バッドメモリー・ダイアリー

くれいじーふぉーゆー

髪や靴やいろいろなひだのあいだからいくらでも砂が落ちてくる

仕方がないので唾と血反吐で『ありがとう』と書いて踏みつけようよ

世にもきれいな言葉を吐こう

共に臓腑が溢れでる体質だとしても

すばらしい景色をはっぴーえんどを見ていよう

たとえ水晶体の奥底がひびわれたとしても

あなたのお話はためになりすぎて

耳から膿と蛆虫の沸き落ちるのがとまりませんよ

『ありがとう』

『ありがとう』

『ありがとう』

拍手喝采！阿鼻叫喚！さあさもうすぐだよ！

皆本当はみたいのでしょう？

ぜぇんぶ、みせてあげましょう

あの人も、かのとうときかたも、最後は立派なみせものだったね

太陽の黒点のようにおぞましく染み付いてやるよ

後悔しろよ、どうか