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特殊な衣装

さっそくメイドのテレポートで西の都ビーチクランドに到着した——


「で、なんでお前達もいるんだ?」


「私達は……ずっとこの街に行くのが夢だったのよ…!」とキッスが語る

「壮大に広がる美しい海……金色に輝く美しい建物……あぁまさに……“美“そのもの…」うっとり話すバージン

「……キレイ……キレイ…」嬉しそうに話すペテング

「なんと……」目を輝かせるセクス


「まぁ良いか、なんか嬉しそうだし。メイドさんはなんて呼んだら良い?」


「私はアリスと申します」


「アリスね…OK。それじゃあみんなでビーチク伯爵に会いに行こうか」



高級ビーチク宮殿——


「これはこれは……なんと美しい姫君達、我ビーチクランドへよくおいでなさった。私がビーチクランドの支配人ビーチク伯爵でございます」


「どうも、強と申します。こちらは愛で、あとは…えーっと、右からアリス、バージン、キッス、ペテング、セクスです」


「ご紹介に預かりました、私、バージンと申します。この…美しさの極み、ビーチクランドにご招待頂けたこと、大変嬉しく思っておりますわ」とバージンが前に出て語り出す

他のみんなも笑顔で会釈をした。


「良い良い、世界の危機を救った其方らの活躍、しっかりと聞き届いていました。ただ…バージンとは、あの魔女バージンと同一人物ですか…?」


「いえ、違います」愛がすかさずフォローを入れた。


「ほほう、それは良かった。まさかとは思いまして…。それより、其方達がこのタイミングでこの地へ訪れたのはまさに奇跡!」


「そんなに…?」


「実はビーチクランド名物“チクビーナサマー祭“が5年に1度開催されるのですが、それがまさに今日!開催するのです。ぜひ皆様にも参加して頂きたい!」


「お祭り…!良いですね!美味しいものとか食べたりする感じですよね…?」


「もちろん!ただ、参加するのはそちらの美女6名!このチクビーナサマー祭は“真の美女を決めるコンテスト“なのです!」


(す…素敵すぎる…)


「ふふふ………はーっはっはっはっはっ!これは偶然ではなく必然!私バージンこそ、そのコンテストの真の美女として必ず優勝させて頂きますわ!!」


「……優勝……優勝……」ニコニコしながら話すペテング

「真の美女……私もっ!」少し緊張気味のキッス

「これは…運命!」照れながらセクスも便乗する

「私は…ちょっと…」控えめなアリス


「粉砕します」……いやいや、なんか勘違いしてる人がいる


「ふむふむ……どうやらその気になって頂けたようで嬉しいですよ、それでは使いの者に案内させましょう、どうか優雅なひと時を…」


ビーチク伯爵の計らいで、使いの『メアリー』と名乗るメイドが街の様々な観光スポットを案内してくれた。


案内された場所はどこも金色に輝く綺麗な建物が広がっていて、目がチカチカするような空間だった。


外は強い紫外線にさらされていたが、街全体を覆う冷却魔法の効果により、外を歩いているとは思えないほど常にエアコンが効いてるような快適な観光だった。


最後に訪れた店はコンテストで使用する“特殊な衣装“の販売店だった。

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