「異世界」授業ーそれってテストでるの?
「」は主人公と生徒達で、()は坂井先生で、
『』は講師の神様達です。
「皆おはよう」
佐藤「足立くんおはよー」
口々に皆おはようと返してくれる。
(おっ!足立新学期初日は遅刻せずにきたなー。)
「坂井先生おはようございます。」
このクラスの担任の坂井先生が教室に入ってきた。
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
(おう、それじゃあホームルーム始めるから
席につけー)
(じゃ折角だから足立号令頼む。)
「はい、起立、気をつけ、礼」
全員「おはようございます」
「着席」
(はい、足立ありがとう。)
(皆もう知っての通り2学期から学校の方針が少し
変わって、それに伴ってちょっと時間割が
変わったから詳しくは黒板横の掲示板を
見ておいてくれ。)
全員「はーい」
(後今日から一週間短縮授業だからな。)
(それじゃあ早いけど時間割見てもらう為に
もう終わりにするからなー)
全員「ありがとうございました」
続々と立ち上がって時間割に向かう生徒達
「この月〜金の5時間目にある異世界って何?」
立花「小説とかアニメになってるあれか?」
「お、立花なんか知ってるの?」
立花「ああ。最近流行っているジャンルでよく
テレビとかでやってるぞ。」
「へーそうなのかー。」
他の皆「そうなんだー。」
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
「じゃチャイムなったから始業式にいくか」
ーーーーーーーーあれから一週間後ーーーーーーーー
ー昼休みー
「立花おはよう。」
立花「おう足立おはよう、今日は遅いんだな。」
「ちょっと体ダルくてさー」
立花「あんま無理するなよ。」
「おう、ありがとう。しっかし今日から短縮はテストまでなしかー」
佐藤「あれ?足立君来てたんだ。」
「おう、佐藤さんおはよう。今来たばっかりだ。」
佐藤「体重いんでしょ、無理しないでね。」
「おう、ありがとう佐藤さんはいつも優しいな。」
「所でこれから異世界の授業だろ、何するんだ?」
佐藤「他のクラスもこれからだから多分知らないと
思う、私も分からないよ。」
立花「俺も知らないな。あっ、でもさっき副校長に
学年主任の武原先生が呼び止められて、
1学年の先生全員呼んでって言われてたから、
多分異世界の授業関連じゃないか?」
「なるほどな、うーんでもなにすんだろー?」
佐藤「足立君そろそろ昼休み終わっちゃうから、
とりあえずご飯たべたら?」
「やべ、マジか!早く食わないと」
バックの中からコンビニで買った
パン2個と飲み物を出す
「いただきまーす、モグモグ、んー!今日これ初めて 買ったけど美味いな」
微笑ましく見守る2人
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
「やべ、ゴクゴク、よし。食い終わったー」
(はい、全員席に着けー…よし始めるぞーって、
来たのか足立。)
「おはよう先生、異世界の授業が気になってたから
来た」
(そうか。なら丁度良いな。)
ん?何か含みのある言い方だけど、まあいいか。
(それじゃ日直号令ええっと今日は…、中村宜しく。)
中村「はい。姿勢を正して、お願いします。」
全員「お願いします」
(それじゃ異世界の授業を始めていくけど、
初めにこの授業を入れた目的について説明しよう
と思う。)
(まずその説明をして貰う為に特別講師の方を呼んで いるから、失礼のないようになー。)
全員「はーい」
(それじゃあお入り下さい。)
『失礼します。』
ガラガラ
入ってきたのは、とてつもなく綺麗な
20歳位の女性だ。
クラスの生徒皆うっとりしている。
『みなさんこんにちは、私は転移の女神です。』
全員「え…???」
「神様って本当かよ!!」
『ええ。本当ですよ』
口々に皆驚きの反応を見せる。
(皆落ち着け。授業中だからな、静かにしろよ、)
皆授業中という事を思い出し静かになる
(お騒がせしました。続けてください。)
『みなさんが驚くのも無理はありません、坂井先生
ありがとうございます。では続けますね、
私転移の女神が本日の授業を担当させて頂きます。
宜しくお願いしますね。』
全員「宜しくお願いします。」
『では初めに、急に学校方針が変わって驚いた方が
多いと思います。私達がその事に関わっています
ので、その説明からしますね。』
黒板に書き始めながら説明していく女神様
『永島原高校のみなさんが「異世界」の授業を受ける
事になった理由は、学校の長ああ、皆さんのところ で言うと理事長ですね、その理事長が元異世界の
住人(転生者)でしてね、その理事長が夢で私達の
住む神界に来ましてね、ここで勉強している
生徒さん、このクラスで言うと足立さんですね』
「え!、俺すか?」
『はい。その足立さんが体が悪いと理事長から伺い
ましてね、何とかならないか?と相談を
受けましてね、それで異世界に行っていただいて
身体を強くして頂こうと思いましてそちらの
準備の為の時間を設けようと言う事で、
こういう形になりました。
理解していただけましたか?』
全員「えーー!!!」
「俺アニメみたいな世界に行くんすか?」
『はい、そういう事になりますね。』
「俺は分かったんすけど、他の皆は「異世界」の
授業をやってる間どうなるんすか?」
確かにと頷く生徒達
(それは俺が答えよう。足立は授業を受けている間
参加したい奴は、そのまま授業に参加して、
参加したくない奴はそのまま自習の時間に
なるから宜しくな。)
(まあでもそれじゃ他の生徒は皆自習する
だろうからな、理事長と交渉して足立も含めて
皆毎授業参加で食券1枚と自販機の飲み物1本無料に なるからな。)
よっしゃー、やったーと叫び出す生徒達
「なるほどな。でもその異世界?って言うところに
行ったら単位はどうなるんだよ。」
(ああ。その事なんだが足立、お前の場合はもう足り なくなりそうだからなギリギリの単位をやろうって
理事長が言ってたからなこれからいくら休んでも
大丈夫だぞ)
えー!!っと驚く皆
「色々マジか!!まぁラッキーだな!」
立花「良かったなー足立」
「あぁ、良かったわーマジで。」
立花「でも異世界に行ったら足立は学校にいつ帰って来れるんですか」
(それも俺が答えよう。期間は決まってないが、
お前の身体がしっかりとしてこっちで暮らしても
問題ないと判断されてからだ。)
「うん?その判断するのは誰がするんすか?」
『それは私達が判断します。』
「ああ、お願いしまーす。」
(あ!もうこんな時間か!すいません女神様、
そろそろ終わりなので他に伝えおくべき事が
あればお願いします。)
『はい。次の授業からは別の神が来ますので
よろしくお願いしますね。』
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
(チャイムなったから起立からの号令頼むな。)
中村「はい。起立、気をつけ、礼。」
全員「ありがとうございました。」
『はい、ありがとうございました。』
去っていく女神
全員驚きと突拍子もないことで教室がシーンとなる。
「やべえな!!」
立花「あぁ本当に大丈夫かよ?」
「まあ何とかなるだろ。」
佐藤「身体が良くなるなら良かったね。ずっと悩んでたもんね。」
「ああ、本当に良かったわ、皆心配してくれてありがとうな」
皆がおめでとうと伝えてくれる。
「皆ありがとう。俺頑張るよ。」
――――――――――次の日――――――――――
ー昼休みー
皆昼ご飯を食べ終わり戻ってきた。
立花「いやーしっかし昨日の授業驚いたなー」
佐藤「ねー、足立君が遠くに行っちゃうんだもん」
「女神様も綺麗でヤバかったな」
中村「皆シーンとなってたもんね」
昨日のことを思い出し頷きながら浸る皆
「っと、そういえば他のクラスは誰が行くことに
なったんだ?」
立花「ああ、それは」
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
(皆ちゃんとメシ食ったかー授業始めるぞー)
立花「すまん。また後で言うわ。」
「ああ。よろしく。」
皆席に着く
一緒に知らない女性が入って来た。
(日直号令頼む)
「はい。姿勢を正して、礼」
全員「お願いします。」
(よし今日も始めていくが、昨日女神様がおっしゃっ
ていた今日から教えて頂く方が隣にいらっしゃる
こちらは、)
『そこからは私がさせていただきます。
皆様初めまして、私は教育の神です。
どうぞ宜しくお願いします。』
全員「お願いします。」
『では授業を始めていきますね。昨日足立さんが
異世界に行って頂くと言うことは伝えてあるかと
思いますのでその続きから始めますね。』
黒板に書き出す教育の神
『まず「異世界」の事について知らない方が多くいる と思うのでその説明から、まず「異世界」とは
今みなさんが住まわれているのが地球ですね、
その地球とは別の住める人間では説明する事が
できない世界の事を「異世界」と呼びます。』
中村「はい、質問があります。」
『ええっとあなたは、、、中村さんですねはい、
どうぞ。』
中村「はい、その説明だと少し抽象的だと
思いますが、具体例はありますか?」
『確かに。ご指摘の通りですね、失礼しました。』
『では「異世界」とそうでないものを
上げさせていただくと、超常現象が起きている
世界、例えるとすれば魔法とかを日常的に
扱っている人が多くいたり、剣を使って
戦っていたりという感じですね、そして次に
人間とは別の種族例えば、今みなさんが
よく知っているお魚が人の姿となって
住んでいたりしたら普通驚きますよね、
そういったりする非日常的な事は「異世界」と
呼べると思います。でそうでないものは、
過去や未来の事ですね。こちらは、タイムトラベル
やタイムスリップといった表現で別の事に
なります。こんな感じで納得していただけました か?』
中村「はい、少し分かりやすくなりました。
ありがとうございました。」
『いえいえどういたしまして。それでは続きを』
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
『今日はここまでにして続きは明日にしますね。』
(それじゃあ日直号令頼む)
「はい。起立、気を付け、礼。」
全員「ありがとうございました。」
最後までご覧頂きありがとうございました。




