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其の一

少しづつ書いていきます。

発勁それは、静止から放たれる打撃という認識であると思う。

インパクトの瞬間、体は減速して静止へと向かう。この時も静止の枠に入る。

この発勁、色々あると思われるが、捻じる筋肉、腹斜筋と共に腹横筋、腹筋群も用いて、意識とは反対向きに働かせる事で発勁を再現出来る。


要は押し込むわけである。


ここに発勁を一つ修めた武士(もののふ)がいる。


この漢の物語をここに記していく。


長閑な平原。上から観たなら、身の丈程の葦の様な植物が見渡す程に視界を越えて、遠く霞む巨大であろう山まで伸びている。辺りには、古びて朽ちて攻め壊された小規模な砦。黄色い葉の広葉樹も点々と散らばって伸びている。


ここに一匹の手が悴む(かじかむ)程の冷気を纏った狼のしし(獣)が身を低くして獲物を睨んでいる。

体長5m。高さ2m。巨躯。

獲物が下を向き視線を落とす瞬間の間を待っている。

ついに獲物が視線を落としきった瞬間、これまで仕留めてきた動作に迷いもせず入る。

『ガァバッッ!!』

獲物に巨体を活かして覆い被さった瞬間、獣は狩りの成功を確信したが、ズルりとした堪えられない鈍痛と共に力が抜けて自分の身体が地面に落ちて近付いていくのを感じた。


薄れゆく意識の中で、聞いた声は、

「ふむッ」


実にシンプルな言葉だった。

発勁に触れた文章は、個人的な技術だと思って下さい。

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