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チート問題児の異世界旅行  作者: 早見壮
第一章 そうだ冒険者になろう
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第四話 辺境の冒険者たち

「第一波、来たぞ!距離は約三キロ、数はおよそ千二百!」


 使い魔と視覚を同調させている斥候が魔獣の発見を知らせる。その瞬間、各部隊の部隊長から指示が飛ぶ。


「盾隊、二列横隊で前に出ろ!まだ、壁は作るなよ。異能師たちが先制攻撃をしてからだ!」


「槍隊、盾隊の列の間に入れ。盾隊が魔獣を止めた隙に一刺しする」


「異能師隊、それぞれ異能力を高めてください!魔獣が目視できる距離になったら詠唱開始です」


「剣使いどもは左翼と右翼に展開!槍隊の攻撃と合わせて挟撃するぞ」


「弓隊、剣士隊に続け!射程範囲に入り次第、盾隊にぶつかる魔獣どもの数を減らす!」


「遊撃隊は二手に分けれて異能師隊と弓隊の護衛よ!後衛たちに指一本触れさせるんじゃないわよ!」


 みんな、気合入ってるな。まぁ、自分たちが負ければ、街が壊滅するかもしれないんだから無理もないか。『六花の誓い』の面々はさすが貫禄があるな。これなら、魔獣が来ても戦線が崩壊する確率は低そうだ。


「さすが、ガルドさんたちだな。五百人近い冒険者たちをうまく束ねている。さて、俺たちも準備をするか」


 そういって、クルトたちは肩を回したり準備運動を始めたりしている。俺たちはまずは移動だからな。移動中に足を挫いたなんてもってのほかだ。


 俺も体を軽く動かし、アイテムボックスから刀を取り出す。今回はこいつでいいか。夕暮れで目立ってはいないが月も出てきたしな。

 俺が出した刀は『霊刀・鈴月』。俺が覇者の大森林に来てから打った刀だ。


「へぇ、あんたは刀を使うのか」


「ああ、打ち合いには向いてないが俺の戦い方は刀と異能を使いながらのヒットアンドアウェイなんでな」


「へぇ、覇者の大森林で鍛えた腕前、楽しみにしてるぞ?」


「ははは、まかせてくれ」


 俺が神獣に認められたと話してから一悶着あったが、最終的に覇者の大森林で暮らしていて神獣に鍛えられたと話したらとりあえずは納得してもらえた。

 それでも、危ないと判断したら引きずってでも逃げるといわれたけどな。


「それにしても、ダグラはなんかちぐはぐだな」


「しょうがねぇだろ?(やっこ)さんのいる森まで走っていくっつーんだから。重装備でスピードタイプのお前らについていけるか!」


 ダグラは胴体を守る鎧と金属製のブーツしかつけていなく、何とも言えない見た目になっている。


「なんか、お金がなくてフルプレートがかえなくて買える部分だけそろえたような見た目ね」


「「「ぶふっ!」」」


 やばい、そういわれたらそうとしか見えなくなってきた。


「おい、やめろよリーナ!クルトたちも笑うな!」


 はははっ、なんだかんだ言っていてもクルトたちはリラックスしてるな。まぁ、俺もSSランク程度に負けるつもりは一切ないがな!


「見えたぞ、魔獣の群れだ!」


 っ来たか!俺は魔獣の群れを確認するとクルトたちと頷きあう。


「行くかっ!」


「「「「おうっ(ええ)(はいっ)!」」」」


 クルトたちの掛け声とともに俺たちは駆け出した。もちろん、向かうのはSSランクの魔獣がいる場所だ。

 俺たちの他の高ランク冒険者もそれぞれ自分の持ち場へと向かっている。


 いくら大群で押し寄せてくる低ランクの魔獣のほうが脅威だといっても、高ランクの魔獣は一体で戦線を崩壊させかねない存在だ。

 高ランク冒険者がどれだけ、魔獣を寄せ付けないでいられるかがこの戦いを握る鍵になるだろう。


 そして、俺たちの相手であるSSランクの魔獣を退けられるかでこの戦いの勝敗が決まる。おそらく実行犯はSSランクの魔獣を従えてここら一体の魔獣を集めたのだろう。さすがに、この魔獣たち一体一体と従魔契約を交わしているはずがない。それをする意味もないしな。


 つまり、SSランクの魔獣を退ける――倒さない限り冒険者たちに勝利はない。SSランクの魔獣一体だけで街の一つや二つなんて壊滅してしまうからな。


(それにしても、SSランクの魔獣を使役できる実行犯か。おそらく、黒幕ではないだろうがそれなりの高い地位にいる人物だろう。そして、そんな人物が所属している組織か)


 やはり、詳しく調べる必要があるな。俺の旅の邪魔になるかもしれん。ギルマスも何か知ってるみたいだったし、あとで聞いてみるか。


「見えた。あの森の中だ」


「はぁはぁ、速すぎだろゼロ。俺も結構速さに自信があったんだけどな」


「ふぅ。そうね、これだけでもBランク程度の冒険者じゃないのはわかるわ」


「そうですね、私も少し疲れました。でも、ゼロさんは全然平気そうですね」


 まぁ、この程度の速度でなら一種間程度は走ってられるかな。時速で言えば八十キロ程度だろう。

 それから、少し遅れてダグラがやってきた。


「はぁっ、はぁっ、……お、俺はそもそも、パワー型だから、はぁ、装備がなくてもそんなに速く走れんわ」


 いや、付いてこれるだけで普通じゃないからな?さすがに、AAランク。レベルの高さにより身体能力の強化がすさまじいな。


「んじゃ、ダグラはさっさと装備を身に着けろ。森の中はさすがに走っていくわけにはいかないからな。装備が整ったらすぐに森に入るぞ」


「鬼か!少しは休ませろ!」


 冗談だよ。へとへとの状態でSSランクと戦いたくはないからな。少し休憩にしよう。












 side ジン


「魔獣どもが来おったぞ!お主ら、気合を入れろ!」


『おうっ!!!!』


 儂の掛けた発破に全部隊が気を引き締める。うむ、指揮は上々だな。


「異能師隊、魔獣が密集している部分を狙って異能術を発動してください!」


 魔獣が異能術の射程に入ったところで『六花の誓い』の異能師、アリアンナの言葉で異能師たちが一斉に異能を撃ち始める。

 倒せたのは大体、四割ほどか。密集地帯を狙ったのがよかったな。


 すでに、ここに高ランク冒険者たちの姿はない。おそらく、もう高ランクの魔獣と戦い始めているパーティーおるじゃろう。


「頼んだぞ、『聖獣の守り火』、それとゼロ!」


「弓隊、射撃開始。一帯でも多く数を減らしなさい!腕に自信のあるものは速い魔獣をそれ以外は大きい魔獣を狙え!」


「盾隊、第一陣構え!壁を造れ!一匹も後ろに逃がすなよ!魔獣を止めたらすぐに左右に展開し剣士隊の補助に回れ!」


「槍隊、構えろ。盾隊が魔獣の勢いを削ぐ。盾隊が左右に分かれたら隙をついて薙ぎ払い、突き殺せ」


 さすが、『六花の誓い』だ。作戦の立案、部隊の指揮、そして本人たちの実力。どの能力を非常に高い。この戦いを経てあやつらはさらに一皮むけるだろう。

 無事にこの戦いを乗り超えることができたらAAランクへの申請をしてもいいいかも知れない。


 さて、そのためにもこの戦いを早いところ終わらせなければな。


「全部隊に告げる!ここからが正念場だ。一瞬の躊躇が致命的なミスにつながる!なあに、心配するな。ガルドたちの言う通りに動いていれば、問題なく勝てる相手だ。油断せずに事に当たってくれ!」


 これで、さらに士気は上がった。儂自身の出番はパーティー単位での戦いになってからだ。部隊での戦闘では突出した力は邪魔になることもある。だから、ガルドたちも後方で指揮をとっているだけで前線には出ていない。

 あやつらも、ゲリラ戦になったら存分に力をふるうだろう。

 それまでは、頼むぞ!何とか持ちこたえてくれ!


「接敵するぞ!」


「盾隊、衝撃に備えろ!」


 ついに、魔獣の群れと冒険者たちが衝突した。だが、魔獣たちは盾隊の壁に阻まれてその進撃が一瞬止まる。盾隊に脱落者はいない。盾隊は隣の冒険者と腕を組み合い一つの壁になっているのだ。そのため、何百もの魔獣の群れが三十ほどの冒険者たちに止められる。バラバラではあの壁を突破はできぬよ。


「第一陣、散開!左右に散れ!第二陣、構えろ!異能師隊に一匹も魔獣を向かわせるな!」


 盾隊の隊長であるラントスの言葉で一斉に盾隊の第一陣が左右に散開していく。そこから出てきたのはライアン率いる槍隊の冒険者だ。


「今だ!怯んでいる魔獣から確実に殺していけ。元気な奴は弓隊にまかせるんだ!」


「剣士隊、突入!俺たちはデカいのをやるぞ。援護に来た盾隊と連携してデカブツどもを殲滅しろ!突出しすぎず、連携できる距離を保て!」


 部隊内だけでなく部隊同士の連携もうまくいっているみたいだな。まぁ、ガンツのパーティーが先導しているおかげもあるだろうが、見事なものだ。


「弓隊、剣士隊の間を抜けてくる小物を狙ってください」


「遊撃隊は半数は弓隊の護衛を続行して!残り半数は異能師隊と一緒に魔獣の第二波に備えて罠を張りなさい!」


 弓隊の隊長であるイリナも遊撃隊の隊長のアイシャも状況の変化によく対応している。


「異能師隊、部隊を分けます。十人ほど来てください、遊撃隊が罠を張ります。そちらを手伝いなさい。落とし穴でも設置型魔術でも何でもいいです、罠としての機能は遊撃隊が整えます!私たちは、魔獣の来た方向にできるだけ多くの罠を張りますよ。位置は遊撃隊が指示してくれます。残りは第二陣に備え異能力を温存してください!」


「弓隊、異能師隊は弓矢と異能力を温存しろ!まだ、魔獣たちの襲撃は終わってないぞ。峠は越えた!今いる魔獣は前衛部隊に任せて後衛は第二波に備えるんだ!」


 今の儂の役割は全体の指揮だ。残りの魔獣はおよそ、五十体。油断はできないが、残りは前衛に任せて後衛は温存したほうがいいだろう。


 そして、それから数分後。第一陣でやってきた魔獣は全滅した。


「各部隊は所定の位置に戻り、休息をとれ!弓隊は矢の回収、異能師隊は異能力の回復に努めろ。前衛部隊も装備の点検を怠るなよ。ケガをしたものは東門前で治療を受けよ!」


 ひとまず、第一波は凌ぐことができたな。だが、まだ第二波が残っている。使い魔の報告では魔獣の総数は二千体。今回の千二百では足りない。おそらく、本来なら次の襲撃でSSランクの魔獣や高ランクの魔獣をまぜて襲撃させる手はずだったのだろう。

 だが、いまだ高ランクの魔獣が現れたという報告はない。高ランクの魔獣を討伐しにいった冒険者たちがうまくやっているということだろう。


(便りがないのが元気な知らせ、か。SSランクの姿も見えないということは、今のところはゼロたちがうまく抑え込んでいるということだな)


「見張り隊、第二波の動きは!」


「今見えました!森に隠れて移動していたらしく、発見が遅れました!そろそろ目視できる距離に入ります!数はおよそ千、Aランクの姿が三体見えます!おそらく、敵の本隊かと思われます。接敵までおよそ五分!」


 森を隠れて移動していたか。小癪なことを。

 Aランクの魔獣がいると聞いて少し動揺しているな。


「聞いたな!Aランクは俺と『六花の誓い』が相手をする!お前たちは先ほどと同じように動けば問題はない。『六花の誓い』は盾隊が剣士隊と合流したらパーティー戦に切り替えてお前たちはAランクの相手に回れ!」


「了解だ、ジンさん。お前たち、パーティーとの合流の仕方は覚えてるな?盾隊の第二陣にメンバーがいるパーティーは盾役に合流し、街の防衛。他は剣士もしくは槍使いに合流し各パーティーで敵を殲滅しろ」


「よし!次が最後だ。だれ一人死ぬことは許さん。総員、気合を入れなおせ!」


『おうっ!!!!!』


 よしよし、こちらは大丈夫そうだな。そっちは頼んだぞ、ゼロ、『聖獣の守り火』!












 side ゼロ


「――フッ!」


 ギィン―――ッ!


「「……」」


「はぁっ!!」


 シャァアアア――――ッ!


「「……」」


「――やぁっ!」


 ギャァアアアア――――ッ!?


「「「「……なんだこれ?」」」」


 なんだこれって、戦っているだけだが?――木刀で。

 なんだか、クルトたちが信じられないものを見るような目で見てくるんだが?

 っと危ない危ない。


 ――ドガッ!


『ギャァアアア――――ッ!』


 まったく、こいつの尻尾はなかなか厄介だな。


「いやいや、おかしいからな!?なんで、ブラックテンペストヒュドラ相手に木刀で戦ってんだよ!?」


 ――ガンッ!


『グガァッ!?』


「いや、だって『鈴月』使ったら切り殺しちゃうじゃん?こいつが魔獣の群れ束ねてるボスみたいなもんなんだから、殺すわけにはいかないじゃん?」


 こいつを殺したら、魔獣が四方八方に逃げて周辺の村とかを襲っちゃうからな。向こうが片付くまで時間を稼がなきゃ。


「クルトっ!ゼロのことは今は置いといてこっちを片付けるわよ!」


「そうです!言いたいことはすごくわかりますが、あとにしてください!」


「うわっ、危なっ!おいこら前衛、仕事しろ!」


「あぁ~、もうわかったよ!」


 ちなみに、クルトたちもただ見ているわけじゃなく、騒ぎを聞きつけてやってきたAランクの魔獣を二体相手にしている。


「お~、なんだかんだ言っても連携はうまいな」


 バキッ!


『グバァハァッ!』


「こ、こっち見て話しながら相手してるんだが!?あの魔獣、SSランクだよな!?」


「いいから、こっちの相手に集中しろ!?」


「でも、なんかゼロさんの相手の魔獣がかわいそうですよ」


「あ~あ、鱗とかボロボロじゃない」


 む、確かに。買取価格とかに影響が出るかも。


「これはまずいな。報酬が減る」


 いかんいかん。それなら――


「ほいっと、『エクストラヒール』」


「「「「えっ?……相手の魔獣を回復させたぁ―――!?」」」」


 うむ、はがれた鱗も元通りだな。あれ、ブラックテンペスト(なにがし)君?なんで、そんなおびえた目で見てくるんだい?もっと、俺の時間稼ぎに付き合っておくれよ。


「お、鬼だ。鬼がいる」


「これはさすがに……」


「痛めつけられて回復させられる。これは何て言う拷問なんでしょうか?」


「やばい、俺も相手の魔獣がかわいそうになってきた」


 おいおい、なんでクルトたちまでそんな引いた目で見てくるんだい?別に俺だってやりたくてやってるんじゃないんだよ?でも、実力差が中途半端で加減が難しいんだよ。それに、素材を痛めると買取価格が。


 というか、地味にクルトたちAランクの魔獣倒してるね。まぁ、AAランクの冒険者だし、Aランクの魔獣相手じゃ苦戦もしないか。


「そうだ、クルトたちもSSランクと戦ってみるか?」


「はぁ!?」


「いやいやいや、無理!無理だから!」


「俺でもそいつの尻尾の一撃もらったら盾構えてても死ぬぞ!?」


「しかも、その尻尾の一撃、音速超えてるみたいですし。予備動作も小さいですし、避けられる気がしません」


 ふ~ん、そんなもんかねぇ~。


 ――ヒュンッ


 ――ドガンッ!


『ガゴブッ!?』


「ふ、普通に打ち返してる」


「もう、意味が分からないわ……」


「ゼ、ゼロさんって、本当に神獣以上の実力があるんですかね?」


「いや、もう疑う余地はねぇだろ。最低でも神獣レベルの強さがないとSSランクをあんな簡単にあしらうなんてできっこないだろ」


「「「そうね(そうだな)」」」


 まぁ、確かに。神獣クラスならこれくらいはできるかな?……ん?この反応は?


「おっ、Aランク以上の魔獣の反応が消えたな」


「なっ、わかるのか!?」


「ああ、常時反応を感知している。どうやら、ほかの別働パーティーもうまくやったようだな。今は、ギルマスが言っていたようにここに向かっているな」


「戦いながら、この戦場中の異能力を感知してんのかよ」


「これが、神話級の存在なのね」


「格というか、住んでる世界が違いますね」


 まぁ、異世界出身だからな。てか、神話級の存在って、ついに人間呼びされなくなったな。まぁ、人間じゃないけど


「ということは、東門前の防衛戦の状況もわかるのか?」


「ああ、そこには使い魔を飛ばしてるからな」


「そ、それで、どういう状況なんだ?」


「第一波できた魔獣は殲滅して、現在は第二波の魔獣の相手をしている。Aランクも数体いたみたいだが、ギルマスと『六花の誓い』が倒したみたいだ。あっ、パーティー単位の殲滅戦に切り替えた」


「そ、そうか。じゃあ、向こうももう終わるんだな?」


「ああ、脅威となる魔獣もいないし残りの数も百を切っている。怪我人はそれなりにいるみたいだが、見た限り死人はいないな」


「よかった。街を守れても誰かが死んでしまったら寝覚めが悪いものね」


「ってことは、あとはこいつだけだな」


 ん?そうだな。もう、向こうも殲滅戦に切り替わってるし、こいつも倒していいだろう。っと、その前にやることがあるな。


「よっと、『エクストラヒール』」


「「「「だから、敵を回復させるな(ないでください)!!」」」」


 いや、だって、これから倒すっていうのにまたボロボロになってたから素材が、買取価格が下がるじゃん?


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