさせてください、」


国王「それと 勇者殿の名前を知らなかったの 名前を?」


「なつみ 布橋 なつみ、と言います、」


国王「では なつみ殿 良い返事を期待しておりまぞ、」


老婆「さてと・・ 隠れているネズミが聞いていれば良いの?」


やっとご主人様の名前が出てきました、 三兄弟の名前は未だ決めてないのですが、


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