ビーチクランドの夜
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辺りには魔法で生成された青い炎で灯りが照らされている無機質な空間。
その最深部にはとてつもなく凶々しいオーラが漂っていた。
「ベリト・ベレト……貴様達はあそこへ何をしに行ったのか……答えろ」
「はっ……はい!我々は……」
光速で放たれたオーラがベリトの腹に激突し、その勢いで10メートルほどの距離まで吹き飛ばされた。
「ぐはっ……」
「ベレト……貴様はどうだ…」
「わ…私達は…神剣ゴールデンチクビーナブレイドの奪還と……聖剣キャミソードの奪還、そしてキャミソードの力で目を覚ました賢者の後継者の奪還を……」
「そうだ。で、結果はどうだったのだ」
「………何も…」
再び放たれた光速のオーラによりベレトも吹き飛ばされる。
「お前達には失望した……もう私が出るしか無さそうだな」
「お待ちくださいルシファー様、どうか我々に最後のチャンスを……」
再びオーラが放たれ、フェニックスが吹き飛ばされる
「もう良い、貴様らが何度も足掻いた所で何も状況は変わるまい……余興は終わったのだ」
「我々はいつでも準備は出来ております」
「先の戦争に備えておけ……同じ失敗は繰り返すな。……何としても三大秘宝を集めて、この“世界を統治“する。そしてこの私、“宇宙海賊団の主、冥王ルシファー“が世界の王となる」
漆黒に光る魔剣をかかげ集団の士気を挙げた。
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ビーチクランド広場————
「我々フルーツブレイカーズは敗れました……ショボボーン」(メロン)
「メロン副隊長、落ち込まないでください…また5年後、リベンジしましょう」(リンゴ)
「ボクはもう出ないよ」(スイカ)
「スイカさん!?」(モモ)
「負けるまで参加するって決めてたから」(スイカ)
「そんなぁ…」(モモ)
「バナーナ…」(バナナ)
「私が必ず……スイカさんとメロンさんの仇をとります」(キウイ)
「そういうのやめた方が良いよ、疲れるから」(スイカ)
「隊長にご報告しますか……?」(チェリー)
「いや、あの人はたぶん興味ないと思う」(スイカ)
「う〜ん、私は一応報告しておきますわ」(メロン)
「まぁ勝手にして。私は帰ってスイカ食べる……あ、冷やしてなかったんだ…ショック」(スイカ)
「…我々フルーツブレイカーズの目的はただ一つ、“世界に美味しい果物を届ける事“、それを皆んなで叶えていきましょうね、てへっ」(メロン)
「ま、そこはボクも賛成。それを妨げる者が居るならどんな手段を使ってでも倒しに行くよ」(スイカ)
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ビーチクランド裏路地———
リリスとバージン達は夜の街を飲み歩いていた。
「くあ〜〜もうダメダメ〜」
「バージン様飲み過ぎですよ〜もうっ!」
「……ゆら……ゆら……」
「やれやれ……」
「皆さん子供でありんすねぇ」
「よ〜〜〜しっ!次の店!いくら食べても飲んでもタダ〜、魔王リリスよ、我バージンと共にいざ美の世界へ〜!」
……ビーチクランドの夜はこれからだった。




