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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

異能者たちの狂詩曲

作者:染井藍
『知恵だけじゃどうにも解明できない力がある。それがイヤで仕方ないんだよ』

 これはある特異な“力”を研究している学者の発した言葉。
 この世界には、二種類の人類がいた。


「スイ、おしょーゆ取って」
「うーい」

 ――一人がテーブルの端に視線をやると、醤油差し宙は浮きもう一人の前に運ばれてゆく。


 それは、“異能”と呼ばれる力を持っているかどうか。
 異能力を持つ者に、人種も、国籍も、性別も関係ない。ただ、持っているか否か。


「ユーキ、さっきからなに見てんの?」
「んー……あそこ、人魂が飛んでるなーって」

 ――一人は空を指差し、もう一人はいくら目を凝らしても何も見えない。


 異能と一括りに呼ばれながらも、そこには種類があった。


 超能力を持つ少女――泉 睡蓮。
 霊能力を持つ少女――神代 有希。


 二つの異能。
 二人の異能力者。

 同じ家に住み、普通とは少しだけ違う日常を過ごす二人。


 ……そして、もう一人。
 騒がしく過ぎてゆく日々のなか、人に害なす悪霊――霊鬼に追われ、二人の前に現れた少年。

 この三人目の異能力者との出会いにより、物語は始まる。
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