脳筋で壊滅
リリスの情報によると、
魔女バージンの目的はどうやらオッパイノ王国で間違いないようだ。
10万の群勢を使い通過する街々を壊滅しながら進軍する策略という。
オッパイノ王国は古より続く巨大都市で、“世界の中心“とも言われており、富や名声の全てがこの街に集結しているため、バージンの目的も恐らく王国の財宝ではないかとリリスは語っていた。
「オッパイノ王国に進軍する通過地点に、ゴンドーム共和国がある。
そこは我々オッパイノ王国とは物質や食料の流通があるため、何としてもゴンドーム共和国を守ってほしいのだ!」
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王様の指示により、メイド達のテレポートで俺、愛、勇者、リリスと王兵約1000人をゴンドーム共和国へワープする事となった。
王兵1000名は国民の避難や防衛、残った俺たちだけでバージン率いる10万の群勢との戦いとなる。
………数は圧倒的に負けているが、愛・勇者・リリスは同じ生き物とは思えないほど化け物連中だから、不思議と不安はなかった…。
決戦はバージン率いる10万の群勢がゴンドーム共和国に到着する1時間後まで迫っていた。
俺達はゴンドーム共和国の連中と交流をとり、国民の避難と兵士達による防衛の指示を行い、外で作戦を立てる事にした。
「そういえば、その群勢ってゾンビって言ってたけど、普通に戦えるの…かな?」
「大丈夫でありんすよ。“下半身を強打“すれば欲望が静止して正気を取り戻すでありんす」
(仕組みがリアル過ぎる……)
「だが、全員生かすやり方では到底国を守る事は不可能になるだろうな」深刻な表情で勇者が語った。
「それは大丈夫です。女神様の力で全員まとめて復活させれば良いのです」
(いやいや………もう全部女神様に解決してもらえるんじゃ……)
「なるほど……それなら一気に殲滅できるな」
「それでは何度でもゾンビ達は再生を繰り返すだけでありんすよ?……欲望が静止すれば再生ができなくなるでありんすが……こちらの消費が限界になるのが先になるでありんす」
「私はMPが無限なので、問題ありませんが、皆さんは限界値があるんですか?」と愛が冷静に語る。
(……チートが居ました。ここに)
「俺も無限だ」
「私も無限でありんす」
(…さっき何の心配してたの?)
「狙うわバージン。ここを落とせば他を殲滅する必要もなくなるはずだ」
「バージン……この魔女はズル賢く臆病な魔女。早々に姿を現す事は無いでありんすよ」
「なるほどな…それなら、群勢を殲滅しつつ、バージンが現れ次第一気にバージンを攻めるしかなさそうだな」
「俺は……とりあえずゾンビを2〜3体倒す事に専念するから、あとは任せるわ…」
「あなたは私が守ります。極力前に出ないようにしていてください」と愛が言ってくれた
作戦は決まった。
作戦名『脳筋で壊滅』




