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ローザ・ボリシャコワあるいは論争を終わらせるための論争

 建物の中は中央に廊下がはしり四隅には小部屋が配置されて、廊下の左右に大部屋が二つ階段の横に小部屋ひとつという見慣れた「コミューン・ハウス」ですが、原案の方の「コミューン・ハウス」では上着や下着も含めてすべての私有財産が居住者の共有財産になって料理や育児は班ごとの交代制、男女別に共同寝室で眠って個室はもっぱら性交渉の為だけといったユートピア構想だったそうです。

 私が見てゾーヤに案内された実際にはまだ古典的家族制度がこの高台の中にはびこっていました。個々の「コミューン・ハウス」において棟管理人は物資や郵便を管理しているという棟内民主主義を阻止するのに十分な力を持っているために「居住スペース」(『私たちにとって「居住スペース」がどんなに大切なものか、将来の人々には決して想像できないだろう。居住スペースのために無数の犯罪が起きている。人々は居住スペースに執着し、それを手放すことなど思いもよらない。貴重この上ない一二・五平方メートルの居住スペースを手放すことなど、いったい誰にできようか?できるわけがない!居住スペースはまるで子々孫々に引き継がれるべき先祖伝来の城か豪邸のようなものだ。互いに顔も見たくないほど冷え切った夫婦、義理の母親と義理の息子、成人した息子や娘、台所の横の押し入れに寝床を見つけた昔の使用人、そういった連中が居住スペースにしがみつき、決してそこから出ていこうとしない。結婚するにも、離婚するにも、まず問題となるのは居住スペースだ。妻を棄てたが、その妻に居住スペースを明け渡した夫が完璧な紳士として称えられる話を聞いたことがある。』(ナジェージダ・マンデリシターム)農村ではそこまでいかないかもしれませんが、革命の首都モスクワの驚異的住宅難(1人当たり平均住宅面積5㎡)を思い出してみてください)や棟内の生活様式を彼女の思い通りに強制できるでしょう。個々の居住者たちに現実的にできることは他の「コミューン・ハウス」に逃散することだけですが、これは二極分化への道を開きます。集団主義的な棟と家族主義的な棟へと。どうやらここは右派(左派は常に共産主義で定義されるので固定的ですが、右派はそれに対置するものとして定義されるので用語として多様的すぎるかもしれないという弱点は認めます)の巣窟、『古いごたごたの全体』、『人類前史』に適応的な機能的区分、我々だったものを形成しています。では将来は?

 問題は左派が勝利するのか、右派が勝利するのか、勝利するとしてどちらかが消え去るのか、あるいは存続し続けるのかです。例えば「コミューン・ハウス」のユートピア構想を完全に左派的なるものとして仮定してみると班ごとの交代制である料理や育児は結局のところ分業と大規模化による利益を獲得しているだけなので右派の左派化も容易でしょうけれども、私有財産を居住者の共有財産にすることはとても容易とはいえない人類問題の最終的解決とでもいうべき大事業です。

 左派の政策には科学的なるものと人間に対する理想主義的なるものが混交しています。結局のところ科学は勝利するでしょう。ただ労働生産性の向上を通して。『国家と貨幣というこの二つの問題には一連の共通の特徴がある。なぜならそれらはいずれも究極において労働生産性というあらゆる問題中の問題に帰着するからである』(トロッキー)。この小さな右派の国でも、私たちの偉大だった国で欧米の技術が模倣されたように『全国民的な基盤での科学的思考の前進』とその実用が起きるでしょう。科学の偉大さとは誰もが再現できることなのですから、それが労働生産性の向上をもたらし、結果として生物学的優位性を産む限りにおいて前進し続けるのです。そして、そうなったとき右派は右派と呼ばれるべきなのでしょうか?ヘーゲル的正反合に飲み込まれて、右派が勝利したとしてももはや中間派とでも呼ばれるものに変わってしまうのではないでしょうか。

 問題は人間に対する理想主義的な期待です。そうじゃない時がありましたでしょうか?私はいつも思うのですが、人間の『鍛え直し』理論は素晴らしいものでしょう。間違いないです。でも、『鍛えなおされた』人間は何故我らの生物学的多数派でないのでしょうか。彼らの特質は『ロシア・プロレタリアートは若い階級であり、政治的には恐らく、レーニンとさして年齢は違わないが、同時に、この階級は深く民族的である。なぜなら、ロシアのこれまでのすべての発展過程がこのプロレタリアートのうちに総括され、ロシアのすべての未来がこのプロレタリアートの双肩にかかり、このプロレタリアートとともに、ロシアの国民は生きかつ死ぬからである。旧習墨守や紋切り型から自由で、ごまかしや無意味な形式とは無縁で、思想は断固としており、行動は大胆で、しかも大胆とはいえ、けっして無分別に堕落しない、これがロシア・プロレタリアートの特徴であり、同時にレーニンの特徴でもある』(トロッキー)というものですが、ロシアの国民が彼らと生きかつ死ぬものならばすべてのロシアの国民が彼らそのものと考えた方が合理的ではないでしょうか。このような時にあげられる特徴が美徳でなかったことがあったでしょうか?何故我らの中に美徳ある人々が増えていかないのでしょう?美徳は常に生物学的優位性を伴っていたはずです。もしそうでなかったら、美徳を持った社会は滅び、美徳を持たなかった社会に取って代わられたはずです。それとも『本物のボリシェビキは家族を持つべきではないし、また、持つこともできない。自己のすべてを党に捧げなければならないからだ』とでも言ってみますか?左派の人間に対する理想主義的な期待は左派の科学的な部分としばしば矛盾し合っているようですが、そういう場合には科学に、生物学に道を譲らなければならない。つまり共産主義は人間を理想的な美徳を持つ人間へとつくりかえようとするのですが、それは常に生物学的優位性を伴っているはずなので、自然淘汰に選択されなかったはずがないのです。私たちはすでに十分可能な限り美徳を持つ人間です。左派は認めないかもしれませんが。そもそも左派が私たちをつくりかえることに成功した場合それは私たちと呼べるのでしょうか。この戦いは決着がつかないかもしれません。お互いに存続し続けるでしょう。両者で『全国民的な基盤での科学的思考の前進』を共有しつつ、人間に対する理想主義的な期待を軸に分かたれて。





「お母さーん、こちら、ローザお姉ちゃんのお客さんのアデリーナさん」


「おやぁ、どうも。私の娘がお世話になっているようで」


「いえいえ、同志……えーと、おばあさん」


「私がおばあさんなのは、私の孫にだけだよ。……ごめんなさいねぇ、おばあさんと呼ばれるとついこう返したくなるのよ。ゾーヤは私に孫の顔を早く見せてくれるのよねぇ」


 この返し方はジョークであるのです。ただし反ソ的ジョーク扱いですが。私的生活への傾向を打破するためのソビエト政府の強い決意が伺えます。


「ワルワラお母さん。われわれには、そういうことはまだ早いんじゃないかなぁ。お姉ちゃんたちが先に結婚しないとわれわれは心配ですよ。『暮らしは良くなった。暮らしは楽しくなった。楽しくなると仕事がはかどる』(スターリン)。仕事ははかどるけど、もう女の仕事は結婚じゃない時代だもんねぇ」


「私は娘を2人レーニンに取られてるから、お前はハリストスに仕えるんだよ。『産めよ。増えよ。地に満ちよ』(創世記9・1)よ。早いことなんてないのよ。新しい秩序へと移行するときにはみんな結婚よりも、理想の為に働くから今の内から探し始めないといい男はすぐに誰かに取られちゃうのよ」


「お母さん、それは逆だよ。いい男が結婚戦線から離れて、仕事に拘置されているんだから今は誰にも取ることの出来ないいい男の予備役プールが形成されてるんだよ!それに『というのは、自分を愛してくれる者を愛したからといって、あなた方に何の報いがあるでしょうか。収税人たちも同じことをしているではありませんか』(マタイによる福音書5・46)だよ。われわれの世代の結婚は新しい形になるに違いないよ。それは共産主義的だから変わるというだけでなく、ハリストス的にも変わることを求められているはずだよ」


「私の可愛いゾーエチカ。分かっておくれ。私は貴女に幸せになって欲しいんだよ」


「アデリーナさん、お母さんに新しい時代の結婚道徳をお話ししていただけませんか?われわれがいくら説明しても分かってくれないんです」


 これはまさしく純粋には生物学的優位性を持たない美徳が世俗的に生物学的優位性をもつ文化へと転換された結果として理想として存続し続けることです。

 『しかし、わたしはあなた方に言いますが、あなた方の敵を愛しつづけ、あなた方を迫害している者たちのために祈りつづけなさい』(マタイによる福音書5・44)……肉の身体を持つ私たちがそんなことをすれば私たちは絶滅するでしょう。私たち全員が修道院に入れば私たちの次世代はこの世界から神の国へと強制移住させられるでしょう。しかしそれでも、キリスト教を持っていたヨーロッパがアジアに勝ちました。結局のところキリスト教単体や個々の教えに生物学的優位性はないとしても、キリスト教社会には何らかの生物学的優位性がなければ、ロシアはタタールの下に居続けたでしょう。それが世俗的な文化と理想主義者だったのかもしれません。世俗的でなければ滅びてしまいますが、キリスト教の理想と現実に必然的乖離が生じることで理想主義者たちが社会改革運動を続けることが結果として労働生産性を向上させ、労働生産性がすべての問題を解決したのかもしれませんがそれは歴史家が判断してくれるでしょう。重要なのは左派と右派が構造的に発生していることです。そして新しい時代の結婚道徳とは?


 結局のところ歴史的には一人の男が10人や20人を養えることはほとんど無視していいくらいに稀なので、キリスト教が一夫一妻制を推奨してようが、生物学的優位性的には問題ありませんでした。養えないなら1000人産ませようが無駄なのです。

 しかし新しい時代には、もはや何人いようが生物的必要性については満たすことが出来るので、『共産主義の娘たち』が結婚のキリスト道徳である一夫一妻制を圧倒し始めるでしょうがそれには生物学的時間スケールが必要となります。間違いなく私たちには関係ない規模の時間です。

 最終的に勝つ結婚道徳は生物学的に想定できるでしょうというより、純生物学的な結婚道徳でしょう。しかし、私たちが見る時間軸では?それは私たちに強く規定されます。つまり今新しい時代の結婚道徳として語れるものとしては存在していません。さて、これを踏まえて何を語りましょうか。友人の妹に理想に従うことを勧めるべきでしょうか?それとも世俗的伝統に?

 答えはいつも同じです。貴女の内心に従いなさい。貴女の内心は神━生物学━からの贈り物で親から受け継いだ糸と社会の織機で織られた美しい服なのです。どんな服が流行するかは歴史という客に判定されるでしょうが、貴女はその服を売るために刺繍を施すべきではない。何故なら刺繍には痛みを伴うからです。刺繍を施して売れなければ丸損です。しかし、売れてしまえば?売れれば貴女の子が生まれ、貴女から糸を受け継くので当然貴女に似た服になり、そしてまた……売るために刺繍を施す羽目に。貴女の選択が生物学的優位性を持つ構造的痛みの呪いを子孫にかけることになります。この地は刺繍を施されなかった服たちに満たされるべきではないでしょうか。

 生物学的優位性は善悪とは関係なく存在して、環境だけがそれを変化させる。共産主義社会において悪性生物学的優位性は存在するのでしょうか?存在するならそれは生物学的原罪とでも呼ばれるのでしょうか?私の中の左派はそれを許さないでしょう。


「新しい時代の結婚道徳が如何様なものであろうとも……貴女はないし」


「アデリーナ!!」


 声の元へと視線をやったときには、もう抱き着かれていました。背の低さ、存在を確認できない胸、言動の幼さ、身体接触への渇望、ローザ・ボリシャコワが抱き着いていました。


「ローザ!久しぶり。十日ぶりかな?そちらが貴女の男家族?」


 ゾーヤが大部屋を木板で仕切ったこの小部屋の入り口に立つ年嵩の男性に抱き着いていて、ワルワラが青年と少年を抱擁しています。抱擁はこの家族の文化なのでしょうか。アニーシャだけが手持ち無沙汰に立ち尽くしています。


「上から順にアーノルドパパ、スヴャトポルク兄とヤロポロク。アデリーナ、十日じゃなくて十一日。そしてママ、ゾーヤ、アニーシャ、ただいま。今回も無事帰ってこれた」


 ローザは私に抱き着きながら答えて、机と椅子の方へと私を押しやっていきます。座れということなんでしょうけど、椅子は七つ。人は八人。私は立ち止まります。立ち止まって考えているうちに、他の方々は座っていきます。……椅子は一つ。人は二人。彼女は押し続けます。座れと。……私は思考を放棄して座ります。そして彼女は私の上に座りました。




「貴方、無事だったのかい?」


「前線は全く平穏だ。砲撃も機銃掃射もなし。赤軍の航空偵察はあるが、陸軍は近くに展開していない。こっちは指揮官の娘っ子たちがよろしくない。まぁ、内戦の時に女を前線で囲ってた指揮官よりはいいがね。少なくとも娘を経由して意見具申が出来るし、話を聞かないわけじゃない。待機中に有志で塹壕掘りをしている。教導師団から砲兵、戦車、空軍を早く前線に配備してほしい。機関銃では敵戦車を止められん。城壁があるからしばらくは大丈夫だと思うが、時間をかけると坑道を掘られて抜けてくるからな。総じて軍隊生活というより、人生でこんなに楽をしたことはない。待機中は飯も酒も好きなだけ用意できる。配備中ですら移動はトラックで飯も酒も積んでいける。三日に一回も休暇がとれる。どうやら共産主義とやらが実現したようだな。息子どもはトラックの運転に夢中だ。全くこいつらときたら、待機中に塹壕掘りもせずに朝から晩までトラックに乗ってやがる」


「親父!毎回毎回やめてくれよ。トラックにはまってるのはヤロポロクだけさ。俺はこいつをほっとけないから一緒に乗ってるだけさ」


「兄貴、ずるいぞ。兄貴も運転するだろ」


「私の息子たち!父さんの言うことを聞きなさいといつも言っているだろう」


「お父さん、お父さん、われわれはしあわせだよ。お姉ちゃんたちも、お兄ちゃんたちも、お母さんも。そしてお父さんたちは前線でそれを守ってくれている。ありがとうございます」


「おぉ、ゾーヤ。お前はいい子だなぁ。これだけ物資があって、防衛側なら必ず生きて帰ってこれるから安心するんだよ」


「……同志、アーノルド……前線勤務ありがとうございます。私もピオネールとして貴方のような偉大な人間になりたいと思っています」


「……アニーシャ、なに気負うことはない。お前は立派な人間だからすぐに俺なんか追い越していくさ」


「貴方、私は昨日教導師団ギルドの方でお仕事を貰いましたから、あと4日働けば50m×50mの土地が借りられますよ。何を建てましょうか?」


「そうさなぁ、畑にするには土地づくりから始めんといかんし、農作物を売る先もないだろうしなぁ。牧場にするには狭すぎるし、まず市場調査をしてみんことには何とも言えん……ローザ、もういいぞ。確かにこの人はお前のご友人のようだ。まさか家族以外にお前のその癖を受け入れてくれる人がいるとはなぁ」


 私の上に座っているローザがこちらに顔だけ振り向き、すまなそうな顔をしています。


「アデリーナ、ごめんね?パパが目で見るまでは信じてくれなくて。本当はお客さん用の椅子もあるんだけど。持ってこようか?」


「別に貴女の好きなようにすればいいでしょう」


 彼女はほっとした顔になり、家族の方へと向き直りました。


「これでパパも認めてくれるね?アデリーナは私の友達だからね?」


「お客人、この子をよろしくお願いする。この子はレーニンを大層尊敬していましてね、レーニンが死にそうになった時には代われるものなら代わりたがって、死んでしまったときには太陽がもう二度と上がらないかのような絶望に沈んでいたものです。そしてレーニン追悼の詩のひとつに出会って、……確か5歳の女の子の詩で

あなたは死んじゃった、イリイチ!

小鳥が飛んできました

太陽が温めてくれました

あなたは死んじゃった、イリイチ!

そしてあなたは見送られ

あなたの服も死んじゃいました

あなたは死んじゃった、イリイチ!

そしてあなたはひとりぼっち

かわいそうな、かわいそうなイリイチ

あなたはいい人でした

あなたに私の部屋をあげます

あなたのことが大好きだから

あなたは明るいところにまた帰ってくる

そしたら、みんなであなたにさわります(トロッキー 『レーニン』森田 成也 訳)」


「『何故なら生きているとはさわったりさわられたりすることだから』!!」


「それでこんな子になったんですな。ローザ、お前が選択したならお父さんは止めはしない。男だったら殴ってたが。幸せになるんだぞ。まぁ、同志なら大丈夫でしょう。教導師団長の奥さんですからね」





 ……え?……ミロスラーヴァではなく?……何で私?



 この噂は利己性から?利他性から?思考がまとまらない。文字が消えていく。混乱する。混乱して、こんらんして しこうのないうみにしずみ…………



 ふっと浮かんでくる。利己主義者にしか見えない利他主義者は存在する。結婚して子供を産み育てる相手を見つけるまでお金を貯め続ける人は利己主義者に見えるけど、そのお金は子供という他人のために使われる!!しかし相手を見つけることに失敗したら、そのお金は自分に使うしかない!!利己主義者だ!!血縁主義者は利他主義者の狭い表現だったのなら、更に狭い表現もあった。血縁主義者を自分の一族を支援するものと定義したけど当然自分の子供だけを助けることも出来る。生物学的優位性もある。利他主義者はその人生のすべてにおいて利他主義である必要はない。利他主義に生物学的優位性がない時には利己主義でいてもよい。生物進化はそれを区別できないはずだから。これで利己主義者が利他主義者の文脈に包摂される。これでカリーナとの論争を終わらせることが出来る。出来る?確認してみよう。論争を終わらせるための論争のために。

 文字は帰ってきた。思考は収束するために発散していく。私は思考の海へと沈んでいく。もはや私には目の前のボリシャコワ一家のことも噂のことも海へと溶けだしてしまっていた。


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