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チート問題児の異世界旅行  作者: 早見壮
序章:世界の始まり

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世界の始まり

タイトルと小説内容を大幅に変更しました。


初心者なので至らぬ点があると思いますがよろしくお願いします。


 始まりは真っ白な間だった。


 時間も無く、空間も無い。


 光も無ければ、闇もない。


 ただそこには、ある者の意思があった。

 あるいはその者が、“世界”だったのかもしれない。

 一瞬の時か、もしくは悠久の時が過ぎ真っ白な間に光ができた。

 その光は、意思が現象として現れた結果だった。

 また一瞬、もしくは悠久の時が流れいつしか光は九つに増えていた。

 分裂したわけではない、光が『意思』が増えたのだ。

 九つの光は互いになんとなく相手の言いたいことが理解できた。

 光たち会話のない話をして時といえぬ時がすぎていく。

 次第に九つの光は、あらゆることに挑戦していく。


 九つの光が“視る”と時間が生まれた。


 九つの光が“動く”と空間が生まれた。


 九つの光が“眠る”と闇が生まれた。


 九つの光が“覚める”と光が生まれた。


 九つの光が“求める”と体が生まれた。

 

 始まりの光だった者が体から“力”を放つと神と世界ができた。

 九人は自分たちの力が強すぎることを知り力を封印することに決めた。

 九人は自分たちの力を封印する前に互いに名前を付け合った。


 一つ目の光だった者を 風月楓ふうがかえで

 二つ目の光だった者を 水星桜みずぼしさくら

 三つ目の光だった者を 火山蓮ひやまれん

 四つ目の光だった者を 花空薫はなぞらすみれ

 五つ目の光だった者を 雪波椿ゆきなみつばき

 六つ目の光だった者を 天川葵あまかわあおい

 七つ目の光だった者を 葉闇凪はやみなぎ

 八つ目の光だった者を 音影雫おとかげしずく

 九つ目の光だった者を 春咲茜はるさきあかね


 九人は最後に残った力で生命の種を生み出しその種を蒔いた星で再び目覚めるまで静かに眠りについた。




もう一話載せます。


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