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婚約破棄?その言葉待ってました!(歓喜)  作者: ネコフク


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あの時

 王妃が言っていた「あの時」とは今から8年前、イリスリアやルクレ、ライノールが10歳の時である。


 ライノールは第一王子だが側妃の子供で第二王子のルクレが王妃の息子である。


 王妃オレリアとイリスリアの母親であるシューメイは従姉妹同士で仲が良く、同じ年に子供が産まれたのもあり度々王宮に遊びに来ていた。その時に連れられ来ていたイリスリアはルクレと仲良くなり、本を読んだり庭園を散策するなど、いつも寄り添う姿を周りは微笑ましく見守っていた。


 その頃ライノールは護衛を連れ市井(しせい)に行ったり王宮内を探検したりと、行動が違いすぎてイリスリアは会った事が無かった。

 ただルクレから容姿を羨ましがられ読んでいる本を破かれたり、嫌いな食べ物を皿に寄こされたりすると聞かされ、あまり良い印象は持っていなかった。


 そして10歳になった年にお互いの意思を確認し、ルクレとイリスリアの婚約が内々に決まり、最終確認のお茶会を開いた場でことの発端が起きる。


 庭園で開かれたお茶会にはいつものように王妃だけではなく国王と側妃、第一王子であるライノールも参加し、イリスリア側も両親揃ってのお茶会だった。


「俺、あいつと婚約したい!」


 イリスリアを指差し主張するライノールに側妃が「じゃあイリスリアちゃんはライノールのお嫁さんね」とおねだりし、鼻を伸ばした国王がOKを出し婚約者が代わるという前代未聞の事態になったのだ。


 それが(のち)に国王が王妃に調教されるという「王妃躾事件」のきっかけを作り、その後王妃が毎年王子と王女を産むのだが理由は想像にお任せする。



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