表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/41

大丈夫ではない

嵐の前の静けさ——


そしてその時が訪れた。


ザッザッザッザッザッ


荒野に広がる10万の群勢がゴンドーム共和国の前に立ちはだかる。

ゾンビ達はそれぞれラフな格好をしていて、戦いをするような雰囲気ではなかった。


群勢を後方で指揮する三名の隊長格。


 欲望軍A部隊隊長『キッス』


 欲望軍B部隊隊長『ペテング』


 欲望軍C部隊隊長『セクス』



目を細めこちらを誘惑するような表情でキッスが語る

「ふふふ。彼ら……たった4名で戦うつもりかしら…?」


それを聞いたペテングが不気味な雰囲気で語り始めた

「………殺す……殺す……」


「我々の目的はただ一つ“聖剣キャミソードに選ばれた男の奪還“……それだけのことよ」落ち着いた雰囲気でセクスが語った。


「あの後方にいるのが隊長格3名で間違いなさそうだな。オーラの量で分かる……かなりの力だな」と勇者が言う


「そうでありんすね…面白くなりそうでありんす!」


すると愛が地面を蹴り上げ、上空500メートルほどの高さまで飛び上がった。

蹴り上げた地面は月のクレーターのような破壊痕ができていた。


そして目を閉じて両手を上に上げ、何やら魔法を唱えている。

その両手からは禍々しい紫色のオーラが集中し、誰もが息を呑むような力を放っていた。

集中させたオーラは、群勢に放たれる。



滅びの魔法【Grandグランド Finaleフィナーレ



「まずい!逃げろ!!」勇者が叫ぶ。


放たれたオーラは群勢の中央で強烈な光を放ち、超巨大爆発を起こした…!

体を引き裂くような爆風が周辺に衝撃を与える。


しばらくすると爆煙が去り始め、視界が回復すると、目の前にいた10万群勢は……木っ端微塵になっていた。

そして大地は抉れ、空気は焼け焦げ、地平線までもが揺らめいていた。


両手を地面に突き腰を抜かしたキッスが、口を震わせながら口を開いた。

「……なっ……!化け物がっ…!!!」


不気味な雰囲気のペテングが笑顔で答える。

「……殺した……殺した……」


「ありえない事態だわ…」セクスが肩を落とした。


上空に飛び上がった愛が着陸し、姿を見せると少し気まずそうな雰囲気で話し始める。

「すみません、打つ前に伝えるべきでした。大丈夫でしたか?」


(大丈夫ではない…)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ